第10話「根拠なき自信」
義経が危うすぎて、ハラハラしっぱなし!
鎌倉で平泉のこと、
「こちらとは比べ物にならないくらい美しいところです」
「(鎌倉が平泉ほどに美しくなるのは)難しい」
と言っちゃう義経。
異母兄である範頼に
「そちら(の母)は遊女ですよね」
ってマウンティングと取られかねない発言しちゃう義経。
三浦や時政に偉そうな口きいちゃう義経。
未経験ゆえにたしなめられて拗ねちゃう義経。
戦の才を見せつけるものの、それを発揮できずに暴れちゃう義経。
もー、これ絶対嫌われるし揉めるじゃん!!
キラキラした輝きと、「これは殺されても仕方ないな」が
両立するキャラ造形、パワフル。
ラストの、登場した義円を見つめる義経が不穏……。
キザな参謀役だった義村が八重さんに振られたあげく、
腐った草餅食べて腹壊し、戦を欠席してるの、笑っちゃう。
しかし、なんだな、「おじー姪」婚や「おばー甥」婚は
この時代はアリなんだけど、それをわかっていて見ても
違和感というか抵抗感すごいね。
戦の最中に、
「見てくれ、可愛い小鳥を捕まえたぞ!」
って駆けてくる義盛、可愛すぎだろ。
妖精か??
【その他いろいろ】
・国衡、泰衡も来た~!
・「どっちが敗軍の将かわからない」
と広常に言われたように、最後まで堂々としてた大庭景親、
よかった……。
それに比べて、大庭のせいにして助かろうとする山内首藤の
情けなさよ……。
もう登場しないのかな。
・景親「あのとき頼朝を殺しておけばと、
お前もそう思うときが来るかもしれんぞ」
予言者!!
・亀の前、「性格が優しい」って吾妻鏡に書かれてたし、
かわいそうな被害者ってイメージだったけど、
このドラマではなかなかに怖い。
「あの下女は役に立たない」って讒言するわ、
頼朝との仲を八重に見せつけるわ。
これは、やられっぱなしではなく反撃するタイプだろう……。
・「俺が八重さんをもらってもいいんだな」
という義村の発言に対する義時の
「ちょっとお待ちなさい」
が可愛い。
・「老けたなあ」と言われていきなり佐竹を斬り殺す広常だけど、
このあと、ちゃんと敵方に内通者作って戦をおさめてるんだよね。
アホではない。
・ああ~重忠の貴公子ぶりよ。
義盛と言い合いになって、土肥さんにまた
「仲良くじゃ!」とたしなめられてるんだけど、
小鳥を捕まえてきた義盛にほのぼの発言してるんだよな~。
・義時、「女はみんなきのこが好き」という謎の思い込みで
八重にきのこをプレゼントするが、八重はきのこが嫌いという。
第1話でもこんなエピソードあったな!?
これはモテんわ……失敗から学ばない男。