今日マチ子『5つ数えれば君の夢』
アイドルをやっている5人の女の子たちの、
夢と現実の間をたゆたうような物語。
なんだか胸が詰まるようなもの悲しさ。
大橋弘祐・竹流『もし世界が1つのクラスだったら〈上〉・〈下〉』
先輩から借りた本。
国を擬人化することによって、近現代史を分かりやすく伝える漫画。
ドイツくんとビスマルク、アメリカくんとリンカーンが別の人物として
出てきたりするので、ちょっと戸惑ってしまったが面白かった。
高校世界史は早々に挫折したので、初めて知ったこともいっぱい。
ただ、多くの国が関わっていて、目まぐるしく状況が変わるため、
漫画になったところでストーリーとして筋を追うことは難しいね……。
田島列島 『川は海に向かって流れる〈2〉・〈3〉』
1巻からずいぶん間が空いてしまったため話を覚えておらず、
この人たちは何をそんなに悩んでいるんだっけ?……という状態。
もう1回、1巻から読み直さなきゃ。
なんとなく2人がくっつくのが嫌で、恋が成就したというのに
もやもや。
竹柴・笹倉のり『北政所様の御化粧係~戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです~〈1〉(単話)』
コミカライズ担当の方の大河ドラマファンアートが好きで、
その関係で知った本。
パラレルワールドの過去に転生(?)する系。
これは山内一豊と千代の間に生まれた早世する娘に、
現代人の主人公が入り、死なずに生き延びるという設定。
第1話は「なぜか過去に来ちゃった」で話が終わった。
武井宏之『シャーマンキング〈1〉・〈2〉』
うう~懐かしいよ~。好きだった……。
第1話の扉絵を見ると、後々出てくるキャラクターがすでに描かれている。
他の長寿漫画もそうだけど、連載開始の前から、
もうしっかりキャラを作っているんだなぁ。
道潤もアンナも、2巻までにしっかり登場。
アンナ、暴力女なんだけど嫌いになれない。
なんだかんだ言いつつ、葉の器量を認めて支えようとしているところが好き。
許嫁だけど別にそれに反発しているわけでもなく、
葉とアンナの双方が普通にそれを受け入れているというのが結構新しかった。
尾崎衣良『真綿の檻〈1〉・〈2〉』
『深夜のダメ恋図鑑』はかなりストレートな話だった記憶があるけど、
この1話めはどんでん返しというか、
「Aと見せかけて、視点を変えれば実はB」
という描き方をしていて、1話完結作品としてとても美しい。
同時収録の「ハッピーエンドの裏事情」も、
恋の描き方はいまいち好みではなかったけれども、
ライバル役から見たヒロインのしたたかさが良かった。
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