ジョギング中断しているが、再開したときのコースを考えるのもまた楽しい。月1回くらいは10kmくらい走るが、上中里~尾久~田端の電車区の中の道を走るのもいいコースである。京浜東北線、東北本線、東北新幹線など沢山の線が交錯している。途中、桜の木がたくさんあったので春が楽しみである。それにしてもいつまでたってもタイムは短くならない。もうこれが体力の限界だろうか?
ウイルス性腸炎→痔出血の件すでには書いたが、このためジョギングを中止して、もうかれこれ3週間ぐらいの中断になる? 昨年8月より開始して週4-5回のペースで平均3-5kmくらい走っていたので、こんなに長い中断は久しぶりである。中断した当初はやはり離脱症状か?とても走りたい気持ちでイライラしたが、そろそろ「走らないこと」を何とも感じなくなってきたようだ。これではいかん。はやく持病をなおして再開しないと・・・。
イヌの散歩であぶないのは歩道の端を歩いていた飼い主から、突然イヌが歩道の反対側に走り出すことである。歩道の真ん中にいきなりリードで立ち入り禁止のロープが張られた状況になるので、ジョギング中、この「通せんぼ」されたリードに突っ込んだこともある。ほとんどの飼い主は「あっ!○○ちゃん(イヌの名前)」といってまず最初にイヌの具合を気にかける。まあその気持ちも分かるが、こちらもリードが膝に食い込んで痛いのですけど・・。それにしても自分だけだろうか?こんなにイヌからの災難があるのは??
ジョギングしていて、前方にイヌの散歩中の人をみかけると、こちらは瞬間とまどう。彼らの横をを通り過ぎる際の自分のコースどりをどうしようか迷うからである。安易に通り過ぎようとすると突然、吠えられたり飛び掛られることもある。心得た飼い主の方はリードを短くして手元にイヌをひきよせ、自分の走る側とは反対側にイヌをよけてくれるので助かる。このようにきちんとした人ばかりだといいのだが・・。
以前も書いたが、年末のジョギング中にまた飼い犬に吠えられた。何の前触れもなくいきなり吠えるのだから驚く。時々、ひるんで車道のほうによろめくこともある。あれはあぶない。しかもあの声は好意的な「ワン」ではない。私のような「イヌ声研究家」に言わせれば、これは明らかに悪意をもった「ワン」である。なぜなら、正確に言うと「ワン!」ではなく、「・・ゥゥワァン!」なのだ。ワンと言う前に、短いうなり声系の「・・ゥ」が入る場合は敵とみなしたものに対して発せられるものだ(たぶん)。まったく失礼極まりない。飼い主はきちんとコントロールしてほしい。
今年はじめころよりウイルス性腸炎にかかってしまった。昨シーズンは突然の夜中の発症だったが、今回は朝方だった。いきなり上腹部痛~背部痛、不快感、嘔気で目覚め、トイレで嘔吐した。そのまま気持ち悪い状態が続いたところ、急激な下痢が頻回・・・。普段の食餌性の下痢と違うのは腹痛で七転八倒することはなく、あ?ちょっと痛いかな?とおもってトイレに行くとピーっと噴出されるという感じだ。そんなこんなで1日4-5回トイレにいくので肛門粘膜が爛れ、ついに持病の痔からの出血を起こしてしまった。以前3ヶ月も止血しなかったので、今度もまた続くのか?ちょっと不安。
そのインフルエンザに罹患した高校生の患者さんですが、まあ症状も軽そうで、しかも10歳台なので抗ウイルス薬はださずに様子を見ていました。数日後に再来したところ、ほとんど症状はなく、しかも「当日のみ熱発したきりで、翌日から平熱になった」とのこと。普通だったら3日くらいは続くのにと思いましたが、これはもともと抗体でももっていたのか?とも考えてしまいます。あるいは検査が擬陽性にでたのか、それとも非医学的ですが屈強な若者だったからかしらん? 本人は「家での静養はもう退屈」というほど回復していました。今年のインフルエンザはやはり普通ではないのかも?
通常、予防接種を受けないでインフルエンザにかかると3-4日は熱発が続きます。せんだって高校生の患者さんが当日朝に熱が出たと夕方にこられました。なんとなく鼻はグズグズさせてますが、割とけろっとしています。熱も38度にいくかどうか程度でした。「こりゃぁ~インフルエンザではないなぁ~」と思いつつ、万が一のこともあるので迅速検査をしたのですがA型が陽性にでました。最近、問診と診察所見だけでなんとなくインフルエンザに罹患しているかどうか見当がつくようになりました。しかし今回はみごとにはずれましたね。屈強な高校生は症状も軽いのか??
インフルエンザが猛威をふるっています。テレビでも盛んにピークは1月末~2月上旬ごろであると言っていますし、これからの対策を強調しています。さて当院にも2週間前ころより熱発の患者さんが毎日来られ、インフルエンザ検査で、確実に最少でも1日1人は罹患を確認しています。特に予防接種を受けられていない方は抗体がまったくないので熱の出かたが重症化するかもしれません。まだ受けていない人は予防接種を受けましょう。今からでも遅くありませんので。
緩下剤で有名なこの薬は、2名死亡したということで一躍有名になりました。もちろんまったく安全な薬と言うものはありません。しかしこの2名の方は高齢で認知症と統合失調症で年余にわたって漫然と長期投与されていたそうです。またこの薬は昭和25年に発売されて、ここ数年では年間4500万人に処方されています。3年間の調査で2名死亡ですので 2 / 1億3500万 の確率になります。飛行機の落ちる確率がおよそ10万フライトに1回といわれていますが、どちらが安全かは明らかでしょう。このあいだハドソン川にエアバスが落ちましたが全員生存というのはすごいですね。パイロットの腕がいいのと、消防やレスキューなど救助体制がよかったのでしょう。やはりいろいろな意味でアメリカはすごいですね。
中大教授が暴漢に襲われた事件は耳に新しい。このような痛ましい事件があると昔の職業柄「どこの病院に搬送されたかな?」と気になる。場所的に考えれば自分の元の勤務先か、あるいは、直近の救命医療機関であれば東京○科○科大学の救急部であろう。あそこも自分の元同僚が多数勤務している。彼らならかなり高度な医療も提供できるはずだが救命できなかったようだ。もし患者さんが搬送されていたらきっとオタクT先生はまた熱くなっただろうなぁ?
町田の方の病院でインフルエンザの院内感染による多数発症がありました。数名のかたが亡くなられたようです。寝たきりのお年寄りだそうなので体力の衰えている方は特に要注意でしょう。しかも発症者100人強のうち9割はすでに予防接種を受けていたそうです。やはり子供や高齢者は2回打つほうが万全といえるでしょう。しかしながら1回とはいえ予防接種しているのにもかかわらず多数発症とはちょっとショッキングです。都は「加湿が足りなかった」と指導しているようですが、それだけなんでしょうか? さあ、ご唱和下さい。「うがい、手洗い、のど加湿、忘れてならない、予防注射!」「1回だけでは足りないぞ。きちんと打とう、2回目も」
今週は高熱患者さんが多数見えられました。迅速検査で最低でも1日1人以上のインフルエンザ陽性患者がいました。うちのクリニックの換気は通常よりも強いものにしていますが、それでも院内感染をおこしたらいけないので、その都度窓を開けるようにしています。お聞きしたところ、インフルエンザにかかる人の8割くらいは予防接種を受けられていません。今からでも遅くないので受けていない人は1回目を、また1回受けた人は2回目を接種されてください。
よく外来で説明するときに、患者さんから「抗体って何ですか?」と聞かれる。説明は平易にしないといけないなぁ~と思いますが・・。高齢の方には「抗体とは、身体がばい菌に冒されないよう闘ってくれる特殊部隊の兵隊さんです」と話します。だから「その養成にはしばらく時間がかかりますので接種後2週間程度は効いてこない」と説明します。湾岸戦争時には「スカッドミサイルに対するパトリオットミサイルであり・・・」と話したこともあるが、今考えるとよけいワケが分かりませんでしたね(爆)。
豊島区では65歳以上の方はインフルエンザ予防接種の補助がおりる。したがって2200円自己負担で受けられる。しかし正確に言うと補助の期間は1月10日までであった。先月風邪気味の患者さんに「あー来月の接種でもいいですよー」と気軽に言ってしまって、本日14日にこられた方がいた。すでに補助の受けられる期間は終了しており・・・。「あのー・・すいません。補助は10日まででした。自費になりますが・・いいですか?」と・・・。やはりきちんと期限は確認しないといけない。「自費」だけに「慈悲」をいただけるといいのですが。あっ、すべりましたか?