King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ケニアにして見ました。

2011年10月14日 09時29分57秒 | 珈琲


昨日辺りから旅行のずっと車に揺られている感じから
抜け出して、日常が戻った感じです。

珈琲はじっくりと苦いコーヒーがそろそろ飲みたくなる
季節です。

今月のブレンド『林檎』はさわやかでごくごく飲めてしまう
と言う感想の人が多く、先月までのあっさりしているとか
咽喉越しを楽しむコーヒーが最近は続いていたから、注文も
しっかりした味を求める声がちらほら出て来ました。

私もそんな感じもして、昨日は実力で選んだものを焼いて
今朝飲んだのは、ケニアでした。

これは生の状態でもカカオ感たっぷりで、豆も大振りです。

しかし、白っぽくて傷んだ豆も多く、結構はじきます。

こんな豆だと味もそんな期待できないだろうと言う感じも
しましたが、焼き上がりは薫り高く色艶もよく、その変身
ぶりに驚かされます。

さて、味はどうでしょうか。

シャープでストレートな苦味がずどんと直球でずどんと
来るタイプです。

マンデリンなんかの苦味とも違います。

『林檎』の対極にあるものがブラジルのコクと紹介して
皆さんブラジル系を合わせて買われて行きますが、それ
でも足りない方、もうひとつ何かと言われればまさしく
このストレートの苦味でしょう。

ビターチョコのような落ち着きどころをつく苦味です。

モカの特殊性と両立はこれらを味わっても特別なという
味を知り、珈琲を知り、魅力に離れられないものを感じる
人はやはりモカを選びます。

ただ、2000円を超えるモカの注文は最近めっきり少なく
普段飲みという感覚で、ニカラグアやメキシコを選ばれる
人が多いのです。

ケニアは1100円です。

キューバは1800円ですが、この辺りまで普段飲みの水準
と言うことでいいのでは。


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