前回、標準的感染予防策という話をした。つまり目の前のものが、本当に人に病原菌(ウィルス)を感染させるかどうかは、ひとつひとつ調べてみないと分からない。これは手間も暇もコストもかかるので現実的ではない。だから人に感染を及ぼす可能性のあるもの(例えば人の血液などの体液)はすべからく感染すると考えて別に分けて扱うことである。感染症のない血液もあれば感染症のある血液もあるが、すべて「血液」というものが付着した器材は滅菌するか、感染性医療廃棄物として廃棄を委託しなければならない。
前回、標準的感染予防策という話をした。つまり目の前のものが、本当に人に病原菌(ウィルス)を感染させるかどうかは、ひとつひとつ調べてみないと分からない。これは手間も暇もコストもかかるので現実的ではない。だから人に感染を及ぼす可能性のあるもの(例えば人の血液などの体液)はすべからく感染すると考えて別に分けて扱うことである。感染症のない血液もあれば感染症のある血液もあるが、すべて「血液」というものが付着した器材は滅菌するか、感染性医療廃棄物として廃棄を委託しなければならない。