金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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50:午後『眠れぬ夜はケーキを焼いて』

2022-03-18 18:10:15 | 22 本の感想
午後『眠れぬ夜はケーキを焼いて』
★★★★☆4.5

【Amazonの内容紹介】

大変なことは多いけれど、
これだけたくさんのケーキをつくれるのならきっと大丈夫。
そう思うのです。

Twitterで大人気の作家・午後(ごご)さんが送る
眠れなくて不安な夜の過ごし方を提案するコミックエッセイ。

パウンドケーキやスコーン、ガトーショコラ、プリン、豆腐アヒージョなどのレシピ付き

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Twitter発のエッセイコミックということで
正直なところ、絵はうまくないのだけど、
静かでひんやりした夜や雨の日の空気感みたいなものが
全体を貫いていて、それが好き。
ダメダメだった日に料理をして帳尻をあわせた気分になるの、
とてもわかる。

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43-49:最近読んだ漫画

2022-03-18 17:58:01 | 22 本の感想
 山田芳裕『望郷太郎1』

「へうげもの」の作者の作品だということで
気になっていたのだけど、SFだったとは。
個人的には興味の薄いジャンルだけど、
続きは気になる。


 久世番子『神は細部にやどるのよ1』

ファッションに感するエッセイ漫画。
「エナメル」→「パテント」
「ジーパン」→「デニム」
とか、名前変えんでいいやろ!?っていうのは
わたしも思っていた……。
「ジレ」って何だよ、「チョッキ」だろ!!


 みやびあきの『 コーヒーをしづかに1』

表紙から、美人店主が出てくるほっこり系の話だろ……と
予想していたのだが、思ったより恋愛度が高め。
悲しい過去がありそうな、歳上で和服の美人店主、という設定は
やはりあざといが、高校3年のピュアな男の子が寄せる恋心が
話の中心だったのは意外。



 田素弘『紛争でしたら八田まで1・2』

ウクライナ編が無料公開されていたのを読んで1・2巻を購入。
実在の紛争を背景にして、しかし解決するのは、
それを背景にした会社規模の揉めごと。
解決も現実的なラインを抑えている。
世界各地の紛争を知ることが出来るのが良い。


 幹本ヤエ『川越の書生さん1 』

作画だったりテンポだったり、
「これがデビュー作なのかなあ……」
と思いながら読んでいたのだけど、
すでに何作も出している漫画家さんなのね。
まだ何も始まっていない感じだけど、
ご当地ものなので川越に興味がある人には楽しめそう。


四葉タト『パリピ孔明1』

Web 連載中に読んで、
「これ、『転生! 太宰治 転生して、すみません』と
 同じコンセプトじゃん。太宰治の方が先だけど、
  拡散力は漫画の方が強いからずるいよな~」
と思っていたのだが、独自の味付けもある。
ところどころに出てくるデフォルメされた絵が可愛い。

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