2021年の映画⑮『めぐり逢わせのお弁当(字幕版)』(リテーシュ・バトラ監督)
★★★★☆
【Amazonのあらすじ】
インドの大都会ムンバイでは、
ダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人たちが
ランチタイムに弁当をオフィスに届けて回る。
ある日、主婦のイラ(ニムラト・カウル)が
心を込めて作った弁当が誤って
サージャン(イルファン・カーン)のもとに届く。
イラは料理を通じて夫の愛を取り戻したいと願い、
妻に先立たれたサージャンは久々の手料理の味に心動かされる。
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Amazonプライムにて。
まだレンタルDVDを利用していたころ、
この映画を見たくて、でも常に借りられていて……で
見ないままになっていたもの。
歌いもせず、踊りもしない、しっとりとしたインド映画。
「こうなってほしい!……でも、インドの価値観からすると
無理だろうな……」
という予感通りのラストなのだけど、これはこれでアリ。
むしろ、この方が余韻があってよいかもしれない。
日本の感覚だと
「人を雇って弁当を届けてもらうくらいなら、
買って食べたほうが安上がりじゃないか?」
と思ってしまうのだけど、
インドと日本では食費と人件費のバランスが
違うんだろうな。
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