急に決意して、即実行とまあ私らしい今回の
30K走です。
もともとは入間川サイクリングロードの自分のホームページを
見ていたら、この道を走る日も近いと勝手に思い出し、
それでも安全策をとって一度30Kを走っておこうとなったものです。
まあその時は、極軽くあっという間に達成できるものと思って
いました。
朝10時頃うちをでて、行田サイクリングセンターに向かいます。
ここは県でやっているところで、自転車を貸してくれます。それも
無料で。この利根川の利根大堰のところは何度も通った道で
鉄道時代のシクラメンの仕入れやその後の趣味の魚釣りの為に
家から通った道でした。最近は釣りにも行かず、この道も2年ぶりで
通ったのでしょうか。
そして、まさかこの道の脇にサイクリングロードがあり、海まで行けると
はしりませんでした。とは言うものの、サイクリングロードは利根川の
堤防を利用して作られており、その堤防の上を走ることもあれば
河川敷を走ることもあり、主にその中間を走っています。そして、
この行田加須間は、全区間舗装完備なのですが、入間川サイクリング
ロードより整備状況は良くなく、道の幅も2mくらいしかないのです。
舗装も良いとは言えず、土も被っていたりしてインラインスケート
ではスムーズに走れないでしょう。
自転車がやはりベストです。
はやる気持ちを抑えつつ、ストレッチをしてウエストバックにヴァームを
仕込んでお金や鍵を持ち出発します。
そして、最初の3Kは堤防の外側なのでかなり暑い中を走ることに
なります。風はあるものの、暖められたむっとする熱気の中をもがく
ように最初は進みます。そして、久しぶりにつけたウェストバックは
タンクがはねます。とても快適とはいえません。そして、堤防の周りは
農家が多く、家畜の臭いでくそ臭いのです。全部家畜のものばかりで
なく、散歩の犬が落としたものもたくさんあり、この辺の住民の民度が
明かされます。
そうこうして橋を越えると河川敷側になり、涼しい風が来ます。
ただ、この道はずっと両脇に葦が生えずっと景色が変わりません。
最初の5Kはまあ無事に過ぎました。しかし、考えたらこんなペース
で走っていて、4時までにセンターに戻れるのか心配になってきます。
県の施設だから閉まるのは早いはずです。十分その頃までに帰る
つもりで走り出しましたが、私は30Kは初めてなので3時間で帰れる
のかとても不安になってきました。走り出したのが、12時30分くらい
だから、4時間だとすると4時は過ぎてしまいます。
帰りにもし走れなくなり、歩いたら4時間は掛かるでしょう。そうすると
閉門時間に戻れません。どうしたらよいでしょうか。加須に着いたら
電話するか、それともそもそもそろそろ引き返したらどうなんだという
弱気論が台頭します。とにかくもう走りたくないという気持ちに段々
なり、いつ歩こうかという気になりました。その原因は、暑さとこの人が
まったくいない道のせいです。ウンコ臭く、ただ単調な草の壁とまっすぐ
道が続く暑い暑い道です。とにかく1時間走ったらやめようと思い、
来ると次の橋が見えてきました。3つ目の橋です。高速道路が走って
います。実はこの橋まで来れば、後もう目的地まで橋はなく、最後の
橋だったのです。橋まで10Kあと5Kで終点です。
ここまで、1時間。つまり、あとの5Kで往復1時間、その後また帰り、
1時間で余裕で4時まで帰れるのです。ですが、もう歩きたいという
気持ちが強く、そんな計算ができません。
まだまだ永遠にまっすぐなこの単調な道が続いているという考えに
とらわれてしまい、とにかく引き返さなきゃと思うようになっていたのです。
そして橋に着き、歩いて引き返しだします。その惨めな敗北感は
筆舌に尽くしがたいものでした。今までこんな幕引きがあったでしょうか。
これがサイクリングでもインラインでも一度走っていれば、後5Kだと
がんばれたことでしょう。
しかし、このサイクリングロードの単調さに加え途中に休むベンチや水道
自動販売機など一切なく、近くの商店などもないので、日をさえぎるものの
ない道をひたすら10K歩いて帰りました。これもまたつらいものです。
水は、歩き出してすぐに飲みきり、金は持っているので自販機を探しますが
どこにもありません。あるのは民家と墓場と工場ばかりです。自販機があり
そうなお店などありません。来るときにはまったくいなかった人も自転車が
数台とジョギングの人が2人すれ違いました。ただ、ジョギングの人はみな
すぐに折り返して私のように10Kも走る人はいません。
人が現れたので、私も帰り走って帰ろうと走り出しました。するとふくらはぎに
チクチクと痛みが走り走れません。乳酸が溜まっています。止まって一度
マッサージなりして休んで走り出すということもその時には考え付きません。
折り返してから、ただただ自分のだめさ加減となぜ走れなかったのかと
敗北感を抱きながらとぼとぼと歩き続けました。
今から思えば、熱中症にかかり、水分もなくなり、危険な状況だった
わけです。いくら帽子を被っていたとはいえ曇り空だと思っていたのに
腕や首にはしっかりと日焼けができていました。出てくる前には、行田の
温泉やうまいものなどをしっかり調べていたのですが、そんなもの行く気に
なれません。もちろんリベンジを誓い、帰りました。
30K走です。
もともとは入間川サイクリングロードの自分のホームページを
見ていたら、この道を走る日も近いと勝手に思い出し、
それでも安全策をとって一度30Kを走っておこうとなったものです。
まあその時は、極軽くあっという間に達成できるものと思って
いました。
朝10時頃うちをでて、行田サイクリングセンターに向かいます。
ここは県でやっているところで、自転車を貸してくれます。それも
無料で。この利根川の利根大堰のところは何度も通った道で
鉄道時代のシクラメンの仕入れやその後の趣味の魚釣りの為に
家から通った道でした。最近は釣りにも行かず、この道も2年ぶりで
通ったのでしょうか。
そして、まさかこの道の脇にサイクリングロードがあり、海まで行けると
はしりませんでした。とは言うものの、サイクリングロードは利根川の
堤防を利用して作られており、その堤防の上を走ることもあれば
河川敷を走ることもあり、主にその中間を走っています。そして、
この行田加須間は、全区間舗装完備なのですが、入間川サイクリング
ロードより整備状況は良くなく、道の幅も2mくらいしかないのです。
舗装も良いとは言えず、土も被っていたりしてインラインスケート
ではスムーズに走れないでしょう。
自転車がやはりベストです。
はやる気持ちを抑えつつ、ストレッチをしてウエストバックにヴァームを
仕込んでお金や鍵を持ち出発します。
そして、最初の3Kは堤防の外側なのでかなり暑い中を走ることに
なります。風はあるものの、暖められたむっとする熱気の中をもがく
ように最初は進みます。そして、久しぶりにつけたウェストバックは
タンクがはねます。とても快適とはいえません。そして、堤防の周りは
農家が多く、家畜の臭いでくそ臭いのです。全部家畜のものばかりで
なく、散歩の犬が落としたものもたくさんあり、この辺の住民の民度が
明かされます。
そうこうして橋を越えると河川敷側になり、涼しい風が来ます。
ただ、この道はずっと両脇に葦が生えずっと景色が変わりません。
最初の5Kはまあ無事に過ぎました。しかし、考えたらこんなペース
で走っていて、4時までにセンターに戻れるのか心配になってきます。
県の施設だから閉まるのは早いはずです。十分その頃までに帰る
つもりで走り出しましたが、私は30Kは初めてなので3時間で帰れる
のかとても不安になってきました。走り出したのが、12時30分くらい
だから、4時間だとすると4時は過ぎてしまいます。
帰りにもし走れなくなり、歩いたら4時間は掛かるでしょう。そうすると
閉門時間に戻れません。どうしたらよいでしょうか。加須に着いたら
電話するか、それともそもそもそろそろ引き返したらどうなんだという
弱気論が台頭します。とにかくもう走りたくないという気持ちに段々
なり、いつ歩こうかという気になりました。その原因は、暑さとこの人が
まったくいない道のせいです。ウンコ臭く、ただ単調な草の壁とまっすぐ
道が続く暑い暑い道です。とにかく1時間走ったらやめようと思い、
来ると次の橋が見えてきました。3つ目の橋です。高速道路が走って
います。実はこの橋まで来れば、後もう目的地まで橋はなく、最後の
橋だったのです。橋まで10Kあと5Kで終点です。
ここまで、1時間。つまり、あとの5Kで往復1時間、その後また帰り、
1時間で余裕で4時まで帰れるのです。ですが、もう歩きたいという
気持ちが強く、そんな計算ができません。
まだまだ永遠にまっすぐなこの単調な道が続いているという考えに
とらわれてしまい、とにかく引き返さなきゃと思うようになっていたのです。
そして橋に着き、歩いて引き返しだします。その惨めな敗北感は
筆舌に尽くしがたいものでした。今までこんな幕引きがあったでしょうか。
これがサイクリングでもインラインでも一度走っていれば、後5Kだと
がんばれたことでしょう。
しかし、このサイクリングロードの単調さに加え途中に休むベンチや水道
自動販売機など一切なく、近くの商店などもないので、日をさえぎるものの
ない道をひたすら10K歩いて帰りました。これもまたつらいものです。
水は、歩き出してすぐに飲みきり、金は持っているので自販機を探しますが
どこにもありません。あるのは民家と墓場と工場ばかりです。自販機があり
そうなお店などありません。来るときにはまったくいなかった人も自転車が
数台とジョギングの人が2人すれ違いました。ただ、ジョギングの人はみな
すぐに折り返して私のように10Kも走る人はいません。
人が現れたので、私も帰り走って帰ろうと走り出しました。するとふくらはぎに
チクチクと痛みが走り走れません。乳酸が溜まっています。止まって一度
マッサージなりして休んで走り出すということもその時には考え付きません。
折り返してから、ただただ自分のだめさ加減となぜ走れなかったのかと
敗北感を抱きながらとぼとぼと歩き続けました。
今から思えば、熱中症にかかり、水分もなくなり、危険な状況だった
わけです。いくら帽子を被っていたとはいえ曇り空だと思っていたのに
腕や首にはしっかりと日焼けができていました。出てくる前には、行田の
温泉やうまいものなどをしっかり調べていたのですが、そんなもの行く気に
なれません。もちろんリベンジを誓い、帰りました。
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