金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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43:浜田広介 『泣いた赤おに』

2009-10-18 20:59:05 | 09 本の感想
浜田広介『泣いた赤おに』 (偕成社)
★★★☆☆

江國香織がこの本について同名のエッセイを書いており
(『都の子』所収)、その関係で再読の必要が出てきたため、
図書館で借りてきた。
再読と書いたが、実はこの話、こどものころに
きちんと本で読んだのか、
それともダイジェスト的なあらすじだけを聞いたのか、
記憶がはっきりしないのであった。
で、再読してもそれははっきりしないのだけど、
思いのほか、ストーリーはあっさりしている。
(逆にどうでもいいと思える部分が丁寧)
初読だったらもっとインパクトがあったかもしれないけれど。

子どもむけにしては残酷な、途方もなく悲しい結末。

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