King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

さざれいしのいわをとなりて

2023年12月01日 09時26分47秒 | 珈琲
昨日の朝、モーニングショウでみた光景は11月28日の国会答弁の模様です。立憲民主の辻元議員が2019年3月の時の外務大臣は誰かを訪ねたのです。指名された河野デジタル相はスーツからスマホを取り出し検索を開始し、後ろであれいいのの声が上がったり議長からそれはと注意があったのです。それを受けダメなんですねと検索を中止し答弁に入るところまでが流れました。ここで思ったのはそんなスマホで検索すればわかることを聞くなよということと、デジタル相なのにその検索に時間がかかりすぎだろうということです。例えばこの質問スマホの音声検索でしてみると2秒もかからずすぐに出てきます。答えは河野太郎。つまり指名された本人で、本来は私ですと直ぐ答えを期待しての質問だったわけです。これはその後国会でのスマホ使用を容認するようにという申し入れがされたことを示した報道でネットではゲームしまくりだとか動画をみる議員が出るだの批判が上がったのですが色々突き詰めていくとネット中継で参加も容認とかにも繋がる問題なのでちゃんと問題点を議論してもらいたいと思いました。
先月の100分で名著は古今和歌集だったのですが、そこで取り上げたうたにわが君は千代に八千代にさざれ石のいわをと成りて苔の蒸すまで
がありました。
学校では紀貫之の国選和歌集とまでしか習いませんでしたが、ここに国歌の歌詞がそのままあることに驚かされるのでした。
で作家はというと詠み人知らずなのですがこのうたの意味とか番組では踏み込まず、本当に紹介しただけでどうだといった感じなのですが、改めて明治政府が天皇利用というか国威発揚というか、幕府討伐のときの美旗の利用以来一貫したものを感じさせます。これを受け私たちは何をどう感じなければいけないのか解説はなかったしろくなコメントを伊集院もいつもながらしないのですがまず単純に当時のうたはわが君は天皇を指したことではなかったこと。そして国民主権となった戦後では君が代は忌野清志郎が歌ったようにお前の時代、おまえの代です。そして何でさざれ石が育って岩になるのか当然疑問に思います。
それはのちに触れますがもうひとつ、先月は映像の世紀でも非常に衝撃的な番組でした。イギリスの100年というものでこれも詳しくは後に触れると思いますが時にNHKはどこかに導こうとしてるのかというような内容があります。それも大人の感性がある人がみれば直ぐ右だ左だと騒ぐ内容ではないことと学校では教わらない重要事項としてやはり知っておくべき内容です。今読んでいる「サピエンス全史」も人類必読の本です。
NHKの人気番組チコちゃんにしかられるではないですが、ボケッと生きてんじゃないよなのです。
そんな人類の歩んできた歴史と珈琲の歩んできた歴史や役割と世界中の人に愛され癒してきた役割を思うときこれから来るAIに支配されてしまうのかAIにボケッと生きてるんじゃないよとしかられる日々になるのか、私たちにこれから起こることややるべきことをつらつらと思い浮かべるのでした。
そんな人類に珈琲で出来ること、珈琲を通じて思い致すことが重要になると思います。


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