King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

最近では一番『BORN TO RUN』

2011年11月04日 09時38分30秒 | 読書
これは、『新リア王』位読書経験としては特出の
出来事と言っていいくらい面白い本でした。

『BORN TO RUN』です。



このすばらしいカバーの写真ですが、店頭で見たらもしかしたら
買わなかったかもしれません。

水道橋博士絶賛の帯がついていたからです。

こんなのなければ買う人増えるかも。

それはさておき、アメリカ人が数人集まるとこうもなんでも
イベント的になり、80日間世界一周みたいなどたばた劇に
なるのか、底知れない民族だと思います。

そんな書き方だから、内容についてどこまで信用していいのか
と言う感じですが、これはランナーならずとも読んで、人類の
本来の姿を感じてもらいたいと思います。

物語として読み物として面白いですし、いつの間にか世界中から
太古の昔から人類のありようを考えさせてくれます。

一般にしられている事と違う事を主張されているので、なに
やら読み終わった後は、どうしたものか落ち着かない気分にも
なります。

ただ、私自身毎日13K走っていて納得いく事や、体験済みの
こともあり、ウルトラマラソンの世界も実際に体験してみようか
と思わせます。

それに何よりサルより新化した大きな特長がアキレス腱であり、
サルと人類の差は長距離を走る必要があったということが
ものすごい衝撃的な命題でした。

正に人類は走るために生まれたのです。

コメント
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