King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『林檎』復活するかも

2011年11月08日 09時05分11秒 | 珈琲
先月の今月のブレンド『林檎』はその後も注文を受け、
ひと月限りにするにはと惜しむ声もあり、来月あたり
復活も考えています。

最近は、ははその杜とアルチュル通りという定番ブレンド
に人気がなく、今月のブレンドを皆さん注文されるから
人気のブレンドを常に置くというのも考えないといけない
のかもしれません。

今一番のお勧めは、『タンザニアウンゴロゴロ』なんですが、
これはなんか当たり前の味にとまる感じで、飲んだときの
あれというのがないので、面白くないという顔をされる事
も多いのです。

香りは昔入り浸った喫茶店の香りです。

そして、味は最後に甘みを感じるまとまった味で、特別に
うまいという感じでもありません。

とはいえ十分うまい味には変わりないし、今年のウンゴロゴロ
というのは、ワインの今年のボジョレーヌーボーと同じで、
新米を味わうように、新豆を味わってもらいたいのです。

今年のウンゴロゴロもしっかりと心にしみたと毎年飲んで
欲しいそんな豆です。

最近、寒くなり甘みも強くなっている感じがします。

これを深く煎って甘みを強く感じる感じにしてもいい
のですが、やはり酸味のきれいな豆なので新豆の今はそれを
強く感じてももらいたいと焼方も悩み多き豆です。

今月のブレンドは今までと違うコクや苦味に焦点して
いますが、このテーマはあまり長く持たないようで、
それは解ったから林檎飲みたいよねえという話が最近
聞かれます。

やはり珈琲の酸味の魅力に気づかれた方が増えていると
喜ばしい傾向なのかもしれません。
コメント
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