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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

低速でも欲しいもの

2018年07月30日 15時20分42秒 | 車選び

昨日はせっかく大野原まで来たので、先月にやるはずのラゾンドⅡ号のオイル交換に

ディーラーに寄った。

この愛車については、最初の初動からロングドライブまで今までにない走りの車で

ハンドルの切れ方なども含めて実に良い車だと感じる。ただし、不満もないではない。

それは高速で感じる一生懸命ペダルを踏みこんでやっと走っている感じのところで、

これはそもそもクルーズコントロールが全車速追随といいながら、実際には118Kしか

設定できないことにも由来する。今販売されている車では高速道路の一部最高速度変更に

ともない120Kになったという。

これはクルーズコントロールをセットして初めて自分が必死にアクセルを踏んで高速を

走る速度を維持しているように感じて、まず、110K程度で設定してもどんどん追い抜かれて

しまうので、走行車線に居続けることになり、大型車がいれば追い抜き車線を伺いやっと抜くと

いうことになり本来の快適性が損なわれる。つまり、現状高速ではノロノロの高速道路とか

周りに車がいないようなときにしかこのクルーズコントロールは入れられない。ディラーで

聞いた時、今乗っている車のクルーズコントロールは80Kが最高速度でほぼ使ったことがないし、

ついていても多分使わないだろうといったら、この車は全車速で使えますと答えた。で、使ってみたら

この速度を維持して走るという行為は、まずはやってくる自動運転の全段階的な意味合いで

今はついていると認識されるものの、体験してみると坂道だろうがカーブだろうがその速度で

走るので慣れないうちはブレーキを踏みたくなるのである。さらに慣れてくると楽ではあるものの

右足を常にいつでも踏めるようにアクセルとブレーキの上に宙に浮かしているので足首が攣りそうに

なる。そのうちに慣れてくるとなんて今まで必死にアクセルを踏み込んでいたのかと自分の車が

非力なのではないかと疑い出す。前のラゾンド号のように高速道路でのゆったり感がなく、常に

アクセルを踏み続けているイメージができてしまった。このクルーズコントロールの速度設定は

車載コンピューターのチューニングで変更できるそうで、ちょっとしたずれで速度が下になっている

という劣等感も克服ができる。そもそも日本車の場合メーターが180Kまでで自主規制されている。

これはリミッターがかかりそれ以上は速度が出ないようになっているといわれる。私の知人がスポーツ

タイプの車を買ったところそのリミッターがかかった状態を経験したいと最高速度に挑んだ話を

聞いた。それも一般の高速道路で挑み、白バイの追跡を受け止められたという。ただ速度違反は

認めなかったので切符は切られなかったという。その人物の言うには追跡しただけの場合、速度超過は

正式の判定でないのでしらを切ればそのまま違反にはならないということだった。私は検問やら

覆面パトカーやら何度か違反に問われたが、一度もしらを切り続けるということもなく罰金を払って

しまったが、世には抜け道というのがあるらしい。私が所謂ネズミ捕りでスピード違反に問われたときには

素直に認めて切符を切られたが、私の前に捕まったやつは免許の所持も認めず、連絡先も仕事であちこちでかけるので

連絡先もないと応じていた。その男が逮捕されたのか刑務所なりに収監されるのかどうなったか定かでない。そもそも

日本人は警察を極度に恐れる。捕まれば即実刑というのが一般の人には頭にあり、それはイコール犯罪者であり、

社会から逸脱していくことになると思っているからである。日本では警察に検挙されればほぼ有罪であり、有罪率も

90%以上という他の先進国ではないことであり、おまけに死刑も未だにある国である。法務大臣が任期中に死刑の判を

押さないという行為が話題になるが死刑廃止論がまともに議論として挙がることはない。今月オームの死刑囚が全員

執行ということで国内ではやむを得ないとか平成が終わるからとかいう整理されたような報道があったが、もちろん

国外からは批判が相次いだ。死刑があるのは中東とか中国とか自由主義の国では異例なことであり、自由主義民主主義で

平和憲法もある国なのに依然として死刑を維持しているというのは他の先進国からしたら異常なことなのだ。

これについてテレビのコメンティターもはっきりとした物言いはしない。しかし、自身の主義としてはっきりと

日本の刑法とか裁判制度とか司法サービスが権的であり、旧態然としているという現実には誰もものを言わない。

なのに堂々と差別発言をしたりする議員やヘイトスピーチを繰り返す団体とか人々はいるのである。

ちゃんとした社会人なら問題ないとか冤罪も本人が疑われるような素地があるとかとかくと警察よりな

ことを言う人もとんでもない冤罪の現場を知ればそんなことは言えないだろう。正しいことは正しいと

主張もできない国になってしまう。メーカーが自主規制という方法で速度を控えたのも違反者の制限速度が

40Kしかないのになぜスピードが250K以上も出るもんを売ってるんだと言うやつがいるに違いない。

速度無制限のアウトバーンがヨーロッパにはあるからドイツ車やイタリヤ車などはレース車並みの速度が

出る車が売られているとおもわれている。海外市場で売れるには日本国内のように180Kまでですとは言ってはいらなれない.

昔は日本車は非力で高速道路に合流するだけのエンジンパワーもなかったという。今では低排気量でも高パワー

で省エネという事と故障も少ないと日本車は人気なのだが、それはそもそも日本の自動車税が高排気量の

車に高い税金をかけたりして日本市場を閉鎖的にしてきたことにも由来する。近未来として車業界は脱ガソリンに

いそがしい。ラゾンド二号もハイブリッドだが、このスバルの車には強烈な印象があり、昔一緒にスキーに行った

時の車を出した人の車がスバルフォレスターでディーゼル車だった。ホテルで泊まった後ゲレンデに行く朝にエンジンが凍って始動できなかった

のだ。軽油は冬場特にスキー場などの雪国では、現地で給油して冬用の軽油にしないと凍るというのを身をもって

経験した。さて、オイル交換を待っている間、いま新型フォレスターのCMをテレビで見ていたから

カタログを見たらエンジンはガソリンとハイブリッドしかないのである。整備士に聞いたらスバルの歴史上

昔いすゞのOEMでディーゼルが少しあったが今はないという。整備工場はそもそもガソリン車しか対応してないのだという。

私は過去の経験があるのでこれには違和感があり、現行のラゾンド二号にもわずかな不満のもとになっている

先の高速で一生懸命アクセルを踏み続ける原因ともいえる低速の太いトルクというディーゼル車の特性なら

どうかという興味があり、整備士に聞いたのだが、全くその可能性すらなく、マツダなどがクリーンディーゼル

などいまさら売り出している中、スバルでは全く逆でハイブリッドに力を入れている。これに違和感を持ち

調べてみるとなんと欧州向けに世界で唯一水平対向のディーゼルエンジン車を作っているが国内販売は

ないのだという。この間試乗したマツダのCX-8はスカイアクティブは一般道を走っただけなので

低速から高速まで果たして静かに高回転に違和感なく回るのかはわからない。ただ、予想したより静かで

全体的に力強い感じもした。ただ、気にかかるのは今感じているCVTでスムーズで無段階な加速がやはりギアのある車だと

長距離運転すると振動とかショックとかの疲れが出やすくなるのではないかという危惧もあるのである。

つまり、ハイブリッドのモーターで走る感覚が変速機があるとせっかく手に入れたものがまた過去に逆戻りに

なるのではないかという危惧もあり、調べてみるとCVTがもはや先進でこれが多数派と思いきや低速から

無駄なく高出力のエンジンのパワーを生かすにはディアルクラッチとかタプルクラッチシステムなどという

クラッチを二つ持った変速してステムのものがアウディやBMWなどでは多い。ただ、複雑な構造で日本の様な

渋滞が発生する道路状況ではクラッチの入り切りの激しい状況になり故障も多いという。近未来にもう

ガソリンの車がなくなるという状況なら電車のように無段階変速の車が主流になるであろうし、でも

この間の人口灯油の開発が目途が立ったというニュースもあり、となれば電気自動車よりディーゼル機関の

車なのではないかと俄かに思えるのである。今、車が自動運転になろうとする中、ラゾンド号をこのまま乗るか

ディーゼルに乗り換えるか悩む夏なのである。


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