第2話「佐殿の腹」
コメディ要素ががくんと減って、シリアス回。
(追記:……と初見のときは思ったが、2回目見たら
ふつうにコメディだった)
なんか、どいつもこいつも勝手で、
ひたすら振り回されて尻拭いさせられてる主人公が
かわいそうになってきちゃった……。
一触即発の伊東vs北条。
戦になるのかと思ったら、戦仕度した大庭景親がやってきて仲裁、
頼朝は北条が引き取るということで手打ちに。
兵力としては圧倒的に伊東>北条だけども、
さらに兵力を持つ大庭を仲裁に入れて事をおさめる……
という三浦義村の策でした、という。
板東武者、長距離移動、気軽にしすぎじゃない!?
前回、武蔵の畠山重忠と相模の和田義盛を
呼びつけてたとこからして「おや?」だったが、
八重と頼朝の対面場所を武蔵の比企の館に設定するわ、
ふらっと相模の土肥に行っちゃうわ。
義村、また北条に来てるし。
登場させなきゃいけない板東勢が多いから、
初期からちょこちょこ登場させて
情報を分散させてるんだろうな~というのはわかるけど、
ちょっと無理があるような。
「頼朝、こいつ、めっちゃ自分勝手なヤツだな!?」
というのが、明らかになった今回。
厄介になる身で好き嫌いなど言えない、と言いながら
めちゃ好き嫌い多い。
自分で言わずに盛長に食べ物の注文つけさせるの、
貴族っぽいね……。
家人に嫁ぐ前に会いたいという八重の希望で、
宗時がわざわざ比企の屋敷で対面を設定するも、
頼朝は「行かない」。
八重のためというのもあるだろうし、
いちばん悪いのは先走った宗時だが、
尻拭いさせられたうえに八重に責められる義時が
気の毒すぎた……。
政子が八重のところ乗り込んでいったのも、
頼朝が仕向けたよね、これ。片をつけさせるために。
ラスト、
「後ろ盾がほしくて政子に近づいた」
と頼朝が「悲願」を語り、それにあっけなくほだされる義時。
私、見ながら、
「??? 急にどうした??」
とぽかーんとしちゃったんだけど、
「兄貴にも内緒だぞ☆ お前にだけ本音を言うんだからね☆」
ってやられて、籠絡されちゃったのか……。
伊豆権守に無理矢理土下座させられるという屈辱エピソードが
前振りになっていたのかもしれないが、
「平家の世」の実害が1エピソードしかないので、
かなり唐突な印象。
【その他いろいろ】
・清盛、頼朝の名前すら忘れてるし、
自分が殺さなかった理由も覚えてない……
・このドラマの宗盛はアホぼんじゃなさそう。
・りく「しい様♡」
これは時政パパもめろめろになりますわ……。
後妻を迎え入れるため、せっせと自分で掃除してたパパが可愛い。
・後妻を迎え入れる日に、子どもたちが全員ばっくれ。
実衣も留守にしてたの??
パパの立場ないし、そりゃ継母・継子の関係悪化する。
・祐親「千鶴丸は出家させた」
さすがに本当のことは言わんのか……。
・姉からシスコン認定される義時。
政子「私に好きな人ができたら必ず悪口を言う」。
今回はほんと、くっつかれたら迷惑だよ……!!