吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

診療最終日

2009年12月29日 06時26分07秒 | インポート

 本日は平成21年の最終診療日です。本年もいろいろとお世話になりました。今年はようやく患者さん一人ひとりの「顔」が見えるような関係になってきたような気がいたします。それぞれの患者さんは皆さん一人ずつ医療に対するニーズが異なるようですね。自分も、目の前で診察している患者さんが今、自分に対して何を求めているのか早急に察してあげなければならないのだと痛感いたしました。う~ん外来診療は奥が深いし難しい・・・。『萬有の眞相は唯一言にして悉す。曰く「不可解」・・・。』

 では新年は1月4日から診療開始いたします。


またまたドタキャン

2009年12月28日 06時53分41秒 | インポート

 う~んん、先日またしても新型インフルエンザワクチンのドタキャンがあった・・・。 しかもお子さん2人分なので大人一人分に相当する量を破棄しなければなりません。薬のバイアルが一瓶約20人分なので、10人以上にまとめて接種します。ワクチンは生物学的製剤なので一度封をきったバイアルは24時間以内に全部使い切らないと余った残りは捨てなければなりません・・・って、最初にお話したじゃないですかぁ(泣)。しかも「今日、行けないので延期して下さい」と当日いわれても・・・。封を切ったら取り置きは不可能なので、まぁ破棄ですね・・。とほほほ。また「自腹きり」です。まっ、でもキャンセルのお電話頂けただけよい方ですが・・・。


広告代行その5

2009年12月26日 06時26分58秒 | インポート

 こちらもそろそろ診療を開始しなくてはならない。余りにもいい加減な営業男なのでついにこちらもムッとして「そこまで業績アップを保証するなら、あなたの会社と連絡先の名刺ぐらい最初に出しなさいよ。もし業績が上がらなかったらクレームいれるから」といったら、急にその男は「チッ」と舌打ちをして挨拶もしないで黙って出て行った。まあ少し暇な時間帯だったので相手をしたが、やはり最初の印象はあたっていたようだ。それにしてもこのような手口は電話では騙されようが、面と向かって表情や態度をみたらすぐに看破されると思うが・・・。おそらく一契約いくらの報酬なんだろうが余りにも必死すぎてマナーもルールもない。昔の縁日の「啖呵売(たんかばい)」を思い出した。あっ もちろん啖呵売は面白かったですよ。


広告代行その4

2009年12月25日 07時30分41秒 | インポート

 しかもそろそろ患者さんが待合室で待っているようである。「患者さん来ていますので・・・」とお引取りを暗に示唆させても一向に話をやめるそぶりもない。まさに「空気が読めない」のである。「ここに看板を出せば一挙に2倍の集客が見込めます。確実です!」と言い切るのである。 どこのデータをみてそんなに強く言い切れるのか不思議である。 というか、そこまで言ったら絶対嘘といえる内容でも自信たっぷりに言い切るのである。「今までうちにくる患者さんで地下鉄利用してくる方は一人もいません。半径1km内に居住している人がほとんどです」と何回いっても聞いていない。ここまでの自信家は客観的にみたら半ば詐欺である。


広告代行その3

2009年12月24日 06時46分09秒 | インポート

 まさに事業仕分けの際に有名になった「こちらが話そうとしているのに止められるのは心外です」のごとくに、こちらの質問や話を聞く姿勢がない。ここではっと気がついた。これはまさに電話による商品勧誘と同じ手口である。相手に隙をあたえず、自分の話をどんどん続けて、時に「集客アップしたいですよね?」というような「ハイ」としか答えようのない質問を繰り返し、自分の商品へと誘導していくのである。きっとこの営業男の前職は電話勧誘業であろう。ますます胡散臭く思えてきた。


広告代行その2

2009年12月22日 06時48分41秒 | インポート

 診察室に通すと、勧めもしないのにいきなりその営業男は自分から患者のいすに座りこんだ。普通は「勧められても営業マンはめったにいすに座らない」と思うのだが、この男はやはりきちんとした営業教育を受けていない、いわゆる「流しの契約社員」と感じた。次には許可なく診察机に資料を広げ、「地下鉄〇〇駅の電気看板広告は1日何千人の乗降客があって・・・」と説明を開始した。まあ確かに季節の挨拶や来訪の経緯など杓子定規な前振りに耳を傾けるほどこちらは気は長くないので、それはそれでいいのだが、それにしても相手お構いなしに話を続けるのでまいった。


広告代行その1

2009年12月21日 06時45分06秒 | インポート

 昨日TVにて代行業者の話題をやっていたので思い出した。1年位前にクリニックに飛び込みで広告代理業者(か、あるいは契約とってナンボの契約社員かもしれない)が、飛び込んできた。新たに広告を出す気はまったくないので、受付で断ってもらうように言った。しかしながら「是非、一度院長にお会いしたい。絶対に損はさせないから」と引き下がらない。どだい素性も知れない人が診療時間にアポなしでいきなり飛び込んできて、会って話がしたいなどという営業は、極めてマナーが悪いし胡散臭い。最初から怪しいと思ったが、たまたま患者さんがいなかったので会ってみることにした。


今週も

2009年12月19日 07時37分31秒 | インポート

 やはり先週同様、今週もインフルエンザに罹患している患者さんが多かった。しかし発熱している患者さんでは、インフルエンザのみならず、普通の風邪や扁桃腺炎、そして厄介なことに今週からウィルス性腸炎もみられるようになってきた。熱があり下痢してお腹の調子が悪い患者さんの場合ウィルス性腸炎かインフルエンザか区別できない。「インフルエンザも考えられるのでその鑑別もしましょう」と鼻から綿棒を入れて検査をする。もしインフルエンザ陽性ならまあいいが、陰性だと「あ~痛いばかりで結局インフは陰性ですかぁ~」と思われることもあるようだ。もっと楽に検査できないかなぁ~?


奇妙な感覚

2009年12月18日 06時40分25秒 | インポート

 父の代より当院におかかりの患者さんから「待合室で声が聞こえてくるとお父上の声にそっくりだ」と時々いわれる。自分では亡き父の声に似ているとは思わないが、きっと周りで聞くと似ているのだろう。おそらく生まれてからずっと父の声や喋り方を聞いて育てば、知らず知らずのうちに似てくるものだろうとも思う。それにしても父と同じ生業で同じ場所で同じことをしているとは不思議な感覚である。50年前に父が撮ったとげ抜きさんの写真をアップしたが、その50年後に父が立ったのと同じ場所に自分も立ってシャッターを切った。そう思ったら同様に「昔ちょうどこの場所に父が立って同じことをしていたんだなあ」という奇妙な感覚を覚えた。


とげぬきさん その2

2009年12月17日 06時36分43秒 | インポート

Togenuki

 昨日に続いてその50年後の同所です。雰囲気が大分異なっているかもしれません。しかしながら訪れる人の数はやはり多いです。あ そうですね。確認しましたが、乾燥マムシ屋さんは、同じ場所で営業していました。しかし店の人は代替わりしているのでしょうね。しかしあの乾燥マムシの粉は何に効くのでしょうか? 活力剤でしょうか? しかし乾燥させたら生物学的活性は失われるような気がするのですが・・・。


とげぬきさん

2009年12月16日 07時17分51秒 | インポート

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昔の写真がでてきた。これは昭和3334年ごろのとげ抜き地蔵尊 高岩寺である。すでに本堂は現在の建物になっている。おそらく新築されて1~2年しか経っていないころであろう。境内には所狭しと屋台がでていた。むかって右側はたしかいつも乾燥マムシの屋台だったと記憶しているが今はどうであろうか? しかしながら今では商店街にはAEDが配置され、境内はいうにおよばず商店街にも灰皿はない。時代は健康・安全安心の街づくりなのである。


ワクチン接種予約

2009年12月15日 06時44分54秒 | インポート

 12月になって2週間になるが、ここのところインフルエンザ・ワクチンの接種予約の勢いがひと段落してきた。1ヶ月前のあの蜂の巣を突っついたような勢いはおさまっている。となるとこちらもそれを見越してワクチンの注文量を減らしていかないといけない。怖いのは余りが出た場合の薬液破棄である。飲食店のように食材が余ったら他のメニューにするか賄いにするなどの転換ができればいいのだが(笑)。それにしてももう1回発症のピークは絶対あると自分は考えるのでまだまだ予断は許されない。ウーム、それにしても嵐の前の静けさかも・・・。


来客?

2009年12月14日 07時01分18秒 | インポート

 昨日、突然の来客があった。15年前、自分が直腸の手術をした患者さんだった。かなり大変な手術だったのでよく憶えている。術後は定期的に診ていたが、術後5年を過ぎた時点で年1回の健診時のフォローにした。年1回あうかあわないだったが、ここ数年以上はごぶさたであり開業してからは会っていないような気がする。「年1回の健診では現在もどこも異常はないようです」と。かなりご高齢であるがお元気である。遠くに在住であるがとげ抜き地蔵参拝の足で寄ってくれた。お元気でなによりである。


あるお子さんのワクチン接種その2

2009年12月12日 07時24分48秒 | インポート

ついにたまりかねた私は、「このや・・・」と言い掛けた言葉を飲み込んで、「ほ~ほ~僕は元気な子だね~」と頭をなぐり・・・いや、頭をなでてあげました。お母さんはもちろん自分の息子が蹴りを2回も入れたことには気づいていません(とほほほ)。それにしても親の目を盗んでのヤンチャは末恐ろしいわぁ~(笑泣)。でも分別がつくようになったら教えてあげなければいけません。インフルエンザワクチンとは任意です。接種するのはお母さんの希望であって私の希望ではありません。だから今度から蹴るんだったらお母さんにしてくださいね(爆)。


あるお子さんのワクチン接種

2009年12月11日 06時54分19秒 | インポート

 先日、お母さんに連れられてあるお子さんがインフルエンザワクチン接種にこられました。2~3歳くらいだったと思います。とにかく暴れて嫌がっているところを押さえつけて接種しました。大泣きでした。お母さんと療養上の話していたら、いきなりこの子に脛を思い切り蹴り上げられました。お母さんは私と話しているので気がつきません。結構痛かったのですがまあ怒るわけにもいかずそのままお母さんと話を続けていたらまたこの子に蹴りを入れられました。そこで私はついに・・・。