King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

旅立ちの丘

2006年04月28日 00時17分25秒 | ジョギング
しばらくこの公園は走っていませんでした。
スキーに行ってたっぷり滑った後に温泉のサウナに入っても
ジムで自転車を漕いでもこのジョギングで10K以上走る快感と
同じ状態は得られません。時間にして一時間。
ただ走るというのはどんな感覚か。

このひと月ほど間が開いている間に、この公園のサイクリングロード
2往復がたやすい運動であるという感覚が失われ、かなりしんどい
時間であることが認識されました。走る苦しさというより時間の
問題で考えることがなければそれはそれでよいのです。走ること
を前は考えていたのかもしれません。呼吸法とかフォームとかそれ
らがどうしたらよい走りになるのか常に考えて走っていて、それを
よくするにはどうしたらいいのか、別に考えることがなくなったときに
何か集中して考えることがあると時間はたっぷりあっても苦に
ならないのです。それと、ランナーとかウォーキングをしている
他の人が抜いたり抜かれたりするのも走りに集中するきっかけに
なるのです。

今回、まったくそういうこともなく前日のスキーの筋肉疲労が
体を重くして、くわえて首もすわりが悪く、苦しいと首をかしげる
癖がよりいっそう首の筋肉を苦しくします。そんな体の不調も
ランニングコースの脇の花壇には、ポピーやら水仙やらが咲いて
香りもして、楽しませます。冬は蝋梅が咲き、そしてこれからは
ラベンダーが咲きます。そんな公園のいつもの駐車場の上にできた写真の
建造物。鉄とコンクリートでできたこの建造物の名が旅立ちの丘です。
今1番卒業式で歌われる歌が旅立ちの日にという秩父の中学の先生が
つくったものです。それを記念してだか、とにかく予算があったので
できてしまったというような代物です。実はこんなものが私の住む
町にはいくつもあります。

地方の財政はどこも借金だらけです。しかし、どの自治体にも
温泉付のジムとか年寄りの福利厚生施設とか何々記念館とか
作るだけ作って維持費もかかるその借金の元になるものがある
ものです。なぜこんなものができてしまうのか。今でも要らない
空港が要らない道路が要らない埋め立てやダムができているのです。
それは時に自然を破壊して、癒える事のない傷を残します。
本当に日本の行政や政治は何をしているのか。

先日の竹島をめぐる政府の動きもまったく意味がわかりません。
なぜ自分の領海を測量しに行くのに韓国がワーワーわめくのでしょうか。
国際会議に韓国名を出さない代わりに測量を中止という決着も
痛みわけのようでいて、まるで弱腰の腑抜けに見えるのは私だけ
でしょうか。横浜の中田市長の再選されたというニュースを聞き
ましたが、その一期目の退職金が支給されるという記事を読みました。
やはり役人や政治家は一度やったらやめられない職業のようです。
コメント (1)
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