King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

もともとバッドボーイなんでセルティックス対マブス

2009年02月14日 10時14分18秒 | バスケ
Team   1   2   3    4    T
Celtics  17  23   29   30   99
Mavericks 21  30   24   17   92

2009/2/12
Arena: American Airlines Center, Dallas, TX
Officials: #27 Dick Bavetta , #31 Scott Wall , #63 Derek Richardson
Attendance:20,285
Duration: 2:43

前回のセルティックスの放送は、スキー場で小さい映りの
悪いテレビでの観戦でしたが、内容はこーいものでした。
チャンピオンを目指すものとして、同じ相手に連敗を赦して良い
はずもなく、それは相当の覚悟と決意で向かったものと思われます。
しかし、これは選手云々よりも、こうなるとやはりコーチの差という
ものも感じます。

選手は乗れば限りなく良いプレーを連発できますが、下手な指示では
不満ばかりを募らせます。
この時には、ケビンカーネットが退場したのですが、そのタイミングが
どう見ても早すぎる感じでした。しかし、これで彼が担うチームの
役割がよりわかった感じでした。

そして、このゲームでの意外なマブスのがんばりでいい試合になり
ました。どちらもディフェンスがすばらしく、中々満足に得点が
できません。前回気になったのは、このディフェンスで奪ったボール
をほとんどの場合、一人で持ち込んでそのままシュートという攻撃に
なり、その他の攻撃も個人技での攻撃が多いということでした。

セルティックスは、優秀なオフェンス能力の選手が多く、それに
ボールを任せることが多く、セットもろくなものを持っていない
のではないかと思われました。ただ、前回はインサイドからトップに
戻してシュートというセットを何度も見せ、今回は違うかという
プレーがあったものの、全体的にはワンパターンでした。

今回は、そんなセットはまるでなくとにかくボールを持った選手が
とことんゴールを目指します。特に最後はピアースにボールが集まり
逆転で勝ってしまいました。セルティックスはやはりこの人というのを
マブスははずしてしまったのではないでしょうか。よく言うビックスリー
ですが、エースはポールピアースで、それを認める発言はアレンにしろ
ガーネットにしろインタビューの際にはいつも現れていました。

この試合での見所は、ガーネットの守備であり仕掛けでした。
これによりエース、ノビツキーを封じマブスのオフェンスはがたがたと
崩れました。レイカーズがロンドの中間距離はかまわずに打たせたのに
対して、マブスは守りどころがはっきりしなくなり、再三仕掛けられる
ロールの追っかけがおろそかになりだします。
インサイドに突っ込んでくるのは完全阻止なのか、打ち所を阻止なのか
エースへのパスを阻止なのか、定めきらずに最初は決まっていた守備が
ガーネットの仕掛けでぼろぼろと崩壊した様が、印象的でした。

そういえば、マブスは何か物足りないものを前回の試合でも感じていた
ものがこの日はベンチにスーツ姿のスタックハウスをみて、ああそうか
彼がいなかったのかという感じでした。デブァンジョージが出ていましたが、
守備以外は以前の迫力がありません。テリーもいなかった割によく
がんばったという感じでしょうか。
コメント
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