金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

43:角田光代 『この本が、世界に存在することに』

2008-06-12 11:15:13 | 08 本の感想
角田光代『この本が、世界に存在することに』(メディアファクトリー)
★★★★☆

エッセイかと思ったら短編集でした。
本にまつわる9編を収録。
角田光代はデビュー作の『学校の青空』以来ずっと
「気の滅入る話を書く人」ってイメージだったのだけど
最近ちょっと印象が変わってきたな。
これは前向きで優しい話が多かった。

本に対する思い入れが強いと、
自分の周囲に新しく読書家が登場したときにときめきます。
読書傾向の似た人だったりすると、さらに◎。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする