King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今年もホタルラン

2013年06月23日 23時59分35秒 | ジョギング
日曜恒例の16K90分ランの日です。

これは前もって精神的にも準備して、今日は90分走り切るぞと
意を決して走るのですが、ここの所雨が良く降り、心をくじきます。

たかが雨ですが、前回雨の中一時間あまり走って体調を崩してから
少し神経質になっています。

雨に濡れようがそのあとヒヤッとしようがもはや風邪をひくような
ことはなくなっているのですが、この間は久しぶりに風邪をひくと
こういう頭がじとっ水浸しになったような気分になるよなあともう
一歩で風邪という状況になり、それから体調不良には気を使う
ようになっいました。

雷を伴うような天候の時には走り出すのをやめたり、途中で降られたら
距離を短縮して早めに帰ったりとかなり消極的になっています。

雨でも走り切るときと雨で帰ってくるときの違いといえば、ランニング
キャップとサングラスをしているかどうかというわずかな装備の違い
だけなのですが、それでも体に受けるダメージや走る気持ちが
大分違います。

言い訳が長くなりましたが、今日は直前まで走る気満々でしたが、
夕立のような雨がボツボツと大きな雨を降らしたら、その後降ったり
やんだりでこれは中止しようかどうしようかという気持ちになり、
結局、コース変更して短めのコースにしました。

自宅から公園橋に向かい、橋を渡って桜橋へ向かいかえってくると
いう9Kぐらいのコースです。

今年もホタルの季節になりましたが、昨年見たホタルから秩父の
ホタルスポットがどこも人口的な感じがするのでどうもわざわざ
出かけるほどのこともないように感じていました。

もっと自然な感じの誰にも知られていないところとか、ネットで
ホタルスポットと出てないところはないものかと思っていました。

そして、それが実にも思いがけなく見ることができました。

桜橋はいま二本橋がかかっていますが、その下の方の橋を走って
いると川岸の草むらに蛍光色の光が見えました。

昔はどこの川でもたくさんいたホタルですが、限られたスポットで
しか見られないようになったと思い込んでいるだけで他にも今でも
ひっそりと生きているのかもしれません。

かつてはこの橋の辺りも沢山のホタルがおり、最盛期には橋を渡るのが
怖いほどだと言っていた人がいました。

キノコや苔、夜光虫と光る生物は他にもたくさんいます。

人間の体も発光する能力があります。

そんな自然の能力ではありますが、いまやホタルのスポットには
観光バスで人が集まる時代です。

夕陽のスポットや月を見るスポットもそんなスポットマニアにより
人が集まる場所になっています。

カメラを持った人々があふれたり、ネットで中継したり、しかし、
今でもカメラ持ち込み禁止だとか携帯持ち込み禁止のところも
あります。

そもそもその必要がないと思わせる現実も実はあるのです。

今やだれでもカメラを手にして簡単に世界に発表できるという時代に
逆に心に秘めておきたい事柄も多いのです。

一枚の写真が物語ることの多さもありますが、語らないから逆に
伝わる物もあるかもしれません。

ホタルの光に人々は郷愁とか懐かしいものを感じたり神秘的な
イメージを持ちますが、安っぽいイメージの光という感じもあるかと
思います。

電気のない時代ホタルで本を読んだという逸話も現実なのか、
原発がダウンした日本においてホタルはまた違った意味の光を
放っているかのようです。

他の地でもホタルが見られるのかまた調べてみたい感じがしました。
コメント
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