King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

もういいやといいつつやはり行ってしまいました。

2005年05月19日 00時41分33秒 | スキー
水曜日、渋峠から横手山行ってきました。
当初はかぐらより近くて滑り出しが早くなりそうな天神平を
考えていましたが、火曜日にもんきちさんが一緒に行こうということに
なり、渋峠に決定。ただ、火曜日はとてもいい天気で私はスキー場も
いい天気だと信じていましたが、もんきちさんによると雨になるとの
ことで、それも午後になればなるほど悪くなるとのことで、早めに
上がって草津の源泉めぐりをしようということでした。
我が家を出る時に曇り空でなんとなく悪くなる雰囲気の空でした。
今までの春スキーモードのウインドブレーカのほか雨に濡れても
着替えられるように何枚か余計に服を持ち万が一の冬用のタートルの
インナーも入れました。

まさか、それを使うようなことはないと思ったら3時間後の渋峠山頂につ
いたら風があり寒いのです。ニットのワッチ帽までかぶりそれでも寒いので
冬用タートルを来て冬の手袋もしました。そして渋峠のリフト券を
3000円で買うとなんともしょぼい日釣り券のような一日券でした。半日で
2000円でした。最初の一本を滑った時点でこれは半日でいいかなと思い
ました。ふたつ有るコースを滑るともうここで繰り返し滑ってもしょうがないと
言う気分になり、車で横手山まで移動しました。そして、ここから山頂に上った
ら例の横手山ヒュッテでお茶にしました。コーヒー400円。観光客もやってきて
どうもスキーというより観光気分で気分が乗ってきません。この時にもんきちさんは
パンを注文して焼き上がりにあわせてとりに来るということにしました。これが
後に災いを呼びます。着いた時から風が強く、それが体感温度を低くしていました。

そして、何本か滑っていると山頂に行くリフトが風で止まってしまいヒュッテまで
いけません。まあ厳密に言うと、車で更に渋峠に行きそこのリフトの最終から
50メートル登ると行けるので、まったく手段がなくなったわけではありません。
しかし、我々のように車で横手まで来た人はいいですが、渋峠から歩いて横手山に
来た人は車のところまで帰れません。実際に何人かの人がいつ動くのかと言う質問を
していました。結局は11時30分頃に動き出し、我々もそれですぐ上に行きそのまま
お昼にしました。ボルシチとかきのこのパイ包スープとか名物がありますが、
ボルシチセット1300円といいコーヒー400円といいあのかぐらに較べても高い
感じです。でも、味はかぐらよりまし。まあ何年に一度来るだけならいいという感じです。

ひとりで来るとコーヒーブレイクやお昼がなんとも侘しいのですが、今日のように
連れがいると周りがガラガラの日でも全然平気です。多少の高い食事も滑らない
雪も汚れたゲレンデも苦になりません。それに、全然やる気無しのスタンスで滑って
いるとフォームチェックもしてもらえます。それからいくらかやる気モードをいれて
コブも色々ラインを替えたりして試してみました。ただ、斜度がなく別に直線で
降りてもこの斜度であればすっ飛んでしまうようなコブでないので、どの程度練習に
なったか疑問です。このほんのわずかに残ったコブ斜面を繰り返し滑るおじいさんが
いました。近くで見ると確かにおじいさんですが、この人はリフトを使わず歩いて
登って滑っての繰り返しでコブにずっといました。たった3000円のお金が惜しいのか
健康のために歩いて登っていたのかは不明です。ここのゲレンデは、コースの脇に
道路があるから仲間でピストン輸送をすればリフト代は要りません。ただ、それより
2000円で半日滑れるんだからどっちがとくかという話にもなります。

ボルシチの朝の朝食セットのような食事の後、繰り返し同じ斜面を滑っているうち雨が
降り出し、結局2時には上がり草津の温泉に向かいました。共同湯に3箇所入りましたが、
意外と近いところにあるので歩いて結構周れることにびっくりです。ただ、それに果たして
どれだけの意味があるのか、観光客気分で店を冷やかしたり、温泉饅頭や温泉たまごを
食べながら温泉めぐりができるのは日本ならではですが、温泉はひとつにゆっくり入れば
いいような気がしました。湯畑の近くの喫茶店に入りカプチーノ550円で休憩しました。
普段仕事では、スタバやドトールで休んでいるのでカプチーノ550円で喫茶店で休憩が
とても贅沢な時間に感じます。まるで観光客のようです。さっきまでゲレンデでスキーをして
いたのがうそのようです。それもそのはずで共同湯から共同湯まで暑いのでTシャツ一枚
で手ぬぐいを傘代りにしてお店もそんな格好のまま買い物して好物のソフトクリームを
歩きながら食い、鏡に映る姿は少年のようとは行かず中年の猫背のおっさんがいるので
した。

それでも小雨の降る草津を後にすると嬬恋から軽井沢の入口で虹など見え楽しい休日に
なったのでした。
コメント
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