金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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40:池波正太郎 『鬼平犯科帳〈3〉』

2008-06-09 10:43:44 | 08 本の感想
池波正太郎『鬼平犯科帳〈3〉』(文春文庫)
★★★★☆

「むかしの男」は、平蔵の妻・久栄にスポットをあてたお話。
これだけ既読でした。
おまさ人気に危機感を抱いて、久栄の存在感を押し出した……
という裏話みたいなのをどこかで読んだことがあるのだけど、
初出も、こっちのほうがおまさ登場より早い。
わたしの思い違い? ドラマ版のほうの話だったのかな?

平蔵が老盗賊に弟子入りする「盗法秘伝」がユーモラスで
おもしろい。
コメント
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