金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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49:池波正太郎 『鬼平犯科帳〈9〉』

2008-06-19 13:56:09 | 08 本の感想
池波正太郎『鬼平犯科帳〈9〉』(文春文庫)
★★★☆☆

この巻の一番のトピックスといえば、
おまさの結婚でしょうか。
長きにわたり平蔵に報われぬ片想いをしているという
印象があったけど、
巻数にしてみるとそれほどでもないですね。
途中で狐火の二代目と暮らしてたりしてたし。
それにしても、かつて盗賊仲間との間に生まれたという
おまさのひとり娘はどうなるんでしょうか。

「狐雨」では、狐憑きになった同心を前に、
てきぱきと応じる奥方を、平蔵がぽかーんと
眺めているのに笑った。
コメント
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