金木犀、薔薇、白木蓮

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大河ドラマ「 鎌倉殿の13人」♯10

2022-03-13 21:13:41 | 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
第10話「根拠なき自信」

義経が危うすぎて、ハラハラしっぱなし!

 鎌倉で平泉のこと、
「こちらとは比べ物にならないくらい美しいところです」
「(鎌倉が平泉ほどに美しくなるのは)難しい」
と言っちゃう義経。
異母兄である範頼に
「そちら(の母)は遊女ですよね」
ってマウンティングと取られかねない発言しちゃう義経。
三浦や時政に偉そうな口きいちゃう義経。
未経験ゆえにたしなめられて拗ねちゃう義経。
戦の才を見せつけるものの、それを発揮できずに暴れちゃう義経。
もー、これ絶対嫌われるし揉めるじゃん!!

キラキラした輝きと、「これは殺されても仕方ないな」が
両立するキャラ造形、パワフル。
ラストの、登場した義円を見つめる義経が不穏……。

キザな参謀役だった義村が八重さんに振られたあげく、
腐った草餅食べて腹壊し、戦を欠席してるの、笑っちゃう。
しかし、なんだな、「おじー姪」婚や「おばー甥」婚は
この時代はアリなんだけど、それをわかっていて見ても
違和感というか抵抗感すごいね。

戦の最中に、
「見てくれ、可愛い小鳥を捕まえたぞ!」
って駆けてくる義盛、可愛すぎだろ。
妖精か??

【その他いろいろ】

・国衡、泰衡も来た~!
 
・「どっちが敗軍の将かわからない」
 と広常に言われたように、最後まで堂々としてた大庭景親、
 よかった……。
 それに比べて、大庭のせいにして助かろうとする山内首藤の
 情けなさよ……。
 もう登場しないのかな。

・景親「あのとき頼朝を殺しておけばと、
    お前もそう思うときが来るかもしれんぞ」 
 予言者!!

・亀の前、「性格が優しい」って吾妻鏡に書かれてたし、
 かわいそうな被害者ってイメージだったけど、
 このドラマではなかなかに怖い。
 「あの下女は役に立たない」って讒言するわ、
 頼朝との仲を八重に見せつけるわ。
 これは、やられっぱなしではなく反撃するタイプだろう……。

・「俺が八重さんをもらってもいいんだな」
 という義村の発言に対する義時の
 「ちょっとお待ちなさい」
 が可愛い。

・「老けたなあ」と言われていきなり佐竹を斬り殺す広常だけど、
 このあと、ちゃんと敵方に内通者作って戦をおさめてるんだよね。
 アホではない。

・ああ~重忠の貴公子ぶりよ。
 義盛と言い合いになって、土肥さんにまた
 「仲良くじゃ!」とたしなめられてるんだけど、
 小鳥を捕まえてきた義盛にほのぼの発言してるんだよな~。

・義時、「女はみんなきのこが好き」という謎の思い込みで
 八重にきのこをプレゼントするが、八重はきのこが嫌いという。
 第1話でもこんなエピソードあったな!?
 これはモテんわ……失敗から学ばない男。
コメント (2)
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