King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

予報どおり雪

2008年03月26日 23時58分42秒 | スキー
久しぶりの平日かぐらスキー場に行きました。
計画した先週の時点でこの日だけ曇りで後は雨
だったのです。ところが今週なったら曇りのち
雨になっていました。webの現地予報では雪に
なっていたので、計画通りでかけましたが、
今まで現地の予報が雪でも雨のことがあり、
信用はしていません。

実際現地で苗場辺りから雨で、みつまたの
リフトに乗っているときも雨が体にあたりテンション
は下がる一方です。このまま帰ろうかとふと思います。
温泉でも入りに行こうかなと。
そんなことを思いつつもかぐらゴンドラに乗ると
寒くなり、今までの春スキー気分から一気にスキー
シーズンへ逆戻りしたようです。

かぐらは雪になり、視界は数メートルしかなく、
薄着できたら寒い感じすらします。
幸い風はなく、時より雪は強く降りましたが、滑れ
ないことはないと滑りました。

ただ、この日は春休みなのにお客の少なさは過去
最高で、今シーズン平日なのになんでこんなにお客が
いるのと思うことはあっても何でこんなに少ないの
というのは初めてです。ロープウェイ乗り場のすぐそばに
駐車できました。この日目立ったのは、宿から送迎された
1人できている女性のお客さんです。

後は子供連れ夫婦ですが、団塊スキーヤーは逆に丸で
見かけなくて、彼らはすでに花見に出かけたのでしょう。
ロープウェイでは、数十人の人が一緒だったのに、かぐら
まで来るとその人たちはどこへ行ったのか、斜面には1人
ということがよくありました。特にテクニカルとかジャイアント
では、人も居らず霧の中ひたすら滑るという感じです。

ジャイアントのコブはなくなっていましたが、メインの端に
いつも作られるところとテクニカルはかなり深い溝ができて
います。その溝もコブと言うよりハーフパイプのように削られて
ちょっと何本も繰り返し挑戦する気になりません。
大体午前中は雪は堅く、カリカリでその上に新雪が積もると
いうコンディションで、人もいないのでコブの凹凸がなかなか
あらわにならなくてコブを攻める意欲もわきませんでした。

ただ雪が堅かったから深いコブも安心して踏んだりけったり
できました。これが緩みだすとずぶずぶとはまってしまい
踏み込んだり板を先落としできません。つまり春先はコブの
練習に最適などと雑誌なども特集を組んでますが、今はいい
コブはないのです。それにどこもラインコブみたいな溝が
できているケースが目立ち昔のような自然な丸コブは見かけ
られなくなりました。

検定のときには、点数を落とした不整地小回りですが、こんな
深いえぐれを練習していた為にどうしてもコブの溝に落ちて
行くときに上半身で迎えに行くような癖がついていて、今回は
そういった修正点をいくつか持っていました。コブの中に限った
事ではありませんが、上体をかぶせたり前に傾斜させたりして
滑るのは、スキー操作ができないので、検定などでは減点要素
になります。それにバンク滑りの影響で、私もコブの中で頭を
支点に振り子のように板を振っていたのも減点要素です。

検定の時には、検定員や前走は決してバンク滑りをせず、逆に
コブの頭からずり落ちる滑りでゆったりと滑っていきます。
見ている側はそんなずれずれでターンしなくていいんだと
拍子抜けです。私の場合は、一番深いラインをライン滑りと
溝の底を滑るラインと織り交ぜて両方滑れることをアピール
したつもりが、まさかの減点でここにきて検定好みの上体
正対下半身だけ上下運動と言う所謂基礎滑りを練習します。

ビデオで解ったエッジが立ちすぎているというのもコブでは
不要な技です。それと常に板を接地させて滑るという、練習では
ジャンプターンをやらせるくせに常に接地させよという
評価も曲者です。コブでは、
ジャンプターンとずり落ちる斜滑降と溝の淵をまわるくなぞる
ターンとありますが、実際にはコブの頂点でピポットで回ったり
と基礎でいうまあるいターン弧というのはそぐわないものです。
で講習などでどういうラインを通るといいのかと言う質問に
たいてい自由にどこを通ってもずりずり斜面を削って降りても
一定のリズムで安全確実に滑れればOKです。などといいます。

一見完走できればそれでいいような感じも受けますが、実は
減点要素をかなり含んでいるのです。頭が突っ込んでいたり
上体をかぶせすぎだったリ、これはコブを吸収するのに体が
小さくつの字になることはあるのに、減点と見られることの方が
多いので注意が必要です。そんな経験から今日数少ないコブ
滑りの人たちを見るとやはり多くは、突っ立って滑っており
ひざから横に板を降るだけの人もいて、よく降りていける
なあという感じです。私にはできません。

午後緩んだ雪がまた堅くなった頃、繰り返しコブを滑りました
が、一本一本体力を奪われるのが解りました。4時にリフトが
終わってしまい、あっという間に霧の中のスキーは終わりました。
朝一緒に登った女性ヒトリストも同じ時刻でした。滑る姿は
見ていませんがどこにいたのでしょう。

帰りはいつも同じ行動ではつまらないので、花園まで高速で
上里SAで食事にしました。
コメント
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