King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

次はモヤヒルズか

2008年02月09日 23時50分21秒 | スキー
私の初八甲田行きも今日で最終日です。
そして、JALのパックツアーなので、利用できる
飛行機の関係で、残された滞在時間は午前中
だけです。

それで私は、あっさりと滑るのをあきらめ荷造りと
温泉を楽しむことにしました。宿の車で酸ヶ湯温泉に行き
うわさの千人風呂を楽しみました。売店や色々見て歩き
外も写真など撮っていると外は今迄で一番いい天気です。
下から山の上の方まで見えるではありませんか。

宿の周りの斜面には、いくつかシュプールの跡があり、
それを見たら急に滑りたくなりました。しかし、苦労して
板と靴とウェアは宅配荷物にしてもう預けてしまったし、
最初から初日と最終日は滑るのはあきらめていたので、
まさか滑りたいという気になることも予想外でした。

それでもぶらぶらして、色々写真を撮ったりしている間に
迎えの車がやってきました。最初の日は、タクシーで1人でしたが、
今回はマイクロバスで1人です。連休初日でホテルは満館だと
言っています。あんなに沢山あった宅配の荷物もほとんど
部屋に収納されたらしく、すっきりしています。連休初日に
2月には珍しい晴天に巡りあうなんてなんと今日訪れた
人は幸運なんでしょう。ホテルのツアーは、午前中温泉コース
に行ったと温泉の送迎の運転手が教えてくれました。

今日はすばらしいツアーになったことでしょう。あの苦しかった
登りも今となっては懐かしい思い出です。こんな晴れの日に
行くとまた違った思い出になることでしょう。それでもそんなに
うらやましいとも感じないで帰りのバスに乗り込みました。
ロープウェイ乗り場は駐車場から車がはみ出て道路まで
車が停まっています。

そして山の上を見るとロープウェイの山頂駅まで見えるでは
ないですか。これなら北海道まで見えるでしょう。それで、
初めて温泉など行かずにロープウェイで山頂まで登って
来れば良かったのにと後悔しました。帰りの道から見える
景色もすばらしく雪原に椴松の青が美しくこれが青森の
所以かと勝手に思い込んでいました。

八甲田の近くにモヤヒルズというホテルと小高い山が見えて
振り返ってみるとその斜面がすばらしい広大な急斜面で
リフトが架かっているのが見えます。ここもスキー場か次回
来たときにはここも是非滑りたいと思いました。
私を見送るかのように、八甲田の山はずっと飛行場まで
見えていました。今まで知らなかったけれど、青森には
すばらしいスキー場がいくつもあるのだと思いました。

あまり訪れる人も多くないようで、有名なコースとか地元の
人もスキーをあまりやらないような埋もれた名所という
イメージがあります。蔵王は、世界にも名が轟く樹氷の
スキー場ですが、八甲田もその樹氷の中を滑る事ができる
それこそ珍しいスキー場です。その魅力を知ってしまった人は
通うようになるが、あまり他人には教えたくないということ
なんでしょう。

お土産品も私は青森藍と青森塗りが名産であると
知っていましたが、それらも一般にはあまり名が知られて
いませんし、お土産品として定着しているようにも見えず
普通に買って帰れるお土産品も陳腐なものばかりで何も
買って帰りませんでした。食にしろ独特な食文化が
あるとおいしんぼで紹介されていましたが、ホテルや
空港ではありきたりのものしか食べられませんでした。

観光客が何を望んでいるか、まだ地元の人たちの
観光客を呼び込んでいく姿勢や観光開発に遅れを感じ
ました。秘湯ブームで酸ヶ湯温泉などスキーとは関係なく
団体がわざわざ観光バスで訪れていました。あまり宣伝
しなくても来るところには来ているので十分なのでしょうか。
少なくとも私は今後は蔵王より青森のスキー場を優先
するでしょう。
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