第3話「挙兵は慎重に」
・三善康信のうっかり
・文覚の詐欺
・頼朝の夢
・偽物の密旨
と、テンポよく、しょうもない要素が重なって
グダグダなノリで挙兵まで話が進んでしまった。
おもしろかった!!
もう大姫が生まれ、頼朝も北条家に馴染み、
そこそこにわがままぶりを発揮。
八重、北条家の近くに住む羽目になったのか。
家人とはいえ、夫になった江間次郎に偉そうだし、
「夫と思ったことない」
って言うし、ひどいな~……と思ったが、
自分が失った幸福を目の前で頼朝&政子に展開されるの、
つらいよね。
前回、頼朝に「お前だけに言うんだからね!」と言われて
あっけなく陥落したかと思った義時、そうでもなかった。
「私にだけ本心を打ち明けるのはもうやめてください。
迷惑です」
はっきりしてる~!!
それにしても、第1話から義時が倉にこもって米を数えてたの、
今回のためだったんだな。
データ分析して、客観的な根拠をもって考えられるのだと
長所でキャラ立てできてよかった。
1・2話と振り回されてばっかりだったから……。
それにしても、堤は見ていて恥ずかしくなるほどベタな悪代官。
これなら討ち取られても、誰も同情しないね。
【その他いろいろ】
・娘と妊娠中の嫁から
「触らないで」「寄らないで」
と言われる時政パパ、可哀想&可愛い。
三浦義澄と「いい匂い!」とはしゃいでいるのも可愛い。
・重忠・義盛・義村・宗時・茂光と、
相変わらず「長距離移動しすぎだろ!」というメンバーが
一緒に狩りをして仲良くしている。
そこへ入らない義時。
・「いかがわしいといえばあの方」
行家、ひどい言われよう。
十代だった頼朝の認識でも、そんなふうだったのか。
・登場人物が頼政をマイナス評価するの、ちょっと珍しい。
(以下追記)
時政は献上した野菜を頼政が見向きもしなかったといって
良く思っていなかったけど、後から「おいしかった」と
言ってくれた頼政、堤と比べたらめちゃくちゃいい人じゃん……
・三善康信きた!!
乳母の甥なんて、ほぼ他人じゃん。
十年以上、手紙送り続けるなんて律儀すぎる。
・ 伊東祐親、孫である宗時と義時のことは心配してるし、
八重のことも大事なんだよね。
・「わしは泳げんのだ!」
これだけですでに面白い文覚。
「他にもあるからいい」が面白すぎだった。