King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

この差は何

2019年06月14日 09時38分19秒 | 車選び

昨日はまたSUBARUのディーラーに出かけた。

というのは数日前いきなりモニターにハイブリッドシステムの点検が必要ですと

でて、アイサイトも使えないようになってしまった。それでもアイドリングストップは

作動するし、EV走行もしている。前回室内灯を点けっぱなしにしバッテリーが上がって

しまい、救援車からバッテリー直結で始動してディラーに持って行き、三年たっているから

バッテリーは交換した方がいいというので交換した。

 

ただし、XVはアイドリングストップ用にバッテリーがもう一つついていて一遍に交換すると

5万円以上してしまう。ディラーでも申し明けなさそうに今日は補機バッテリーだけ交換して

後は量販店の利用をお勧めするといった。車の進歩に伴いバッテリーも変わったようで、色々

調べてみるとやはり三年に一度の交換は普通に必要で、二つも付いていると維持費は倍かかる

ことになる。量販店に行くとバッテリーは三種あり、スタンダード品とプレミアム品と最高級品質品

とあり、一番下のスタンダードでも三年保証されるらしい。昔、ホームセンターで売っている安い

ものは再生品で一度使用済みの物を液を変え充電して売り出すというもので次の車検まで持つかどうかは

定かではないというものが殆どでとりあえず車検を通すための物という認識だった。ところが、今は

バッテリー単体で三万以上するものもざらにあり、それでも三年したら交換は必要だという。

とにかく最近の車は全てアイドリングストップが付いていてやたらと始動回数が増えたので

バッテリーは酷使される。だから高性能になったというのが売り場の人の意見だが、鉛電極と

希硫酸という基本構造は変わっていない。となればだましだまし使えば10年くらい使えるのだ。

ただ、朝出かけるときに気持ち良く一発で始動して出かけるという行動を当たり前に感じて

当たり前にオーディオやらナビやらドライブレコーダーやらエアコンを使いたい人には説明書の

いうとおり、バカ高いバッテリーを三年ごとに交換しないとならないのだろう。というわけでは

私はアイドリングストップ用にバッテリーはネットで買うことにした。再生品では不安なので

買ったのはスタンダード用ではなく、プレミアムというクラスのものにした。それでもディーラー

で交換するより一万以上安い。ただ、取り付けは以前やったことがあるとはいえかなり苦労した。

昔と取付金具の方式も取り付け方も同じであったが、やたらと電極に色々付いていてコードに可動域

が狭く、バッテリー自体が重いために体力がない人だと自力での交換は諦めてしまうだろう。

私も三度ほどこれは自動車屋に持って行かないとだめかと思った。過去にこのくらいの作業は

やったことがあった事とその時と何ら構造も変化してなかったことが最後まで私をその終結まで

作業をさせたが、今の車はコンピューター制御だとか点火方式も複雑で昔のように原始的な

ポイントなどというものはないし、個人でメンテナンスして乗るなんて時代ではなくなって

しまった。しかし、基本的構造やら組み立て工法や設計志向が変わったわけでなく、やはり

ボルトとナットという造りに変わりはない。特別な工具を必要とするケースも少ない。

前回ディーラー車検から車検専門店にして数万のコストダウンとなったことは書いたが、

結局なんかあるとディラーに持って行かないとどうにもならないことは多い。今回の

アラート表示もハイブリッドシステムの点検を促すもので、どう対処しどんな不具合なのかも

解らない表示というのは全くお手上げである。表示は出たものの走るのに不具合はなく、

自力でディーラーまで走り点検してもらうとコンピューターのエラーを消してただそれだけ

の事であとは何も点検やら作業らしいこともなく、様子を見ろという。さて、この作業の間に

みたカタログから感じた事だが、今はハイブリットシステムという名前でなく、E-BOXERなる

呼称でなんか特別な駆動系を備えた様な印象になっている。ついてるのはフォレスターとXVのみで

今までのハイブリットからかなり特殊な印象を与えるけれど各記事や試乗記事などから判断すると

トヨタのハイブリッド車から比べるとEV走行はあくまで補助的であり、加速が足りないところを

モーターで補ったりと燃費や性能的にみるとどうしても必要かという所で疑問符がつく。というのは

エコカー減税がすべて使えて取得税が無税とはならなかったり、数万円の差で買えるシステムという

ことでその分伸びる燃費で何万キロ走ると元が取れるという数字もそれほどの物かという気にさせる。

しかし、付いているのは最上級ランクのグレードに付けられているからなんとなく所有欲を刺激される

というものとなっている。私も最初XVの出だしの滑らかさと速さにはびっくりして他のプリウスなどの

モーターだけで走る出だしやCVTなのに最初のギアはローギア設定が別に機械的にある設定など結構

がくがくと機械的変速のイメージがあるのに対してXVの滑らかさは今までのロングドライブでの疲労

から比べるとかなり減ったのも事実だ。そしてなりよりスキーに行く際に一番気に入っているのは

車高20センチという他の車にはない低重心なのに足高なところだ。これは他のSUVと比べても他の

街中を走ることを重視している形だけのSUVと違っていて最初から悪路を走るという設定になっている。

ただ欠点としては樹脂の部品が多く、内装などは安っぽい印象を受ける。走りはよいのに車格という

物は低く設定されているという事だ。特に不満はアイサイトのバージョンが最新のものでなく下の物が

付けられていて信じられないことにクルーズコントロールも100Kまでなのだ。これは私が買った時が

モデルチェンジの時期でたまたま新型が付かない状況だったのだと了解していた。しかし、あれから三年

マイナーチェンジを経てE-BOXERなる新武器を備えた今でさえこのクルーズコントロール100Kは

維持されているのである。これが他の車もそうであれば諦めもしよう。だが、LEVOUGやフォレスター

には120Kまで可能なものが付いているのだ。つまりこれは車格での差を付けたとしか思えない差別で

これだけは受け入れがたい。ただ、だからといってLEVOUGやフォレスターに乗り換えたいかといえば

スタイルや用途が違う気がしてその気も起きない。どこでも自由にという発想と走りは燃費以外は他社を

しのぐもので、突出していた。ただ、RAV-4が改良されてスタイルと性能的にこれでよいのではと思わせる

物を持っている。例えばパワーリアゲートオープナーなどはスキーを収納する時にあると良いものだ。

ただ、これはスバルだとフォレスターにはあるがXVには設定がない。そのくせ無用のパワーシートなど

付いている。シートなど電動で動く必要がないばかりか手動で手早く前後させたり背もたれも移動できた

方がよい。変なとこに高級感を出す必要はないのである。それに格付けがあるかのような扱いもそもそも

不満であり、オフロードを気楽にどこまでもという事でその走りの信頼性で乗り換えたのだから変な

差別があるようならレンジローバーにでもするだろう。そもそも車に金をかけて肝心のスキーに行く回数が

減ってしまったら意味がないのだ。実際世の中は外見を気にするあまり、外車を乗ったりバイクを買ったり

する人の方が多い。自身の何を大事にし生活を重視するなら人からどう見えようが好きなように自由に

移動し、自分の行動を任せられる安心感を重視する。それと走りそのものにこだわったり、発揮する機会のない

能力までは必要ないが必須のスペックはあるのだ。そこら辺の機微をわきまえている人というのは持っているものや

乗っている車のスタイルで判断できるものだ。ああこの人は形だけの人だなというのも一見して解り、どう

いうつきあいになるかも予測できようというものだ。

そんなわけでドライブクルーズ120K問題は車の乗り換えに発展しかねない問題であり、重要な案件なのに

世の中では年寄りがプリウスでまた人をひき殺したという話題ばかりだ。

そもそも最近の車はアクセルとブレーキの踏み間違いを防止する装置が付いているし、衝突回避装置も付いて

いるのに年寄ほど昔の車を乗り継ぎ突如暴走して人を巻き込んでしまうというのは車の性能とか認知機能以前の

問題のような気もする。確かに人の車にたまに乗るとブレーキを踏まずに始動でできたりびっくりすることが

ある。だからといって次の朝突如車を誤発進させたり暴走させるというのは社会がどう対処するかという問題を

超えている。しかし、小池都知事は誤発進防止装置導入に補助金を付けるというこれまたパンとサーカス的な

対処を示して見せた。もっと世の中を正しく導く道はほかにありそうな気がする。

さて、ドライブクルーズ120K問題はそもそも100Kだと設定する機会がないのだ。つまり使用する機会がないことに

なるのについているというなんともいらいらとした状態になる。これは使うと長いドライブでは必死にアクセルを踏み踏み続けると

いう事から解放され実に楽なのだ。それにやがて来るだろう自動運転を先取りしているというような近未来感も感じる。

なのに、実用域が低いとお前の車ではここまでだよと差別を毎回受けているように感じるのである。

しかし、その100と120に明快な差がなく、簡単にコンピューターの設定を変えるだけでXVでも120Kが可能になると

思えてならない。外車などでスポーツチューンなるコンピューターの設定をすると最高速度が上がるというのを聞いて

それと同じ類の違いだと思う。しかし、これについてやろうとしてもその壁は厚く、車を買い替えた方が簡単なこと

を知るばかりだ。それなのに私が車に求めるものがXVに行きつかせたのに、ロングドライブが楽になるからというので

買い替えるのはまた違った話に思える。誰かXVでも120Kまで使えるようにしてくれないだろうか。


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