伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』(新潮文庫)
★★★☆☆
籐子ちゃんライブラリーから借りっぱなしになっていたもの。
デビュー作。
コンビニ強盗の末、目覚めたら未知の島にいた主人公の伊藤。
百年の鎖国状態にある島の奇妙な住人たちは、
未来を予知するしゃべるカカシ・優午に導かれて暮らしていたが
ある日優午が何者かによって殺されてしまう……
というミステリー@ファンタジーといった感のあるお話。
短い通勤時間で細切れに読んでいたせいか、童話的雰囲気のせいか、
いまいち入り込めず。
散在していたエピソードがラストに向けて集約していく過程は
みごとだと思うのだけど、「ふーん」で終わってしまった……。
ファンタジーな舞台設定ゆえか、身に迫ってこない。
おもしろくなかったわけじゃないのだけど、
ちょっとインパクトが薄かったかな?
城山が出てくるたびに「うわぁ……!」とどきどきしていたので、
あのオチには一安心しました。
★★★☆☆
籐子ちゃんライブラリーから借りっぱなしになっていたもの。
デビュー作。
コンビニ強盗の末、目覚めたら未知の島にいた主人公の伊藤。
百年の鎖国状態にある島の奇妙な住人たちは、
未来を予知するしゃべるカカシ・優午に導かれて暮らしていたが
ある日優午が何者かによって殺されてしまう……
というミステリー@ファンタジーといった感のあるお話。
短い通勤時間で細切れに読んでいたせいか、童話的雰囲気のせいか、
いまいち入り込めず。
散在していたエピソードがラストに向けて集約していく過程は
みごとだと思うのだけど、「ふーん」で終わってしまった……。
ファンタジーな舞台設定ゆえか、身に迫ってこない。
おもしろくなかったわけじゃないのだけど、
ちょっとインパクトが薄かったかな?
城山が出てくるたびに「うわぁ……!」とどきどきしていたので、
あのオチには一安心しました。