このまとめを書くために記事を遡ってみたら、
2024年、仕事関係の資料以外の本を読んでいなさすぎて
びっくりした!
物理的にはたいして忙しくはなかったのだけども、
長期間携わっていた仕事のせいで、
ずっと気持ちに余裕がなかったのだった。
でも、今年は、
・いっぱい旅行した
・初めて観劇をした
・初めての種類のイベントに複数回参加
となかなか充実した1年で、大満足。
新しいジャンルの仕事も舞い込んできて、
来年がとっても楽しみ!
ということで、1年をふり返って、
今年も読書と映像作品のベストをまとめてみた。
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【小説】
①瀬尾まいこ『私たちの世代は』
②辻村深月『この夏の星を見る』
③戸森しるこ『ぼくらは星を見つけた』
④山本周五郎『樅ノ木は残った』
気持ちに余裕がなくなると、長編の小説を読まなくなる
(短編は区切りをつけやすいから、心がければ読める)。
何を読んだのかも覚えていなかったくらい。
高評価だったのは上記の ①~③。
『樅ノ木は残った』は、好みかどうかという評価基準を超えた
作品なのだけど、印象的だったので入れた。
【小説以外】
①Emi『今日から変わる わたしの24時間』
②岡本真帆『水上バス浅草行き』
今年は、新しく現代歌人の短歌集を読み始めた。
韻文には、たぶん日本人の平均よりは触れていると思うけど、
それは仕事柄であって、積極的に読もうとしてこなかったのだった。
新規開拓のつもりで、手に取りはじめた。
【漫画】
①乃木坂太郎 『夏目アラタの結婚』
②荒井ママレ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』
③山岸凉子『日出処の天子』
いちばん読んだのは、実写ドラマを契機に再読した『ゴールデンカムイ』だけど、
これは再読なので除外。
新規で読んだ中では『天幕のジャードゥーガル』と
『後ハッピーマニア』も面白かった。
これらはストーリーがまだ序盤だろうから、来年度以降に持ち越し。
【映画】
①『チャチャ』
②『夏目アラタの結婚』
③『ラストマイル』
今年見た映画は11本。
見た直後の評価で言ったら、
『窓ぎわのトットちゃん』
『ルックバック』
が高いんだけど、こういうふうに後で振り返ったときに
選出するのは、違う映画だから面白い。
「よくできている」より「好み」の映画の方を選んでる。
全体の出来が良くなくても、ものすごく好きなところがある映画は印象的。
『チャチャ』は2回見に行き、パンフレットも買った。
【ドラマ】
①『95』
②『ゴールデンカムイ』
③『光る君へ』
数回しか見ていないものもあったけど、
ドラマはわりと見ていた。
2024年度のベストは、断然『95』。
これはかなり好き嫌い分かれそうだし、
「いきがった高校生が暴れてただけじゃん」
という感想には「確かにね」としか言いようがない。
私も、キャストが違ったら、選ばなかった可能性があるし、
そもそも見ていなかった。
でも二度と戻らない季節、自由なようで自由でない、
高校生ならではの葛藤が眩しいのよ〜!
『光る君へ』は文句をつけたいところがいくつもありつつ、
なんだかんだ楽しく最後まで見ていた。
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2025年は、生活の中に読書や映画・ドラマ鑑賞を
自然に組み込んでいけるようなリズムを作りたい。
「娯楽なんだから、無理に読んだり見たりしなくていいじゃん」
という気持ちもあるのだけども、私の場合、
これらは仕事も兼ねているので「読まなきゃ/見なきゃ」の呪縛から
逃れることはできないのだった……
最近は、一日の時間割に組み込んでいて、
しかも夜になると手つかずになりがちだから、
明るいうちに消化している。
これを義務じゃなく習慣にできたらいいな。
ご訪問くださっているみなさま、今年もありがとうございました。
よいお年を!
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