King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

新車のうちは

2016年03月02日 14時50分52秒 | 車選び

ラゾンド号の乗り換えは今年早々に行われ
三ヶ月の納車待ちの後やっと実際に乗り出すことができた。

そして、一か月点検を経やっと真の実力というものも実感
しだしたところである。

ところでその一ケ月点検の時にオイル交換をしたのだが、今まで
トヨタでは最初のオイル交換は無料だったのが、しっかりと
請求された。

これはこれでなんか新鮮な感じがした。

良いとか悪いとか言われると余り感じはよくなかっが、そもそも
無料の根拠とは新車のうちの感謝という概念がそうさせた慣習
なのだろう。

スバルにしてウエルカムキットが届いたり、感謝の手紙が
届いたり、価格調査の手紙が来たり今までにないことがあったが
素人くさいサービスに感じたり今までと違うという感覚が
あった物の不快という事でもなかった。

実際の車の方は、まず感じたのは全体に安ぽいつくりで高級感とか
重厚感とかに乏しく樹脂製のパーツやフェンダーのタイヤ上とか
直ぐにぼろくみすぼらしくなりそうなところや後ろのハッチバック
をはじめドア系はみなぺしゃという安そうな音と感触が今までの
車と比すとどうしてもランクダウンしたようなみじめな感じを
持ってしまうのだった。

しかし、はしりはきびきびとして実に気持ちよく、ハンドルの反応の良さ
は今までのトヨタ車とは異次元の感覚であり、今までの取り回しの悪い
ミニバンで前輪駆動の車から乗り換えると狭い駐車場でも一発で車庫入れ
でき、今まで切り返して収めていたところも難なく出入りできる。

ハンドルの感触は皮巻にもかかわらずやすっぽく滑りやすくよく同様の
悩みからハンドルカバーを購入したという記事をネットで見かけた。

しかし、それは本来軽自動車などをより高級車に近づけるために
するドレスアップやアクセサリーであり、皮巻ハンドルが標準の
車には必要がないものなのである。

実際、過剰とも思える諸々の先進装備も実際の運転に際して何か寄与する
機能があるかというとはなはだ疑問で車購入の動機付けぐらいしか寄与
していないのである。

実際に乗ってみてオーディオなどは前の車の方がよく、今真剣に
スピーカーシステムの変更を考えている。

ただ、カーオーディオ自体がナビと一体になっているためどれだけ
のものを鳴らす能力があるかよく解らない。

それだけ諸元的な詳しい説明書や仕様書が付いてなかったし、そういう
改造をする人が今では少ないのだ。

また、車を制御するコンピュータなどの情報もまったくなく、アクセサリーの
電源をどうやってとったりコンピューターとの連携を考えたりというのが
まったく資料がないのでいじりようがない。

ただ、ETCなどは機能が上がったような触れ込みだったが、以前の物より
なんら変わった風もなく、料金の案内や便利な機能など実感できない

入る時に耳障りなビー音が二度してこれが進化した方の機械で三万ちょい
したのだ。

これはネットで買えば数千円であり、失敗だった一番の品に思える。

さらにこんどのナビもあまり便利感はない。

特に音声機能がろくに働かないのはがっかりだ。

それでもトータルで見て値段と機能、乗り心地、運転感覚とどれも
満足を感じるし、高くてもダメな車が多い中、この値段でこれだけと
いう満足感は感じている。

最近疑問に思うことは、やはり今まで車を乗り継いできて新車のうちの
慣らし運転とかオイル交換の頻度とか実際正しいところはどこなんだろうと
感じることだ。

説明書にはオイル交換は一年とあるが、ディーラーでは6000Kで交換しろ
という。

そりゃ早く交換してもらった方が営業所の利益になるし、それを最初から
パック料金にして新車と同時に売りつける商法をどのメーカーもとって
いるから消費者としてはなんとなく騙されて必要もないオイル交換に
金を払い、機械的に進歩しているのを実感できないようになって
いる構造なのではないかと疑う。

そもそも洗車にかかるコストも今のコーティングや工業技術で大幅に
節約や手間軽減ができるのに洗車文化やそれに携わるワックスやら
洗車グッズやガソリンスタンドの利益確保のため洗車軽減を新車のうちから
とりいえられないのではないか。

そんな今までの構造破壊につながる変革は取りづらいというのが多々
車の場合あるのではないか。

これは歯医者に行ってもよく同様のことを思う。

これだけ色々な技術革新があるなかで、なぜ歯医者は昔同様
削っては詰め、抜いては義歯を入れという事から脱却できない
のだろうか。

そもそも虫歯菌を殺菌するという簡単なことがなぜできないのか。

虫歯菌が出す酸で歯が溶けるのなら酸を中和するアルカリなり
中和作用のある予防法などいくらでもできそうである。

ただ、それをやると多くの歯医者が失業し、業界がこまるので
同じような治療しかできないのではないか。

今や量子コンピューターが実用化されようという時代である。

電子を利用した技術からもっと違う素粒子や重力を利用した
量子力学の実用が今後もっと生活を変えていくのではないか。

それを阻む規制構造の改革やイノベーションはよりダイナミックに
必要で、我々も変革に伴う習慣の変化や生活の変化を受け入れやすく
して行かなくてはならないのではないか。

そんなことをこの新車の乗り換えで感じる。

私にしろ説明書通り一年に一回のオイル交換をするのか、愛車
可愛さに半年もしくは6000Kを受け入れるのかまだどちらが
良いのか解らない。


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