King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

冬復活

2009年02月16日 22時01分03秒 | ジョギング
大変暖かい日が続いて、花粉も飛んで、もう
冬も終わりかという感じでしたが、やはりこのまま
終わるわけもなく、今日は夕方から風が吹き、寒い
日となりました。

それでもとても走るには気持ちのいい日で、昨日は
15分台というとても遅いタイムでしたが、今日は08分台と
ランニングタイムが復活しました。走り出す前にふくらはぎが
痛く、これは5日目で疲れが溜まってきたかという感じで
すが、今まで痛くなったことがないところが痛んでいて、
これは昨日の走りがフォーム的にまずい走りだったのでは
と思いました。

体の下で足踏みするような、ふくらはぎに頼った走りで、
今までは、骨盤を回転させてストライドを伸ばすことを
意識していたものが、ゆっくり走ることでフォームを悪く
していたようです。

昨日のリベンジもあり、同じ公園のコースを今日はフォーム
を気にして走り出しました。ふくらはぎは走り出す前にかなり
痛かったものの、走り出せば徐々に感じなくなり、足も回転が
効いて骨盤を使った走りになりました。

この結果、市内巡航のジョギングスタイルから脱却して、
ジョギングタイムからランタイムを刻むことができました。
08分などベストからすればまだまだ遅いのです。
それでもゆっくり走るよりはるかに気持ちよく、筋肉の
負担も少なくなります。しかし、花粉症は一層の威力で襲って
きます。

昨日から薬を飲んでいますが、あまり効かないようです。
それでもランの後の気持ちよさは今でも持続しています。
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日本一のコッペパン

2009年02月16日 13時32分14秒 | 日々のこと
いつも店の前を通り、日本一のコッペパンの店というのが
あり、とても気になっていました。
といってもこの店は前からよく知っていて、作っている人も知って
います。
久しぶりに食べようといつも思うのですが、国道に面しているため
車を止めづらく、中々実現しませんでした。

今日お昼過ぎに通ったら通行もまばらで車も止められ、買い求めてみる
ことにしました。
結果は田舎ってこうだよなあということです。
決してわざわざ食べるために買いに行くものでなく、ましてや
日本一などと呼べるほどのものでもありません。

田舎者というのはこういうものを売っていて平気で有名な店と自分で
書いてしまう厚顔でいられるものなのです。
店に入った瞬間薄汚れた店内にもはや食品を扱う店のプライドも
矜持もなく、これは失敗したなあという気分に浸れます。
ショーケースも曇って汚れています。中の数少ないパンもどれも
時代遅れの感じにあふれています。

肝心のコッペパンは、いかにも砂糖を刷け塗りした下品な感じで
ふっくらと小麦のおいしさにあふれたしろっぽいものとは違います。
もうこれを見た瞬間味も予測できるのですが、せっかく車を止めて
買いに来たので、餡バター、ジャムバター、ピーナッツバターを
買い求めてみます。もちろんバターといってもバターでなく、業務用の
あの一斗缶を薄く切ったようなブリキの缶に入ったあのマーガリン
のことです。もちろんジャムは水あめと赤い色のついただけのジャムで
このコッペパンには定番の組み合わせです。

昔、近所のお菓子屋さんも良く食パンとかコッペパンを買い、この
ように好みのものを塗ってもらって食べました。その体験があるため
こういう昔のままのスタイルのところを見ると無性に食べたくなるのです。
実は大手パンメーカーでもこういう商品は出ていますが、とてもパン屋
さんが毎日焼いているコッペパンにかなうはずもなく、味は全然違う
ものです。しかし、最近こういう手作りでイーストフードを使わない
パンは中々買えなくなっており、毎日パンを焼く店がない地域の人は
小麦の味のするパンを味わえないことになります。

田舎でも秩父は、そんな手作りのパン屋さんがまだあるだけましなの
かも知れません。こんな穀物の香りたつパンと挽きたてのコーヒーの
香りのする店があれば良いとよく思います。どちらもそろえた店は
中々なくて、そんな簡単な望みを叶える店もちょっとした高級店の
感じになり、パンもコーヒーも高いのです。しかし、もっとこんな
駄菓子的なパンと安くてうまいコーヒーが気軽に味わえたらと
思うのは私だけでしょうか。

私は、ぞんざいに切れ目を入れられた日本一のコッペパンをかじり
ながらそんなことを考えました。もちろん、コーヒーは自分でいつも
のブラジルのストレートを淹れました。まあ贅沢なお昼なこと。
甘すぎるコッペパンに昔の味を思い出しながら自分で珈琲屋でも
やったろかと思うのでした。
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冬終了?

2009年02月15日 14時28分25秒 | 日々のこと
昨日の暑さは、突然のもので正に冬が
終了したかというものでした。

そして、昨日走り終わった時の悲惨な花粉症症状に
かなり憂鬱な気分になりました。

猛烈な目のかゆみと鼻水がとめどなく続きました。
昨年の薬を探しましたが点鼻薬しかみつかりません。
夕刊で、初期の花粉症に気をつけるべき食品という
のが載っていました。卵、乳、小麦、そば、落花生、
エビ、カニの七品目。私の好物ばかりです。

花粉症が発症すると常に風邪の様なだるくて何も
したくない状態が続き憂鬱な日々が続くのかと思うと
春もまったくありがたくないのです。

それにスキーなど今シーズンは、たったの三回しか
いってないのにもうすでに春スキーだとは。先月の
時点で春スキー状態のようなゲレンデを見ていたので
これからは春スキーといってもあまり違和感はないのが
不思議です。

そういえば、夜『銀色のシーズン』をテレビでやって
いましたが、つまらないどたばた劇でもっとスキーの
魅力を知らしめる味のある映画を期待していたので、
まるで期待はずれでした。

外国人でさえ理解する、スキーと温泉という素敵な
文化をなぜもっと素直に画面出せないのかと思いました。

いつも日曜日には『NIKKEI』という雑誌が新聞に折り込み
されてくるのですが、いつもは広告の雑誌だと思い開けない
のですが、今日はなぜか開いてみました。そうしたら、これが
意外と内容豊富で、ついつい新聞そっちのけで読んでしまい
ました。

日曜の新聞も好きな記事が多いのですが、さらに特集版と
豊な時間を過ごせます。こんな新聞も最近はとらない人が多い
ということです。ネットで読めるとかいろいろ理由はある
ようですが、旅先などで読めないとなんか寂しく感じる私には
考えられないことです。

この数日のことですが、新聞のテレビ欄にGコードがなくなり
ました。これは私には影響大で、何でなくなったのか不満
いっぱいです。ちょっと調べたらまだGコードは生きており
アナログ放送終了までは続いているようです。ただ、新聞は
先取りして使用者の少ないこのコードの掲載をやめたのです。

ただ、ネットでは調べればまだ載っているので使えないことは
ないのです。でも、そのためにパソコンを起動して検索する
ことを考えると日時指定録画でいいかと思います。それとも
地デジ対応テレビに買い替えを促しているのでしょうか。
そもそも、家のテレビは将来のデジタル対応のためにという
ことも含めて買い換えているので、デジタルチューナーをつなげる
端子などがついています。

あと二年待ってデジタルチューナーがついたHDレコーダーも
同時に買うようになるでしょう。その時期までに景気が回復
していれば良いけど。

こんなぽかぽかのお昼には、好きなうどんのランチをいただき
たくなり、その後には喫茶店でのんびりコーヒーも飲みたいと
いつも思っているのですが、中々実行されることがありません
でした。しかし、この暖かさでふらりとうどんを食べに行くこと
にしました。

いつもうどんは盛りうどんを食べますが、そんな味重視で専門店
のうどんでなくて駅の立ち食いのうどんのようなてんぷらうどんで
いいのです。ですが、秩父は駅が観光地のこともあり、観光客向け
のうどん屋が多く、庶民の食堂の素朴なうどんというのがなかなか
なくて、やすいところは350円から観光客向けの高いうどん屋と
丁度良いところはないのです。

結局、市役所の近くのたじかという店でかき揚げうどんを食べ
ましたがこれがとてもおいしく、さて、次はコーヒーをと思い
どこに行くか思案しますが、これまた喫茶店というと秩父はどこも
コーヒーが一杯500円もする所ばかりで、スタバとかタリーズと
いった店がないのです。

今日経に履歴書を書いているのがドトールの会長なので、ドトール
のコーヒー豆を入れている喫茶店にしてみました。家で飲めばよさ
そうなものですが、外で飯を食べてそのままコーヒーも飲みたく
なるものなのです。一杯500円のブレンドはブラジルベースでとても
美味でした。それにドトールの炭火焙煎ではない珈琲でした。

冬がこのまま終わるのは残念ですが、季節季節に楽しみはあるものです。
まだこの冬楽しんでいないのは、ねぎしのたい焼きと鍋焼きうどん
です。夜に薬は発見できて、花粉症対策も万全です。まだ寒い日は
あるでしょう。その時に、たい焼きと鍋焼きを楽しみにします。
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もともとバッドボーイなんでセルティックス対マブス

2009年02月14日 10時14分18秒 | バスケ
Team   1   2   3    4    T
Celtics  17  23   29   30   99
Mavericks 21  30   24   17   92

2009/2/12
Arena: American Airlines Center, Dallas, TX
Officials: #27 Dick Bavetta , #31 Scott Wall , #63 Derek Richardson
Attendance:20,285
Duration: 2:43

前回のセルティックスの放送は、スキー場で小さい映りの
悪いテレビでの観戦でしたが、内容はこーいものでした。
チャンピオンを目指すものとして、同じ相手に連敗を赦して良い
はずもなく、それは相当の覚悟と決意で向かったものと思われます。
しかし、これは選手云々よりも、こうなるとやはりコーチの差という
ものも感じます。

選手は乗れば限りなく良いプレーを連発できますが、下手な指示では
不満ばかりを募らせます。
この時には、ケビンカーネットが退場したのですが、そのタイミングが
どう見ても早すぎる感じでした。しかし、これで彼が担うチームの
役割がよりわかった感じでした。

そして、このゲームでの意外なマブスのがんばりでいい試合になり
ました。どちらもディフェンスがすばらしく、中々満足に得点が
できません。前回気になったのは、このディフェンスで奪ったボール
をほとんどの場合、一人で持ち込んでそのままシュートという攻撃に
なり、その他の攻撃も個人技での攻撃が多いということでした。

セルティックスは、優秀なオフェンス能力の選手が多く、それに
ボールを任せることが多く、セットもろくなものを持っていない
のではないかと思われました。ただ、前回はインサイドからトップに
戻してシュートというセットを何度も見せ、今回は違うかという
プレーがあったものの、全体的にはワンパターンでした。

今回は、そんなセットはまるでなくとにかくボールを持った選手が
とことんゴールを目指します。特に最後はピアースにボールが集まり
逆転で勝ってしまいました。セルティックスはやはりこの人というのを
マブスははずしてしまったのではないでしょうか。よく言うビックスリー
ですが、エースはポールピアースで、それを認める発言はアレンにしろ
ガーネットにしろインタビューの際にはいつも現れていました。

この試合での見所は、ガーネットの守備であり仕掛けでした。
これによりエース、ノビツキーを封じマブスのオフェンスはがたがたと
崩れました。レイカーズがロンドの中間距離はかまわずに打たせたのに
対して、マブスは守りどころがはっきりしなくなり、再三仕掛けられる
ロールの追っかけがおろそかになりだします。
インサイドに突っ込んでくるのは完全阻止なのか、打ち所を阻止なのか
エースへのパスを阻止なのか、定めきらずに最初は決まっていた守備が
ガーネットの仕掛けでぼろぼろと崩壊した様が、印象的でした。

そういえば、マブスは何か物足りないものを前回の試合でも感じていた
ものがこの日はベンチにスーツ姿のスタックハウスをみて、ああそうか
彼がいなかったのかという感じでした。デブァンジョージが出ていましたが、
守備以外は以前の迫力がありません。テリーもいなかった割によく
がんばったという感じでしょうか。
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ニセコの思い出最終日

2009年02月13日 13時03分19秒 | スキー
滑走した、6日から四日間、最初は雪と風、次の日は晴天と
新雪、そして吹雪、最終日にまた新雪と晴天となりました。
ただ、積雪量はたいしたことなく、前半は氷点下10℃くらい
だったが、後半はマイナス2℃程度と暖かく、雪も後半は
重たい感じでした。

北海道というと粉雪と広大なゲレンデを皆さん求めてはるばる
やってくるのでしょうが、この三日目まででこのニセコ旅行は
失敗の部類に入ると思っていました。

移動量の割りに滑走感は乏しく、雪が極端に良い訳ではなく、
リフトは遅いし、やたら寒い中にとどまされていた感じでした。
これは来年も多分ニセコに来るだろうなあと感じずにはいられ
ませんでした。

しかし、この最終日で全てを私は赦しました。

コロラドから長いたびでここへ来た意味を私は彼らの行動を
理解できませんでしたが、この日は彼らの気持ちも世界から
愛されるこの地を全て理解した気持ちになりました。

いつものとおりアンヌプリのゴンドラから始まったこの日も
ゴンドラに乗り合わせたオーストラリアの人たちとの会話から
始まりました。彼らは最初おずおずと英語で挨拶をしてきて
どこから来たか聞くと自分たちはここの雪を愛していると
熱い思いを話してくれました。

気がついたのは、ここに集う外国人も上のほうにいる外国人は
白人のスキーヤーが多く、ボーダーはオーストラリア人が
多く、韓国人はボーダーが圧倒的で中国人はホテル等では
目立つもののゲレンデではほとんど見かけないのです。

そして、スキーヤーに黒人はほとんどいなくて、フィリピン系
の東南アジア人を数人見かけたものの、圧倒的に白人スポーツ
なのを感じました。ボーダーよりスキーヤーの方が多くて、
ファットスキーを履いたオールマウンテンタイプの山スキー
が一番多いのですが、ゲレンデ途中のお休みどころにはジジババ
が多数います。この分布は大変おもしろく、妙な住み分けが
できているように感じました。

ニセコはニセコルールという言葉をよく聞くのですが、管理外に
はいかなる理由でも立ち入り禁止、ロープはくぐるなということ
で、私は単独行動であり、ニセコ初滑走なのでよく見える山頂への
ハイクアップも自重していました。

この管理外に出るところにはパトロールがたっていて時間制限で
開いたり制限をしているようで、いつもみえるアンヌプリのゲートも
閉じている方が多く、開いているのも十時半からとか結構遅くから
開くので、パウダーを滑るために早起きは必要ないのだという感じ
でした。

コース外を滑ることもないと思ったのですが、最終日のビレッジの
オフピステを何本かこなしてさてどこに行こうかと一番高いリフトを
上ってみてみると一番端のシングルリフトのみ長いリフト待ちができて
います。これは二日目にも見た行列なのですが、なぜあのリフトだけ
行列ができるのか不思議でした。どうやら終着からゲートがあり、登山
している人が続いているのが見えてそのためだろうと思ったのですが、
しかし、今乗っているリフトの方が終着も一番高度があり、歩くのなら
このリフトの方がいいはずと思ってそのリフトの終着に行ってみようと
なり、横移動してみました。

すると、広大なノートラックの斜面へ人々がひたすら横移動していく
ラインが伸びる斜面が広がっていました。
私もそのゲートを通過。
人がいなくなるまで横移動すると後はどこに続いているのかノートラックの
広大な斜面のみ。
この開放感はたまりません。
目に入るのは、ひたすら広大な斜面のみ。雪と木立が下のほうにある
のみ。こりゃ地球の裏側からでも来るわなあ。
いったいどこまで降りていけるのかわからないコースで、一応リフトが
見えるほうに最後は出て終わりましたが、これは一日一本でもこれは
よいコースだなと感じる滑走感です。

あの八甲田山の広大な大斜面をまるで歩くことなくさらに長くノー
トラックの周りに人がいないところを滑ることができるなんて。
これは八甲田以上に人に教えたくないところです。もちろん世界にばれて
いるのですが。
そんなところでも、あのNASPAでニセコの魅力を語ったあの人はこれは
滑ってないんだろうなあと思うとまた不思議なものを感じます。
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チェゲバラのイメージとは

2009年02月13日 11時47分42秒 | ジョギング
昨日はほぼ一週間ぶりに走りました。
11日は、友人に会いゆっくりとコーヒーを飲んで
いざ走り出そうとしたら雨が降り出したので、
そのまま走りに行くのをやめました。

ニセコ行き直前に腹痛で一日走りにも行かなかったので
丸々一週間走らなかったわけですが、いつもの公園に行くと
走っている人が増えていて意外でした。

ペースが速く走れているのか、いつもより遅いのか最初は
まったく調子いいのか悪いのか解らないペースで、いつものペース
になったのは一時間くらい走ってからでした。
タイムは12分と大分遅いのですが、随分暖かくなった感じを
受けました。

逆に花粉が飛んでいるのか目がかゆくなり、鼻水もでるように
なりました。
これだけ間が開いたのにもかかわらず、ももやふくらはぎが
すぐに筋肉痛になり、スキーの筋肉痛もまだ回復していない
のかと言う感じでした。

一度走れてしまえば、10分切りも簡単で、またいつもの
ランニングができるでしょう。

昨日、飲んだコーヒーはいつものブラジルではなく、その
店のオリジナルのブレンドとキューバのストレートです。
どちらもとてもおいしく、いつも飲んでいるブラジルとは
違い、苦さや甘みや酸味といったいろいろな味わいを感じられ
コーヒーの奥深さを再認識させられました。

スタバなどの飲みなれたコーヒーから裏切られた感じのおいしさ
とはまた違う、コーヒーのうまさを感じられたのではと思います。
特に、キューバは繊細で甘みがありやわらくすんなりと飲めるストレート
で、これはコーヒーだけ飲むのならブラジルに匹敵するストレート
ではないかと新発見した思いでした。

マスターがだされる時にチェゲバラのイメージとは違いますよと
一言言ったのがなるほどねと思えるあじです。
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ニセコの思いで後半

2009年02月13日 10時48分08秒 | スキー
ニセコの滑り3日目。前日のニュースでは空港で足止め
された人が空港で寝泊りしたという映像を見ていましたが、
ニセコは上のリフトが止まる状況で、いつもどおりアンヌプリ
に来たもののこのまま一日ここで滑るのはつらいと思い、
すぐにヒラフへと移動しました。私が9時のいつものバスで
移動しましたが、宿のバスは30分ごとにでているものの
ヒラフまで行くバスは午前と午後に二本しかなく、路線バス
があるもののこれは一時間に一本で停車場が多く、ヒラフに
行くのに小一時間かかります。

いつも行動が一緒のコロラドのグループがこの日はいつもの
バスを見送り、つぎのバスに乗るといっていた意味が解り
ました。彼らはリフト停止を宿にいるときに察知して最初から
ヒラフ行きを決めていたのです。なんと言う先見性でしょう。
ヒラフに行ったら行ったでアンヌプリとは比較にならぬほどの
リフト待ちになり、正月の混雑並みになりました。
吹雪で視界が悪く、救急車やパトのスノーモービルが頻繁に
出動する日で、この日にバックカントリーツアーに出たグループ
が雪崩にあったというニュースも後で知りました。

大変な一日でしたが、吹雪の割りに暖かく宿に帰ったらドイツ
から来た温泉好きのおじさんと風呂が一緒になり、ヨーロッパの
風呂事情やサウナの温度について教えてもらいました。
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ニセコの思い出そして

2009年02月12日 00時15分07秒 | スキー
二日目の雪は、ふかふかで柔らかで前日よりさらにいい感じ
でした。スキー雑誌でお勧めのコースにビレッジのミソシルとか
ナマラといったコースは紹介されていて、その名前は耳に残っていました。
そして私には、もっと頭に残った情報として先月のNASPAでの渡辺一樹
キャンプに参加された人が繰り返し話されたニセコの滑走感想でした。
ニセコでは、何度も繰り返し滑って最高だったコースがビレッジのコースで
休まず繰り返し滑ってしまったというもので、リフト上は寒いでしょと
突っ込むとリフトは乗らないもんとのことで、繰り返しゴンドラのコースを
滑った、これがよく聞く、ナマラとミソシルの印象なのでしょう。

その場所を初日に真っ先に探したのは言うまでもありません。
ニセコはどのスキー場もゴンドラを備えていて、その先に一本リフトが
あるという構成で、その一番上のリフトは広大なオフピステを備えて
いるのですが、リフトどうりにまっすぐ降りてくる人は皆無で、みんな
ひたすらトラバースして各スキー場へ移動するためにこの山頂リフトを
使うようで、トラックがいくつもついているのにふかふか状態というのが
二日目はずっと続いていました。

それでもやわらかいけどパウダーを食うという感じではありません。
あのNASPAでの極上のコースはどこか雪質がよくて上達したように感じる
極上斜面を味わうべく、ビレッジの各コースをたどりますが、どうもあの
人の言っていた繰り返し滑ってしまうコースとはどれかいまいち納得
できませんでした。どれも一気に滑り降りるコースでなく、ところどころ
オフピステが隠れていたり、ここもコースかというような滑っていいの
ここもコースかというようなところばかりで、とてもあの人が繰り返して
滑ったというイメージではありません。

私は、妙高のクルージングできる長いコースをイメージしてしまったので
まるで違うものを納得できずにさまざまなオフピステを滑ってここは
違うだろうというようなことを繰り返していたのでした。それにあの雑誌
等で紹介される名物コースは実に隠されているように上りのロープトウを
利用して尾根移動してさらに入り口は狭くてとても一般のコースとは
思えません。入り口わずか50cmのゲートをくぐるとそこはこれまた広大
オフピステでした。コース内とはいえ昨夜の新雪が50cmは積もるノート
ラックがあり、下手に滑れば今にもなだれが起きそうな斜面もあります。

それを何の指導もなく滑っちゃっていいの。かなり滑り方によっては
雪崩れるし二本も滑るとおなかいっぱいで足ががくがくになり、コーヒー
タイムになりました。ホテル前のカフェで一服しているとなんとロック
バンドの生演奏がありました。スキー場にロックとは。いいじゃん。
なんかロートルな外タレで名前もダーティT'sとかいう聞いたこともない
ありそうなグループ名でした。

いかにも売れないグループが出稼ぎに来たみたいないい味でした。
実は最終日にここのランチをいただいたのですが、そのランチブュッフェ
はなんかのお笑い番組でお笑いタレントが食べているのをみたのですが、
その時の内容は一部だと思ったら、それが全てであり、値段の割りに
その品数と内容にはしょぼすぎだと思いました。デザートやケーキは
多いのに、メインというか主食となる料理がピラフとパスタだけというのは
いただけませんでした。

さらに、ソフトドリンクが缶ジュース、コーラ、ウーロン茶というのは
がっかりです。ジュースというのはホテルなら100%果汁が標準なのに、
小さな缶ジュースというのはどういうことでしょう。ここは以前泊まった
ことがあるホテルで、食事もイメージがあっただけにこれは残念な変化
でした。

あのNASPA情報では、繰り返し滑ったということですから、まさかこんな
ロープトウなどは使うはずもなく、というとどこを滑ってあんな感想に
つながったのか、余計不思議に思ってヒラフへ向かいました。
ヒラフにも国体とか何々の壁とかオフピステとかさまざまな斜面がある
のですが、大体どこのリフトもすぐに乗れるのですが、ここのゴンドラは
行列ができていました。ヒラフではこぶ斜面もあり、北海道らしく大きく
ゆったりしたこぶとなっていました。間延びしているともいえる大きさで
空いていて固い上に新雪が乗る滑りやすいこぶでした。

下のほうが雪が悪くなってくるとどうしても上に逃げることになります。
リフトがあるのは1100mくらいまでで、あとは30分ほどハイクアップして
滑るということになります。ただ、山頂からゲレンデには滑り込めない
ようにロープが張ってあり、上っている人は何人も見かけるものの、
滑り降りてくる人は見られません。

山頂からのトラックも見事にありません。では、あるっていた人はどこへ
滑って行ったのか。それにファーストトラックを狙って行っても朝一の
リフトで上っても山頂への登山口は開いていません。私も初日は8時30の
一番早い送迎バスで出かけましたが、ゲレンデにファーストトラックを
つけることはできてもオフピステにシュプールを描くことはできません
でした。私もガイドを頼んでバックカントリーへ行くことを考えましたが、
ガイド料が2万弱と八甲田のときの数千円でツアーに参加できたのと比べると
割高で、わずか標高差200mのところを30分で見えているところをガイドして
もらうのもどんなもんかと言う感じでした。

ゲレンデ内でも、オフピステをほぼノートラックのところを何本か滑って
いるのに、所詮やはりゲレンデ内でこのゲレンデスキーがやはり世界から
引き寄せる魅力に富むスキー場かという不満は、静かに深く積もっていくかの
ようでした。ニセコってみんな言うほどのものかと。
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ニセコの思い出

2009年02月11日 23時23分35秒 | スキー
ニセコを滑った感想を書いていきます。

昨年滑った富良野やトマムから、北海道のスキー場がどんなものか
大体のイメージはできていました。よく聞くダイナミックで規模大きな
すべり応えのあるコースというものが、実際にはどんなものか、
どんな感動を与えてくれてどんな失望へとつながるかよーく解った
つもりでした。

そして、決して過度な期待を抱いてはいけないこと、コンディションは
日々変わり、一日や二日で決してその魅力は決定できないし、一度受けた
欠点は中々取り返せないということも知っています。その上で、一度
訪れただけでその魅力をどう味わったかなんてのは伝える方が無理で
いいときかされた身には、よほどいい思いをしないと評判ほどにもないと
言うことになります。

最初のニセコのイメージは、他の北海道のスキー場と同様にリフトは
おんぼろで遅く、ただ広いだけでリフトは遅く、とても雄大なゲレンデを
その広大なすべり心地を堪能するという気持ちにはなれませんでした。
それだけリフトに乗っている時間ばかりが長く、滑りはあっという間で、
豊富な雪はやわらかいものの、青森のように軽いとは言いがたいもの
でした。

ゲレンデへの送迎も便が少なく、自由度が少なく、いつでもどこへでも
送迎してくれた八甲田山の対応が懐かしく思いました。他の温泉にも
送迎してくれ、思いのほか温泉宿が多いニセコでは、路線バスや温泉めぐり
のバスの案内は多いものの、自家用車がないとその移動は極端に限られた
ものになります。

結局、私は宿にした昆布温泉の宿からスキー場以外はどこにも出かけ
ませんでしたが、宿の温泉とスキーだけで十分な滞在でした。宿の客は
スキー場と同じく海外の客も多く、コロラドから来たグループはほぼ
私と同時期にチェックインして帰りも同時期でした。つまり5泊6日の旅で
皆テレマーカーでした。オーストラリアからのお客はボーダーが多く
ゲレンデ全体でもやはりスキーヤーの方が多いようでした。

リフトゴンドラでは、ほとんどが海外からの客と乗り合わせましたが、
お休みどころでは日本の年寄りが多く休んでいます。話したそうな人には
積極的に話したところ、皆何時間もの長旅でニセコにやってきてそれも
雪を愛しているからといいます。初めて来たという人より、二度目
三度目の人のほうが多く、日本人と同様にスキーと温泉を愛していました。

コロラドのお客は、温泉は好きだ。リラックスできるとはっきりと
onsenと発音しました。この時点で、彼らがなぜコロラドからロサンゼルス
へ飛び、そこからコリアへ行き、そこから千歳と長旅をしてきたか、まるで
解りませんでしたが、私が空港から三時間もかかったことを嘆いたら、
自分たちはこんなにトランジットしてきたんだぜと旅の様子を話してくれ、
私のスキースタイルを気にしていました。

私がただのゲレンデスキーヤーで、それなら秩父から8時間もかかってきた
ことを悔いたかのように話したのも納得したのでしょう。スキースタイル
のほかにどこをメインに滑ったのか聞いて来たので、ヒラフメインと答え
ました。彼らもそうだといいます。ゲレンデの至る所にオフピステはあり、
広大なゲレンデでは、例え何本もトラックが残っていてもまだまだパウダー
状態という方々でパウダーは味わうことができます。

しかし、何度も言いますが八海山の深雪を知ってしまうとこんな最初の
日の雪なんて新雪の内に入りません。それにニセコ初日は風と雪で、寒い
だけの日となりました。昨年の山形蔵王や富良野に比べたら全然まだ暖か
な日でしたが、リフトに乗っている時間は今まで最長な感じでした。
久々にシングルリフトにも乗りました。どのリフトも極端に遅く、さらに
風のための減速もあり、寒さにさらされた日になったのです。

二日目には雪もやみいい天気となり、やわらかいパウダーを味わうこと
になりました。
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あっけなく

2009年02月10日 17時20分13秒 | 日々のこと
飛行機は無事定刻に着いて、あとはレッドで帰るのみ。あの白銀の世界も一夜の夢のよう~
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サナカンダレッツゴー

2009年02月10日 11時59分51秒 | 日々のこと
私に曲がらせて、長い海岸線が行く。支笏湖通過
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うんざり

2009年02月10日 09時44分16秒 | 日々のこと
もはや帰るだけ。長い旅路が始まります。天気はいいので安心です。
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強い力で鍛えられたチャイニーズフーズ

2009年02月09日 11時50分02秒 | スキー
同じ宿の外人はコロラドから来たそうです。何でまたここまで来たのか不思議でした。それが全て今日解りました。昨日の吹雪のわりに新雪は少なく、パウダーなぞ望むべくもなく、雪質も重たい3月頃の志賀高原の様でした。何でみんなニセコと騒ぐのか?それは広大なパウダーゾーンです。今日はじめて味わいました。こりゃたまらん♪おー咆哮がこだまする。
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いやいや

2009年02月08日 22時27分01秒 | 日々のこと
最近のニュースを見ていると庶民はどこまでも割りを食うようにできているんだなと思います。数多ある公益法人なるものなどなぜ増える一方なのか。そのくせ郵便局等民営化して国民は無駄が省かれて税金を節約できると賛成したがその結果は簡保の宿の事件のように誰かが儲ける構図だったのです。景気対策もたかがしれますね。
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吹雪吹雪氷の世界

2009年02月08日 13時49分21秒 | 日々のこと
下のリフトしか動いていません。リフトは激ごみ。ゴンドラはノロノロ、リフト上は吹雪でも人は減りません。何本も滑らないのに疲れて休憩中です。御休処もげきごみ。
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