伊藤整『少年』(筑摩書房)
★★★★☆
村に暮らす靖は、親類である問題児・房太郎といっしょに、
房太郎の家に下宿している田崎先生に勉強を教わっている。
若く美しい田崎先生にあこがれる靖だが、
房太郎がかぎつけてきた田崎先生の
「女」の部分に、恐れを感じながらも
好奇心を押さえることができない。
やがて、房太郎から手紙の仲介を頼まれたことをきっかけに、
都会からやってきた同級生の女の子に
胸をときめかすことになる。
*********************************************
この人初めて?と思ったけど、ブログ内検索かけたら
「典子の生きかた」を読んでいました。
初版が昭和31年で、入手できず、図書館で
変色しまくった本を借りてきました。
しかし他地区の中学入試には出てるのね。
表題作「少年」のほか「子供暦」を収録。
時代の問題だと思うけれど、登場する女性は
「女らしさ」が徹底しているなあ。
そして女性に対する憧れが過剰なほど。
ラストがなんとなく尻切れトンボな印象。
ラストが冒頭につながっていかないので、
冒頭で回想の形式をとった理由がわからず、
やや消化不良気味。
★★★★☆
村に暮らす靖は、親類である問題児・房太郎といっしょに、
房太郎の家に下宿している田崎先生に勉強を教わっている。
若く美しい田崎先生にあこがれる靖だが、
房太郎がかぎつけてきた田崎先生の
「女」の部分に、恐れを感じながらも
好奇心を押さえることができない。
やがて、房太郎から手紙の仲介を頼まれたことをきっかけに、
都会からやってきた同級生の女の子に
胸をときめかすことになる。
*********************************************
この人初めて?と思ったけど、ブログ内検索かけたら
「典子の生きかた」を読んでいました。
初版が昭和31年で、入手できず、図書館で
変色しまくった本を借りてきました。
しかし他地区の中学入試には出てるのね。
表題作「少年」のほか「子供暦」を収録。
時代の問題だと思うけれど、登場する女性は
「女らしさ」が徹底しているなあ。
そして女性に対する憧れが過剰なほど。
ラストがなんとなく尻切れトンボな印象。
ラストが冒頭につながっていかないので、
冒頭で回想の形式をとった理由がわからず、
やや消化不良気味。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます