金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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266:よしもとばなな 『デッドエンドの思い出』

2006-12-12 10:36:51 | 06 本の感想
よしもとばなな『デッドエンドの思い出』(文藝春秋)
★★★★★

銀杏の葉っぱが街路に散り積もっているのを見て思い出し、
久々に再読。
この装画のあらわす幸福感って、なんだか圧倒的。
「よしもと」さんになってからの本ではいちばん好きで、
何度読んでも「いい!」と思える短編集。
きらいな話というのが一つもないのだけど、
「幽霊の家」「あったかくなんかない」「デッドエンドの思い出」が
特に好き。
ドラえもんコミックの解説も読んだ記憶があるのだけど、
よしもとさんのドラえもん話にはなぜかほろっときてしまう。

ちなみにドラえもんのアニメスペシャルでよく放送される、
亡くなったおばあちゃんに会いに行く話にわたしは大変弱く、
いつも泣いてしまう。

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2 コメント

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Unknown (籐子)
2006-12-13 11:14:21
これ読みたくて読んでないんですよね~
ていうか
ばななさん自体、
あまり読めてない。。。

この新しい壁紙かわいいですね!
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積読以前。 (晶子)
2006-12-13 23:30:23
テンプレート、虹が可愛いよね。


わたしも読みたいけれど読めずにいる本がどんどんたまっていくよー。
籐子ちゃんもあげてた向田邦子、わたしは『父の詫び状』しか読んだことがなくて、『眠る盃』を読みたいと思いつつはや三年が経過……。

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