あらすじと初見のときの感想はこっち。
清盛との関係を修復しようと心を砕く
宗子ママを見ていると胸が痛い。
「そなたと家盛には、同じだけのことをしてきた」
という彼女に、清盛は反発せず、
「ありがとう存じます。母親のお優しいお心遣い、
私の分まで家盛に与えてやってくれればと」
と礼儀は尽くすものの、
もう決して打ち解けられないのだと感じさせる対応。
清盛嫌いの忠正おじさん、
「義姉上の立場でものを考えたことがおありか?」
と忠盛に詰め寄るんだけど、そう言いたくもなるよな~。
宗子ママは家盛にも
「嫡男は清盛。それを忘れないように」
と念押ししていて、すっごく理性的。
普段そういう人であるがゆえに、
思わず出てしまった我が子と清盛を区別する本心が
目だってしまったのだと思うと、やりきれない。
いくら反抗しても結局自分は平氏一門に守られていて、
自分ひとりで生きているつもりでも
一門の庇護なくしては生きてはいけない、と
思い知らされ、義朝の前で泣く清盛。
たいして親しくもないのに、
いきなり義朝に弱み見せてメソメソすんなや……と
初見のときは思ってたんだけど、
並び立つ武門(待遇に結構差はついてるが……)の
嫡男同士、互いにシンパシーはあったのかもな。
西行初登場。
人の心のわからない璋子のインパクトすごい。
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