King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

コブを行ってみるか

2006年04月23日 10時13分10秒 | スキー
今シーズン色々なスキースクールに入ったおかげで
コブも色々教わりました。
ただ、それがどこのスクールも一貫していなくて、
こうやれば滑れるというものはありませんでした。
しかし、私にはそれらをトータルして色々と試行錯誤
を繰り返して、結局小回りを普通にすればいいという
結論を導きました。

細かいことは省きますが、そして19日のかぐらでいつもの
メインゲレンデやテクニカルのコブを滑っていると昨年とは
まったく違った滑りになりました。
ひとつこの日に気がついた事がありますので特に書くと、
私はコブはどう減速するかがひとつの謎でした。
段々速度が出て行ってしまい、そしてついにはコブから
飛び出してしまう所謂破綻してしまうという状態になるの
です。

苗場のコブで滑れたり飛び出したりという事があり、それは
なぜかということを考えたら、今まではコブの一番深いところで
如何にエッジングするかということをいつも考えていましたが、
その前からしっかりエッジングをしていればそのコブの底だけ
ブレーキングするのでなく、しっかり一つ一つのターンでエッジング
すれば飛び出さないというのが解りました。

つまりは、整地と同じようにエッジングをすればいいのです。
そして、19の日にはブレーキングは特にしなくても良いというのが
解りました。つまり、スキーの上にしっかり腰をいつも乗せていれば
特別にブレーキング動作を入れなくても板は加速しないのです。
それがコブに恐怖心があると上体がつぶれたり、腰が引けたり
して、余計板が走って行ってしまいます。これがいままでコブが
滑れなかった原因です。上体と腰を遅らせない。そして、板はべったり
と踏んでいれば、それでブレーキになるのです。なんでこんな
簡単な事が解らなかったのか不思議です。

ただべったり踏んでいなさいなんてスクールでは教えません。
まあ腰を前にとか、重心の錘を前に出すとかそういういい方は
しますが、斜面に対して板をしたから押すとスピードが止まる
ので、いつもその位置にいてくださいとは言いませんよね。
斜面に対して垂直に立てということは言いますが、コブでも
斜面に対して垂直に立てとはいいません。しかし、この常に
というのが難しいのです。結構切り替えの時には板を空中に
浮かせてしまったり、強めた圧を割合早く開放してしまい
板の戻りがいいとか悪いとか帰ってくる力が良いとか言って
いましたが、それらは全て間違いです。板は常に雪面にべったり
つけてベンディングで低く滑れば、雪煙も上がらず、スピードも
抑えられ余分な力も一切いらないのです。今まで飛んだり
はねたりしてその時にひねったり、戻したりしてとにかく忙しく
動いていましたが、何だこんなことだったのかという感じです。

これなら、モーグルすべりのような直線的直滑降もできるぞと
思いました。斜度のないモーグルコブならそれもどうにかできます。
ただ、たてコブの深いものだとやはりすばやい短いエッジングが
連続で続き、体はコブと斜面に対応してオートマチックに動く
のですが、脳が邪魔をします。今までそんな動きをしていないと
文句を言うのです。つまり、パニックになってしまうのです。
体は行こうとしているのに、頭が嫌がるのです。これは、脳の
トレーニングと体とのマッチングをする必要があります。
今度の休みもかぐらに行こう。
コメント
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