King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

検定日和の菅平スキー場

2008年03月09日 23時56分29秒 | スキー
昨日のスクールも今日の検定の事前講習を兼ねる
ものでした。私は調査もあり、検定を受けるわけには
いきません。とはいえ、実際の話昨日のスクールで
やる気をなくし、まともな滑りができなかったので
当然今日受けても受からないと思えたからで、菅平
へ行くことにしました。

菅平へは15分くらいかかるという宿の主人の話でした。
同じ地域にあり、峰の原には提携の割引があるのに
菅平には何もありません。家からクーポン券を持って
くればよかったなあと思いつつ、宿の人にネットで
クーポン券を出してもらいました。スキー場には山
スキーを経験した私には、もうなれたものです。

一面雪で埋め尽くされてしまった土地にスキーがあれば
塀やら鉄条網など無視の不法侵入を繰り返してもそんな意識も
登らないし、元々塀も有刺鉄線も雪の下で見えないのですから
人もいないのでとがめられもしません。ラグビーの
グランドらしき所に出ます。目の前にはリフトもコース
らしきものもみえましたが、シュプールが2本あり、
それを追っかけて林に入って行きました。もうこれも
なれたものです。しかし、そんな楽しいコースでも
なく、どうにかコースに出ました。20分かかりました。

後でリフトに乗ってみるとあのラグビー場からそのまま
真直ぐくればよかったのです。あのラグビー場辺りが
高地トレのコースになっているというのも調べてわかりました。
夏には私も高地トレに来ようかと思いました。
菅平はあまり長いコースはなく、皆リフト一本でピークに
達してしまいます。北海道や八甲田のダイナミックな
ゲレンデを経験してしまうとやはり物足りなくリフト巡りに
出かけることになります。

天気がよく、正面に見える大松のゲレンデは一番コースが長く
コブもはっきりと見えます。奥ダボスから徐々にリフトを乗り
周り、太郎に来たら団体とスキー学校のグループが沢山いて
久しぶりにリフト待ちに遭遇します。みるとここでも検定の
事前講習中らしくそれらしい人の滑りが見られます。
私は混雑を避けてリフト巡りを続けます。一通り滑ったので
大松に行くにはどうしたらいいかリフト係に聞くとシャトル
バスが出ているということで時間まで調べてくれました。

その時間にバス停に行くと、一回200円と出ています。
まさか、有料とは。さらに驚いたのは、せっかく行くのだからと
大松でなく隣のつばくろに行き、そこから大松には滑って
行くことにしたのですが、つばくろのバス停からは結構坂道を
歩きます。バス停でボーダーのカップルに声をかけられました。
つばくろにはどう行くんですか。歩くんでしょうね。
200円も払っているのに。

つばくろは試乗会とポール規制でわりと混んでいましたが、
各一通り滑って大松へ。ここはリフトも高速でコブもふたつ
コースがあり、なかなか楽しめました。日本ダボスと言われた
菅平は今まで滑ったスキー場とは違い、ハングル表示もなく
英語の会話もなし、昔と変わらない風景でした。
コブを繰り返して滑っていたら親指の頭が裂けそうになったので
少し休憩しました。他のスキー場と違い家族連れが多い感じで
時代に取り残されたスキー場のようでした。

山に登っていく人も多く見かけました。スキーやボードを背負い
2時間くらい登るといっていました。今年はヘリが運行していない
そうで、逆に菅平の可能性を感じました。クロスカントリーの
コースもあるとのことでしたがやっている人はなしで、最近の
流行である日帰り温泉施設が菅平高原にはありません。宿には
天然温泉の宿と言う温泉を売りにしていることから、現状で
自分のところの経営はうまくいっているので、あえてトレンドを
取り入れようとか、町として発展をと望んでいない感じを受け
ます。

売り物件の看板もなく、つぶれた廃墟のホテルもないところから
現状で満足と言う人たちで現在は一杯なのでしょう。しかし、
菅平には可能性があると思いました。ペンションには、数年前から
はじめたところもあり、つぶれてしまうところが多いのに逆に
現状を維持しているだけで大変な成績に感じます。
コメント
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