King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

プレーオフ開始

2006年04月29日 12時58分27秒 | バスケ
プレーオフ前に、最後の試合をクリッパーズ対
マブスの最終戦をテレビ放映しました。エースの
ノウィツキーとグラントは背広姿でベンチという
おおよそファンを馬鹿にしたスタイルです。
キャリアや実績でも上のクリッパーズのキャセールは
ベンチスタートですが、一応出れる格好でした。
本当に若手だけしか出ないのかというとスタックハウス
は結構出てきてハッスルしていたし、懐かしいビンベイカー
も出ています。

スタックハウスなんかエース級の選手がいまや控え選手
扱いでそれでもそれに腐らず最終戦もやっている姿は
少なからず胸を熱くします。でも、試合は全体的に手抜き
は明らかで見ていても筋書き通りにやっているようで
一応接戦で見所がありますが、まあ作られたゲームで
面白みにかけます。ビンベイカーは、やせて結構走れる
ようになっているのにかつてのプレーはやはりむりなのか
見ていても他の若手より目立つものはありません。スタック
ハウスの個人技くらいしか見るものがありませんでした。
それもどうせ抑えてやるようにいわれているのでしょう。
ディフェンスもそんなにきつくありません。

そんな試合から、本番のプレーオフをみるとそれはそれで
今までのプレーと違うハッスル振りです。


2006/4/25
ARENA: Quicken Loans Arena, Cleveland, OH
ATTENDANCE: 20,562 DURATION: 2:50
FINAL    1    2   3   4   T
Wizards   21   16   24   28   89
Cavaliers  23   15  25  21   84
これは二戦目で一戦はキャバリアーズが完勝という試合でした。
この二戦目も出だしでウィザーズを圧倒して14点差をつけて
楽勝かと思わせました。しかし、ウィザーズのファウルでも
止めるという姿勢が完全に流れを変えました。バレジャオが
出だして、急に流れが変わります。ウィザーズは、アリーナスが
繰り出すオフェンスと彼のシュート力が基本的なプレーながら
確実に決まりだし、ディフェンスもきつくなりキャバリアースの
個人技をとめます。

スーパースターといわれつつ、真のスーパースターになるには
このファイナルで勝利することといわれていますが、この試合で
負けたことにより、ウィザーズ有利がささやかれます。個人技の
主流のキャバリアースは結局アウェイでより不利な立場になるで
しょう。アリーナスのような堅実でねちっこいタイプは、派手な
撃ち合いでも、確率で制するようなそんなわずかな差でも確実に
勝利する頭脳を持っています。一方のレブロンジェームスは、ハート
でプレーするところがあり、チームを完全に掌握しているようで
いてそうではない危うさがあります。

キーポイントは、もう一枚の看板であるラリーヒューズのがんばり
ではないでしょうか。イルゴースカスががんばっている感じがいまいち
というのも気になります。ウィザーズはそんなに高さがないだけに
イルゴースカスのインサイドがもっとあってもいいと思われます。
キャバリアースは、最初の勢いが持続しなかっのが結局あんなもんか
と見られてしまった原因ではないでしょうか。そこをいやいやそんな
もんじゃないと見せるのがエースの力です。それがあるかないかが
真のエースでしょう。マブスのノウィツキーやコービー、アイバーソン
にはそれがあるということでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする