金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

おでかけの記1:名古屋市西図書館&

2018-09-16 17:13:22 | おでかけの記


仕事が軌道に乗りはじめてから引きこもり度合いが加速したうえ、
常に気ぜわしく落ち着かない気分。

食事は、いつもの店でいつも同じものを食べていても
まったく苦にならないのだけど、
もう少し生活に変化を持たせたほうがいいんじゃないだろうか……。
ということで、これから年内に30か所、
名古屋市内で「初めての施設&店」に行くことにした。

第1弾は名古屋市西図書館。

いくらネット書店が台頭しても、知らない本との出会いのチャンスは
書店と図書館にかなわないと思っているので、
市外の図書館にもちょくちょく行っている。
でも市内にもまだ行けるところがありそう。
まったく気づいていなかったのだけど、
よく行っている愛知県図書館から二駅しか
離れていないのね……。

浄心駅から歩いて数分。
交通の便がよいうえ、自習室の席数が多いのもうれしい。
本は、読みたいジャンルに関しては少な目だったけど、
知らない本がたくさんあってよかった。
ここはまた行こう。

昼食は、「カフェ アンドール」。
たどりつくまでに迷ったけど、浄心駅から徒歩圏内。
パスタ推しらしい。
でもサンドイッチ好きなので、
プレミアムアボカドバジルチキンサンド?。
おいしい!
パンの耳が切り落としてあるのがいいし、
ちょこっとだけついてたスープも好き。
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46:高橋こうじ 『日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現』

2018-09-15 07:48:57 | 18 本の感想
高橋こうじ『日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現』(東邦出版)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

日本には漢語と外来語、そして生粋の日本語「大和言葉」
大きくわけてこの三つがあります。
日本人自身が育んできた知的で優雅な余韻を残す言葉づかいを
身につけてみませんか?

**************************************************

このシリーズ、ずっと書店の目立つところに置いてあることが多いから
売れてるんだろうな……。

「ゆくりなく」とか「したもい」とか、聞いたことあるけど
意味を正確に理解していなかった言葉がいくつかあって、
それを確認できたのはよかった。

わりと長い間、わたしが煩わされているのが、
「楽しかった」「嬉しかった」
の丁寧な表現。
「楽しかったです」「嬉しかったです」
が間違った日本語なのはわかってるんだけど、
この本にも書かれている
「楽しゅうございました」「嬉しゅうございました」
を使うのに抵抗を感じてしまう。
もはや現代に即していない気がするから。
それで、
「楽しい時間を過ごすことができました」
「嬉しく思います」
に言い換えるんだけど、いつもそれでいったん手が止まっちゃう。


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45:エラ・フランシス・サンダース 『翻訳できない世界のことば』

2018-09-14 20:36:35 | 18 本の感想
エラ・フランシス・サンダース『翻訳できない世界のことば』(創元社)
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

★2017年 キノベス! 第1位


外国語のなかには、
他の言語に訳すときに一言では言い表せないような
各国固有の言葉が存在する。

本書は、この「翻訳できない言葉」を世界中から集め、
著者の感性豊かな解説と瀟洒なイラストを添えた
世界一ユニークな単語集。

言葉の背景にある文化や歴史、
そしてコミュニケーションの機微を楽しみながら探究できる。

小さなブログ記事が一夜にして世界中へ広まった話題の書。
ニューヨークタイムズ・ベストセラー。
世界6カ国で刊行予定。

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おもしろかったし、雰囲気がとてもすてき。
「恋がさめ、ほろ苦い気持ちになること」
「日が暮れたあと、遅くまで夜更かしして
 友達と楽しく過ごすこと」
なんて意味をひとことで表す言葉、確かに日本語にはないなあ。

「イヌイットは雪の色をあらわす言葉をたくさん持っている」って話は
実際のところ嘘だと聞いたことあるけど、
生活の中で何を重視するかによって語彙って変わるよね。
日本語からエントリーしていたのは
「木洩れ日」
「わびさび」
「積ん読」。

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44:奥田弘美 『精神科医が考えた忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術』

2018-09-01 18:32:40 | 18 本の感想
奥田弘美『精神科医が考えた忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術 (美人時間シリーズ)』(光文社)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

他者目線の「完璧片づけ」「見栄っ張り片づけ」はもう卒業!
「片づけ」に挫折してしまった人・ストレスを感じる人必読!
脳を使って、考え方を少し変えれば、片づけは劇的に楽チンになる!

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著者の人格が前面に出てしまったために
損してるな~……と思う本だった。

目標とする部屋のイメージは、本当に自分が望んでいるものか?
刷り込まれたものじゃないのか?
本当にそこまでする必要があるのか?
と疑問を投げかけ、ハードルを下げる――
というコンセプトはとてもいいのに、
他のメソッドや自分の周囲の人間を否定しまくるものだから、
「この人性格悪いなあ……」
という印象ばかりが残ってしまう。
お片付け本は、手を替え品を替え、いろんなのが出てたけど、
ここまでやり方が下手なのもめずらしい。


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