King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ドアマット脱出へ、ボブキャッツ対ナゲッツ

2009年02月02日 23時32分49秒 | バスケ
Team   1   2   3   4   T
Bobcats  19  23   29  28   99
Nuggets  24  33   29  24   110

2009/1/30
Arena: Pepsi Center, Denver, CO
Officials: #14 Joe DeRosa , #8 Luis Grillo , #23 Jason Phillips
Attendance:18,463
Duration: 2:17

この試合のように、10点から20点も点差ができてしまう試合は、
もう面白くなく途中で興味も尽きてしまうのですが、この試合は、
なぜかボブキャッツのだめさぶりがいとおしい感じで最後まで
みてしまいました。

先日放送の、スパーズの試合やサンズの試合でトレードされた相手
チームがことごとくボブキャッツであり、そんなにどんどん選手を
だしてしまってボブキャッツとはどんなチームなんだと思って
しまいました。それに、トレードした相手はどこも却って調子よくなって
いるというトレードは成功という見方をされているので、その相手の
方はどうなってるのという興味は俄然わきます。

ジョーダンがオーナーで、ラリーブラウンがヘッドコーチという
このまだできて間もないチームが、創立からずっとドアマット状態で、
オーナーにジョーダンが加わり、ラリーブラウンがコーチに就任と
なれば、これは期待ができるんじゃないでしょうか。
それにゲームを見れば、これは解説ではピストンズのフォーメーションと
言っていましたが、これは明らかに76ersの組み立てですよ。

ベルがいて、点取り屋のガードがいればまさにそんな感じです。しかし、
今現在いる選手を見れば、やはり迫力不足だし、点取り屋のガードも
いないし、シューターのベルに頼っているだけで、力の落ちた感じの
ディアウもミスが目立ちます。

76ers時代も、強力なディフェンス力のある選手がいるわけでもなく、
アイバーソン以外は確実に点を見込める選手もなく全体的に線の細い
チームがタフな試合を展開して一時代を築きました。あの興奮をもう一度
味わいたいファンはなんとなく今のボブキャッツがそれに近づいてくれる
という期待を抱くのではないでしょうか。

だから、点差のできたミスの多い試合でもこうも興味深く、最後まで
みれたのだと思います。ナゲッツの方は、バランスとか効率とか今風の
見方をすれば、勝ったものの当然の勝ちであり、内容としてこのままで
大丈夫ですかというものです。

インサイドにビックセンターや強い柱になる選手がいてもこの試合のように
闇雲にインサイドでの得点が望めるかというとそれは疑問ですし、ファウルも
結構致命傷になるでしょう。今回そんなほころびを見せなかったのは、
クレイザの努めた穴をふさぐようなプレーでしょう。カーメロは当分故障から
外からのシュートやタフなプレーはできないでしょうから、役割は今後も
重要です。スパーズがやったように、勝つにはこの選手から崩すことでしょう。

インサイドを攻めてくるところをねちっこく守るのも当然のことですが、
中々ファウルをもらえる選手が少なくなっているのが最近の傾向ではないで
しょうか。

ドアマット脱出へ次の一手が注目されるボブキャッツでした。
コメント
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