金木犀、薔薇、白木蓮

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118:ネスコ編 『教科書でおぼえた名詩』

2005-10-17 12:06:49 | 05 本の感想
ネスコ編『教科書でおぼえた名詩』(文藝春秋)
★★★★★

詩作の才能はおそらくないし、作ろうと思ったこともないけれど、
詩を読むのは好きなのです。
特に新体詩。
ひとつの教科書で扱われる詩はそれほど多くないので、
実際にわたしが教科書でおぼえたものはほんのわずか。
あとは仕事をはじめてから教材で知ったものが多いですね。
暗記はよくないと批判される風潮があるけれど、藤原正彦センセーが
『世にも美しい数学入門』で言っていたように、暗唱は美意識を培う。
万が一、子どもを小さいころから育てることになったなら、
詩の身近にある環境においてあげたい。

茨木のり子「自分の感受性くらい」は痛い!
ひとのせい、近親のせい、時代のせいにするなという詩。
コメント
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