金木犀、薔薇、白木蓮

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映画:『トランセンデンス』

2014-07-15 10:28:47 | 映画の感想
映画『トランセンデンス』(ウォーリー・フィスター監督)
★★★☆☆

【シネマトゥディのあらすじ】

人工知能PINNの開発研究に没頭するも、反テクノロジーを叫ぶ
過激派グループRIFTに銃撃されて命を落としてしまった科学者ウィル(ジョニー・デップ)。
だが、妻エヴリン(レベッカ・ホール)の手によって
彼の頭脳と意識は、死の間際にPINNへとアップロードされていた。
ウィルと融合したPINNは超高速の処理能力を見せ始め、
軍事機密、金融、政治、個人情報など、ありとあらゆるデータを
手に入れていくようになる。
やがて、その進化は人類の想像を超えるレベルにまで達してしまう。

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楽しみにしていたのだけど、評判がいまいちだったので、
期待半分で見に行く。
人工知能としてよみがえった夫の意識が、
ネット上の情報を駆使して妻を助けようとする前半は
おもしろくて引き込まれたが、
後半は行ってほしい方向に話がいかず、
「予想を裏切る展開!」とも違って、
あれ、なんでそれで解決するの?……といった感じ。
一緒に行った人は、とてもよかったと言っていたので、
何を期待するか、何に注目してみるか、によって
評価が変わるのかもね。 

「ナノマシン」を扱うストーリーはたいてい好きじゃない。
都合よすぎて、なんでもありになっちゃうから。
しかしこの映画、行き過ぎた科学は魔法と同じ、というのが
感じられるのはよかったな。
コメント
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