King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ファイナル2013 ヒート対スパーズ

2013年06月12日 14時22分46秒 | バスケ
一対一でスパーズのホームにコートを移しての三戦目。

あまりにひどい内容にコーチの手腕どころでなく、まともに
作戦通りに両チームとも動けていない印象です。

ヒートはリバウンドが取れない上に、シュートがインサイドも
アウトサイドも落ちていて、スパーズのスリーガードのような布陣にも
何ら対策出来ていません。

レブロンは得点源になりえないばかりか、落ち着きがなくシュート
セレクションもめちゃくちゃです。

スパーズのラインナップから平面勝負なのは見え見えなのに、
リバウンドは取られ、イージーなボール支配もままならず、
ターンノーバーを繰り返します。

これだけ悪ければリズムもへったくれもなく、誰を出しても同じで
いっそ控えはそっくり変えて勢いをつけるなどしないとまるで
集中力がなく、移動明の捨て試合のようでした。

今まで、他の選手が悪くてもレブロンだけは得点し続けるという
スタイルでしたが、一対一からも得点できないなどポストに立つといった
積極性もなく、これから続くスパーズホームでどう立て直すのか、この
まま負け続けるのか何とも頼りない負け方に映りました。

ファイナルらしくないゲームにがっかりです。
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『冷血』読了

2013年06月12日 11時27分31秒 | 読書


『冷血』読み終わりました。

アマゾンについてる書評はひどいものばかりで、評判は悪いようです。

秩父では各書店で平積みにして手書きポップもあって応援しているような
ところもありますが、厳密には東秩父で秩父ではありません。

スタイルとして被害者の子供の視点と犯人と刑事とカメラ視点が移り、
時間軸もそれにつれて展開しているのですが、この主観の切り替えは
どんな効果があるのか特に後半にはずっと刑事目線で何の盛り上がりも
なく結論が最初からあるようなことをずっと語られるところに書評でも
よく見かける酷評につながっている読みづらさがあるようです。

その書評も文体の読みづらさにとかここまできてしまったかという
病の評を寄せるような書き方にそこまで書くならせめてすべて読んでからに
してくれと思いました。

せめて後半の冷血という言葉が語られるところまでは読んでほしいのです。

この本の中で二回出てきますが、ファンとしては大震災を経験し、芸術と
宗教について見事な考察を見せた『太陽を曳く馬』で作家が今度は何を語るのか
大変興味があったのです。

そして、マークスの山以来お馴染みの合田刑事の登場でどんなドラマが
展開されるのか、そうでなくても待ちに待った本です。

被害者目線と加害者目線があったのは失われてしまったものに対する効果が出るように
配置されていて、いくら社会システムとしての刑事が事件を立件して裁判に送ろうとも何も
解決にも終結にもならないもどかしい感じと人間の冷血が際立つ形になっているようです。

しかし、人間は動物でも何の解決もできなくても社会というシステムを持ち一番地球上で繁栄
していて、この答えの出ないことを考えることができるのです。

答えがなくてもそれを問うことと答えを探すことができるというのは宗教や芸術以上に
運命づけられた知恵を持った人類の能力を考えさせます。

この小説を読んで我々も明確な動機も発見できずに簡単に幸福が壊されてしまう
冷血と、それを悪として死刑と処す社会システムと両方とも人間の生み出したこと
なのです。

それが何とかできないかを考え続けるのが人間であり、冷血とは反対の側に
ある物ではないでしょうか。

つまり冷血を感じるのでなくどう克服するかまで思い至ってのこの小説の醍醐味です。
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雨の日は

2013年06月12日 10時25分29秒 | 珈琲
朝から雨のスタートとなった今日。

こんな朝こそ、しゃっきと目覚めの一杯が貴重な
意味を持つ感じです。

ケニアのカルティナが今朝の珈琲でした。

しっかりとしたボディと豊かな香り。

こんな朝にもさわやかな心地を呼び起こして
くれます。

仕事始めにはしっかりとしたカカオの香りと
コクとキレがシャープなイメージで持って来いの
珈琲です。

こんな天候にもかかわらず、予約のお客様があり、
来店者の少ない悪天候時は試飲してじっくり珈琲談義
をするには打って付けの日でしょう。

珈琲が胃に負担になるとか、健康のすぐれない時には
飲んではいけない飲み物と思っている方がいるようですが、
それは胸やけを起こすようなものを飲んでる方はそうで
しょうが新鮮な豆の場合、砂糖をたっぷり入れたりしない
限り全然問題ありません。

問題になるのはカフェインの刺激でしょうが、これは
具合の悪い時に飲む風邪薬や栄養ドリンクにも大量に
入っているものですから、気にすることもないでしょう。

さて、次の珈琲タイムまでひとがんばりという気持ちが
大事です。

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