池波正太郎『鬼平犯科帳〈10〉』(文春文庫)
★★★☆☆
特に好きな話もなかったのだけど、
安定したおもしろさがあって楽しめました。
密偵・文五郎が昔の義理のために平蔵を裏切ってしまう
「犬神の権三」、
同じく密偵で平蔵の若いころからの友人でもある彦十が
裏切り未遂(?)を起こす「むかしなじみ」。
密偵の裏切りは、これまでにも何回か書かれてきた
パターンですね。
彦十は未遂で終わってよかったよかった。
「五月雨坊主」では、口説き文句と言ってもいい
伊三次の言葉を、およねが
「つまらないことを、いまさら、持ち出すんじゃぁない」
とスルーしているのがおかしい。
それにしても、同心たちはよく内偵のために
坊主になってるんだけど、あとで困らないのかしら。
忠吾は泣いてたけど、前にも坊主になったことなかったっけ?
★★★☆☆
特に好きな話もなかったのだけど、
安定したおもしろさがあって楽しめました。
密偵・文五郎が昔の義理のために平蔵を裏切ってしまう
「犬神の権三」、
同じく密偵で平蔵の若いころからの友人でもある彦十が
裏切り未遂(?)を起こす「むかしなじみ」。
密偵の裏切りは、これまでにも何回か書かれてきた
パターンですね。
彦十は未遂で終わってよかったよかった。
「五月雨坊主」では、口説き文句と言ってもいい
伊三次の言葉を、およねが
「つまらないことを、いまさら、持ち出すんじゃぁない」
とスルーしているのがおかしい。
それにしても、同心たちはよく内偵のために
坊主になってるんだけど、あとで困らないのかしら。
忠吾は泣いてたけど、前にも坊主になったことなかったっけ?