金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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映画:『南極料理人』

2016-02-24 00:09:58 | 映画の感想
映画:『南極料理人 [DVD]』(沖田修一監督)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

堺雅人が南極で料理人に!
氷点下54℃、家族が待つ日本までの距離14,000km 究極の単身赴任!
おいしいごはん、できました。

西村(堺雅人)は、ドームふじ基地へ南極観測隊の料理人としてやってきた。
限られた生活の中で、食事は別格の楽しみ。
手間ひまかけて作った料理を食べて、みんなの顔がほころぶのを見る瞬間はたまらない。
しかし、日本には妻と8歳の娘と生まれたばかりの息子が待っている。
これから約1年半、14,000km彼方の家族を思う日々がはじまる・・・・・・。

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日本から遠く離れて生活している間に恋人の心が離れてしまったり、
南極行きを反対されて家族との関係がギスギスしてたり……といった
個々のドラマもからめ、南極暮らしの閉塞感を描きつつも
おっさんたちの無邪気さが楽しい映画だった。

しかし、個人的にはあまり入り込めず、
ストーリーが平坦だったのもあって少々退屈だったかも。
イマイチ気持ちが乗らなかった原因の一つが、
堺雅人演じる主人公のキャラのつかめなさ。
序盤、個々のシーンや表情がいったい何を表現しているのか
よくわからないところが多かったんだよね。
特に主人公に関して、理解できないことが多かった。

そして、Amazonの内容紹介に書かれているほど、
南極越境隊のメンバーは主人公の作る食事に思い入れがなかったように思う。
毎回、ものすごーく豪華な食事だったんだけど、
みんなが明らかに喜んでたのって、ラーメンくらいじゃなかったか?



コメント
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