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原作、林真理子なのかー。
大河ドラマの1話めとしては、可もなく不可もなく、といったところ。
主人公も、ヒロインも、
今のところは大河のテンプレート内に収まってる感じ。
子役パートは、登場人物紹介と状況説明に終始することが多いからなー。
1話めから面白かった真田丸は、青年期から始まってたし、
ドハマりした清盛も直虎も、序盤は結構退屈だったので
楽しめるかどうかは、まだ判断できないな。
1話めは、ひたすらに「斉彬さま格好いい!!」を演出する回だった。
マントにゴーグル、爆発、と何やら特撮めいた雰囲気で登場し、
度量の大きさを見せつける。
しかし、こっそり江戸から薩摩に帰って来ても父親にまるで歓迎されず、
どうやら家庭内不和が起こっているらしい……ということも匂わされ、
そのキャラ立ちと物語性で完全に主人公を食ってしまっていた。
藩士内にある階級差のために主人公が一生残る障碍を負わされ、
武士なのに刀を扱えなくなり、
そのうえ犯人はおとがめなしで終わる……という重い展開が、
「これからの時代に求められるのは刀ではない」
という思考の転換で救われるのは良かったけど。
とりあえず5話くらいまでは見てみよう。