2006 4/11
ARENA: Arco Arena, Sacramento, CA
ATTENDANCE: 17,317 DURATION: 2:12
FINAL 1 2 3 4 T
Suns 23 28 33 39 123
Kings 30 38 16 26 110
最初は、なんとつまらないゲームかと思ってここのところの
ただ走って外からシュートを打ちまくるゲームが多い中、
これもそんなファイナル前の調整のような試合かと思って
いました。
前半チームの柱のナッシュがろくに出ないで、ファウルを
次々に犯して、前半だけで4回と手を抜いているのか
何を考えているのかという感じでした。そして、マリオンも
ろくに攻めないし、センターが今はいないのにどうやって
ゲームをやる気なのかと鼻じらんで見ていたのです。
やはりこの間のヒートのように、圧倒的なセンターの力は
チームに必要不可欠だと思います。
サンズなどそのセンターがいないばかりか、リバウンドを取れる
ディフェンス要員もいないのです。そしてベルが先発のように
点を取れるガードは多くいます。皆外からの3ポイントが得意
です。
ただ走ってきて、外からぽんと入れる試合に何の面白みも
すごさも感じません。肝心のナッシュが早々にファウルトラブルに
なり、点も17点差となってしまいいくらゲームを崩さないように
後半力を抜いて形を作るとしてもこの点差では、ベンチに
それほどの選手がいるわけでないサンズに何が望めるでしょうか。
とまあそんな感じで見ていたのです。もともとこういう展開になるより
じつはロンアーチストが加わって、前半リードした試合は、必ず
勝てるというデータを出したテレビにちょっと気になるものを感じた
ものの、アーチストの力は年々上がっていることやあの事件で
箔をつけて更に体に厚みを増し、その力も認めながらも実は
マイクビビイだけのチームで何の面白みもないそんなかつての
ハートでプレイするチームワークのチームがいつの間にやら主力を
皆出してしまい、今やプレーオフに出れるかどうかのチームに成り
下がったので、サンズに軽くひねられると思っていたのでした。
それがどうでしょう。まさかのナッシュの連続ファウルでロンアーチストの
予想通りの活躍と、ビビイも点を取り捲り、サンズの良いところなく
キングスの勝ちパターンのように見えました。会場も大いに盛り上がり
サンズの良さや持前のスピードも一切見られません。とところが、
後半に入り相変わらず、ナッシュはいつものように横になりベンチに
へたっている中、どうでしょう。17点差も一時は20点差になろうかという
頃、あっという間に一気に同点に追いついたのです。
これは何が起きたのか。どうしても信じられないような出来事です。
それはあまりに突然に一気に追いついたのです。身長もなく、巧みな
ドリブルワークがあるわけでもなく、瞬発力や跳躍力があるわけでも
ないのに、点が続けた入ったのは、特殊なディフェンスとカウンターの
速攻です。それが並みの速さではないのです。シュートが入ってその
次の瞬間には相手ゴール下にリングをくぐったボールが落ちていると
いう感じの速さです。ディフェンスもファウルで止めるのでなく、シュートを
打たせるディフェンスをして、落ちても入ってもとにかく次にはシュートに
切り替わる速さが異常に速いのです。プレスアンドガンのようなもう
彼らにしかできないバスケットです。
丸でこれをみせるために、前半のキングスの力を如何なくみせる余裕の
試合運びをしたのではないかと思います。第4クォーターでは、逆に10点差
をつけて、いつでも点の取れるオフェンス力も見せ付けました。ないと
思ったマリオンのダンクも2本見せ、前半はやる必要がなかったのだという
感じです。ホームでこのやられようにキングスのショックは大きいでしょう。
このチームにプレイオフもあたるとなると徹底的なナッシュ対策を施さないと
この試合の二の舞です。
ナッシュのMVPもなるほど伊達ではないですね。
ARENA: Arco Arena, Sacramento, CA
ATTENDANCE: 17,317 DURATION: 2:12
FINAL 1 2 3 4 T
Suns 23 28 33 39 123
Kings 30 38 16 26 110
最初は、なんとつまらないゲームかと思ってここのところの
ただ走って外からシュートを打ちまくるゲームが多い中、
これもそんなファイナル前の調整のような試合かと思って
いました。
前半チームの柱のナッシュがろくに出ないで、ファウルを
次々に犯して、前半だけで4回と手を抜いているのか
何を考えているのかという感じでした。そして、マリオンも
ろくに攻めないし、センターが今はいないのにどうやって
ゲームをやる気なのかと鼻じらんで見ていたのです。
やはりこの間のヒートのように、圧倒的なセンターの力は
チームに必要不可欠だと思います。
サンズなどそのセンターがいないばかりか、リバウンドを取れる
ディフェンス要員もいないのです。そしてベルが先発のように
点を取れるガードは多くいます。皆外からの3ポイントが得意
です。
ただ走ってきて、外からぽんと入れる試合に何の面白みも
すごさも感じません。肝心のナッシュが早々にファウルトラブルに
なり、点も17点差となってしまいいくらゲームを崩さないように
後半力を抜いて形を作るとしてもこの点差では、ベンチに
それほどの選手がいるわけでないサンズに何が望めるでしょうか。
とまあそんな感じで見ていたのです。もともとこういう展開になるより
じつはロンアーチストが加わって、前半リードした試合は、必ず
勝てるというデータを出したテレビにちょっと気になるものを感じた
ものの、アーチストの力は年々上がっていることやあの事件で
箔をつけて更に体に厚みを増し、その力も認めながらも実は
マイクビビイだけのチームで何の面白みもないそんなかつての
ハートでプレイするチームワークのチームがいつの間にやら主力を
皆出してしまい、今やプレーオフに出れるかどうかのチームに成り
下がったので、サンズに軽くひねられると思っていたのでした。
それがどうでしょう。まさかのナッシュの連続ファウルでロンアーチストの
予想通りの活躍と、ビビイも点を取り捲り、サンズの良いところなく
キングスの勝ちパターンのように見えました。会場も大いに盛り上がり
サンズの良さや持前のスピードも一切見られません。とところが、
後半に入り相変わらず、ナッシュはいつものように横になりベンチに
へたっている中、どうでしょう。17点差も一時は20点差になろうかという
頃、あっという間に一気に同点に追いついたのです。
これは何が起きたのか。どうしても信じられないような出来事です。
それはあまりに突然に一気に追いついたのです。身長もなく、巧みな
ドリブルワークがあるわけでもなく、瞬発力や跳躍力があるわけでも
ないのに、点が続けた入ったのは、特殊なディフェンスとカウンターの
速攻です。それが並みの速さではないのです。シュートが入ってその
次の瞬間には相手ゴール下にリングをくぐったボールが落ちていると
いう感じの速さです。ディフェンスもファウルで止めるのでなく、シュートを
打たせるディフェンスをして、落ちても入ってもとにかく次にはシュートに
切り替わる速さが異常に速いのです。プレスアンドガンのようなもう
彼らにしかできないバスケットです。
丸でこれをみせるために、前半のキングスの力を如何なくみせる余裕の
試合運びをしたのではないかと思います。第4クォーターでは、逆に10点差
をつけて、いつでも点の取れるオフェンス力も見せ付けました。ないと
思ったマリオンのダンクも2本見せ、前半はやる必要がなかったのだという
感じです。ホームでこのやられようにキングスのショックは大きいでしょう。
このチームにプレイオフもあたるとなると徹底的なナッシュ対策を施さないと
この試合の二の舞です。
ナッシュのMVPもなるほど伊達ではないですね。