吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

DV女児死亡事件 その1

2019年02月28日 06時04分05秒 | 日記
 千葉県野田市で10歳の女の子が1月24日死亡して父親が逮捕された事件で、女の子が生前学校で「父親からいじめを受けている」と回答したアンケートのコピーを市の教育委員会が父親に渡していたことが分かった。 

 野田市の住宅で24日、小学4年の栗原心愛さんが死亡し、父親の栗原勇一郎容疑者(41)が逮捕された。心愛さんはおととし11月、当時、通っていた小学校のアンケートで「父親にいじめられている」などと回答し、児童相談所が心愛さんを一時保護していた。
 野田市教育委員会によると、一時保護について栗原容疑者から「人の子を誘拐するのか」などと激しい抗議があったため、アンケートのコピーを手渡したとのこと。市の教育委員会は「しつけと体罰が違うことを分かってもらうために渡した。今となっては配慮に欠けていた」などとコメントしている。

明石市長暴言事件 その3

2019年02月27日 05時49分32秒 | 日記
 まことに恐ろしいことである。これは市長失脚を狙った者の「犯行」であろう。この出どころ不明の情報内容を市長は認めてしまったのである。出どころ不明の情報は公的には信用に値しないという扱いなので、シラをきっていてもそれはそれで済むことである。それを認めてしまったことが「潔い」のか「勇み足」だったのか?
 何やら聞くところによるとこの市長は改革派のようである。それによって恩恵を受けた市民も多いだろう。しかし職員に対してはきっと常態的に「発破をかける」意味で、怒鳴りつけていたのかもしれない。
 だとすると職員の誰かに盗聴マイクをつけられたのだろう。あるいは市長と対立している次期市長候補一派の仕業なのかもしれない。
 実は一番怖いのは、市長失脚のシナリオが市役所の中で粛々と進められていたことである。そしてこの容疑者不詳の情報はなんらその出自をとわれることなく安全にとり扱われていることも怖いと感じた。

 いやはやとにかくきな臭い話である。この事件を、次期の選挙では明石市民はどう判断するのか? 今までの市長の業績を判断するのか? あるいはこのパワハラもどきの「罵声事件」を否とするのか? 明石市民の民意は如何に。
(結局市長は2月1日辞任を発表した。反市長派の思う壺だったろう)

明石市長暴言事件 その2

2019年02月26日 05時53分38秒 | 日記
 この罵声を浴びた職員は「罵声を浴びたことは事実だが、それは5分ぐらい。以後は20分くらいきちんと説明してご理解いただいた。自分は特にパワハラとは思っていない」とのこと。
 市長の立場を「忖度」しての発言なのか本意かは知らない。しかしこの録音テープはこの当該職員がなしたものではなく、まったくだれが録音したのか、だれが公開したのかもわかっていないというのだ。まさに謎である。きな臭い。
 しかも公開されたのが統一選挙2か月前というこのタイミング。どう考えても反市長派の誰かが、盗撮ならぬ「盗録」していたいた情報をこの時期に放出したのは間違いない。
 それにつけても市長室に盗聴マイクが仕掛けられていたことになる。間違いなくこの録音は相手を陥れるための証拠物件として収集されたものであり、ある意味、悪意か特定の意図をもって行われたものである。もちろん特定の意図というのは市長の顛覆である。
 スパイ映画の話ではない。実際の話なのである。いやはや、これにはゾッとする。


明石市長暴言事件 その1

2019年02月25日 05時34分21秒 | 日記
 1月29日朝から各局で報道されている明石市長の暴言問題について、音声データが公開された。「すまんで済まん、そんなもん!立ち退きさせてこい、お前らで!きょう、火付けてこい!」
 兵庫県明石市の泉房穂市長は2年前、道路拡張のためのビル買収が進んでいないことについて担当職員を呼び付け、暴言を浴びせたという。29日に会見を開いた泉市長は。「非常に激高した状況で口走ってしまったセリフ。申し訳なく思っています。まさに自分のセリフです。弁明の余地もありません」
 
 問題となっているのは、明石駅の南にある明石駅前交差点の道路拡張工事である。4車線の道路が交差点を挟んで2車線と急激に幅が狭くなっていると。事故が多発したため道路の拡張工事を計画。用地の買収事業は2010年から始まっていたが、ある建物の所有者が条件面で折り合わず、立ち退きに応じていなかった。現在は用地買収も済んでいる。
 泉市長は2011年に明石市長に当選。現在2期目で、子育て支援や犯罪被害者支援の条例などを成立させている。
 しかしなぜ、2年経った今、音声データが出てきたのか? 2か月後には統一市長選が行われる。

桜田大臣「がっかり」発言で怒り噴出 その4

2019年02月23日 06時06分28秒 | 日記
 それにしても情けないのは自分も含めた国民であろう。まんまとメディアの偏向報道、野党糾弾の勢いに乗って加勢するような流れになってしまったことだ。発言を全部聞いてみれば、ただの単語の揚げ足取りにすぎない。大げさに騒ぎ立てるほどのものでもない。
 どだい、このような状況では人の健康を(しかも国民的英雄の)心配をしないはずがない。彼のコメントをすべて聞けば池江選手の健康を気遣う内容であることがわかる。それを単語だけを切り取り「配慮に欠ける」と糾弾するのは失言を心待ちにしているメディアと野党なのである。偏向報道による思想誘導でまんまとこれらの勢いに飲まれてしまったわけである。
 それにしても、同情を正義としてとらえているような今の風潮自体にも疑問を感じる。別にシンパではないけど桜田大臣もすぐに謝罪撤回ではなく、きちんと本意を主張したらいいのに。野党は弱い者いじめしようと狙っているんだから。

桜田大臣「がっかり」発言で怒り噴出 その3

2019年02月22日 05時33分16秒 | 日記
その後、TVニュースで、桜田大臣のコメントをすべてにわたって聞く機会があった。確かに「がっかり」という単語はあった。また「今後五輪が下火にならないといいが」という言葉もでた。しかし全体を通して聞くと、ほぼ全編にわたり池江選手の健康を気遣う内容や彼女にエールを送るような発言なのである。
 たぶん「メダルの皮算用」にガッカリではなく、「池江選手が目標としていた五輪直前に病気になってしまったこと」にガッカリしたというのが本音と思う。
 ただ五輪担当大臣ということで今後のオリンピックへの影響についても述べざるを得ない立場でもあったことが災いした感じである。マスメディア得意の「切り抜き報道」であり、またそれに野党議員が乗じて桜田大臣にかみついたのである。間違いなくメディアや野党による「いじめ」である。
 それにしても公人である。ネガティブな単語は一つでも控えたほうがよかった。

桜田大臣「がっかり」発言で怒り噴出 その2

2019年02月21日 06時29分07秒 | 日記
 この大臣の本音が出たのであろう。まずは「取らぬ狸の金メダル算用」で、まずはいくつかの金メダルを逃したという感覚が「正直に」出てしまったのかもしれない。
 まったく関係のない市民のつぶやきならだれも注目しないし問題にもならない。しかし公人である大臣の発言ではこの単語をいってはならないのは常識である。人の生死にかかわる健康上の問題が勃発したのであるから、まずはその人の今後へのエールを送るに留めるべきであろう。(金メダルが減るため)「がっかりした」などとは人間としてのいたわりの気持ちにかける。
 たぶんメディアのインタビューもこの人の「うっかり発言」を期待したのであろうが、まんまとその手に引っかかってしまった感がある。担当大臣としては返答内容の選択に難しいが、でも「五輪のメダルなど些細な事。しっかり治してまたの活躍を待っています」とでもいえばよかったかも。

桜田大臣「がっかり」発言で怒り噴出 その1

2019年02月20日 06時44分07秒 | 日記
2/13(水) 11:10配信 スポニチアネックス
 競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が自身のツイッターで白血病を患い、病気療養に専念すると発表。20年東京五輪出場の可能性を信じて病魔と闘う競泳界のエースに対し、桜田義孝五輪担当相が「ガッカリしている」と語ったことが物議を呼ぶ中、この発言に著名人からも批判の声が上がっている。
立憲民主党の蓮舫副代表は13日に更新した自身のツイッターで、「この大臣はもはや論外。五輪を担う資格さえないし、人としてどうなの」と憤慨。さらに「予算委員会に備えようと、再度思いました」と国会で追及する姿勢もうかがわせた。
ま た、脳科学者の茂木健一郎氏もツイッターで「悪意というより、ご自身の『おじさま』としての感想そのまま。大臣までされている方が、ここまで『公の場での発言』の訓練がされていないのは個人というより日本全体の問題」と記した。
 情報番組では、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)で、MCの羽鳥慎一アナウンサー(48)が「人として、『がっかり』という言葉はこのタイミングで出てこないと思うんですけど」とやるせない表情。同局の解説委員の玉川徹氏は「(池江を)人間として見てるのかなって思う。(五輪)担当大臣だからそういうことを言うのが正しいと思ってるのかもしれませんけど。(池江の祖母が言っていた)水泳はどうでもいい。とにかく病気を治してほしい。まずはそこじゃないですか」と憤りを隠さなかった。

二重国籍の大坂なおみが日本登録で出場する理由とは その5

2019年02月19日 05時25分25秒 | 日記
 その後のネットニュースで知ったのであるが、まもなく迎える22歳時には彼女は国籍選択を迫られる。ところが日本国籍を選択すると、米国との税制の違いから、なんと10億円もの税金を日本に支払わなくてはならないそうである。米国籍にしたほうが税制上のアドバンテージがはるかに高い。それを思うと米国籍にしたほうが賢明じゃないかなとおもうのである。今後の彼女の動向が楽しみである。

 ちなみにオリンピックは日本ででると言っている。でもその後、米国籍をとってもちっとも悪くない。むしろプロスポーツ選手なので金勘定で動くのは悪い話ではない。むしろ彼女は米国を拠点として活動するなら米国籍を取得したほうがいいのかもしれない。米国の女性記者が「彼女はどうみても米国人よ」と言ったのも頷けるのである。

 まあ確かにそうではあるが、もしそれでも日本国籍を取得したとしたなら、ますます彼女のファンは増えることであろう。

二重国籍の大坂なおみが日本登録で出場する理由とは その4

2019年02月18日 06時02分18秒 | 日記
 たまたまその無名時代に日本人コーチの目に留まり日本からの厚遇を受けるような流れになったものだから彼女は日本人登録をしているのであるという。
 でも彼女の母が日本人だとか、彼女のメンタリティがほとんど日本人的だからというが、それが日本人登録している理由とはとても思えない。彼女の父親が無名時代にお世話になった恩義を感じて日本人登録していると記事にあったが、それならそれは父親の意向であり彼女の理由ではないことになる。
 当初、無名時代に米国の援助を受けていたなら今頃は間違いなく米国人登録で試合に臨み「great America again」なんて言われて米国のヒロインに押し上げられていたはずである。
 どっちに転ぶかはほんの些細なことなんだなとちょっと興ざめ感を覚えている。

 今後、もしかして米国が、日本では出せないような(それこそ野球の話ではあるが、日本とけた違いの大リーグ並みのベラボーな額で)援助を申し込んだら、国籍選択時には彼女は米国人国籍を選んでしまうのでないかと不安になるのである。
 まあでも、それはそれでも彼女のキャラクターは面白い。

二重国籍の大坂なおみが日本登録で出場する理由とは その3

2019年02月16日 05時34分31秒 | 日記
 全米、全豪オープンを連破した大坂なおみ選手はすごいのである。日本国中、彼女の快挙に大騒ぎである。確かに自分もすごいと思うし素晴らしいことだと思う。彼女のキャラクターもかわいらしい。偉業をなしたにもかかわらず、その言動のギャップがまた面白く目を引く。
 しかしもしも彼女が「米国籍」だったら日本人はこれほど熱狂しただろうか?
 多くのメディアがほとんど報道しないような事実(?)を今回ネットで見つけたので引用した。彼女は3歳から米国に移住してそこを拠点にして育っている。ほとんど日本での生活はない。日本語もあまりしゃべれない。米国記者の「彼女は米国人よ」という怒り(?)は頷ける。
 二重国籍である彼女はどちらの国籍でも選択できる。当初は米国側に対してテニス活動の援助を求めていた。それにもかかわらず無名時代は米国から「袖」にされたのである。

二重国籍の大坂なおみが日本登録で出場する理由とは その2

2019年02月15日 05時31分25秒 | 日記
1/27(日) 5:34配信 日刊スポーツ(抜粋)続き
 (無名時代の彼女を見て)「すごい才能だと思った」。すぐに当時の女子代表監督だった村上武資氏、植田実強化本部長に大坂の存在を報告。それ以来、日本に来たときは、味の素NTCで練習できるように取りはからうなど、地道な支援を続けてきた。吉川氏も代表コーチとして大会に派遣され、大坂が出場していれば必ずコンタクトを取り続けた。
 大坂は米国テニス協会のジュニア大会に多く出場しているが、目立った成績は残していない。米国では完全に埋もれた存在だった。大坂一家は米国協会に支援を申し込んだが、大して取り合ってもらえなかったという。しかし大坂が16年全豪で予選を勝ち上がり本戦で3回戦に進むと、米国協会は強烈なアプローチを仕掛けてきた。
 日米争奪戦の勃発だった。米国は女子代表監督が自ら乗り出し、多額の支援を約束したと伝えられる。だが大坂の父フランソワさんは、無名の時から娘を支援し続けた日本の恩義を尊重したという。だからこそ、いまでも大坂は日本で登録し続けるのだ。
 母環(たまき)さんが、日本の文化や料理を娘に伝え続けなければ、大坂自身が「私のメンタリティーは日本人に近い」と認識することもなかっただろう。ただ、吉川氏がいなければ、大坂が「日本人」として4大大会の優勝杯を掲げることがなかったのも事実だろう。【吉松忠弘】

二重国籍の大坂なおみが日本登録で出場する理由とは その1

2019年02月14日 06時14分33秒 | 日記
1/27(日) 5:34配信 日刊スポーツ(抜粋)
 大坂なおみは大阪で生まれ、3歳で米国に移住した。二重国籍で、日本語は話す方が苦手。それでも、日本登録で出場し、「日本人」として初の快挙を成し遂げた。大坂が日本登録で出場する理由とは?
 大坂が準決勝を戦う前、1人の米国女性記者が「彼女は本当は米国人よ」と言ってきた。その記者は、昨年10月のツアー最終戦WTAファイナルの時にも、米国の元世界女王キング夫人に「なぜ大坂を日本に持って行かれたのか」とかみついていた。

 3~4歳時、生まれた大阪から米国に移住した大坂は、日本の記憶はおぼろげだ。米フロリダ在住で言葉も英語の方が流ちょう。日米の二重国籍なため、米国記者が、米国を選んだ方がいいと思うのも当然かもしれない。ならば、なぜ大坂一家は、なおみをいまだに日本登録にしているのか。
 13年9月の東レ・パンパシフィック大会の時だった。日本テニス協会の女子代表コーチだった吉川真司氏(40)は、日本登録で出場していた選手をくまなくチェックしていた。予選1回戦で敗れたが、1人の初めて見る選手に、目がくぎ付けになった。それが15歳の大坂だった。

インフルエンザの治癒証明書 その3

2019年02月13日 06時35分51秒 | 日記
 インフルエンザ罹患後、その後すべて家族任せにすることで一番怖いのは、脳症を発症した場合である。「薬もらえばあとは自然に熱がおさまるまで待てばいい」というイメージを持たれると、脳症の早期段階である反応性の低下などの症状を見落として手遅れになるのではないかと危惧している。
 我々でもただ熱にうなされているだけか脳症の意識混濁なのかの区別はつき難い。それを遅滞なく家人に期待することは困難である。
 これでもしも患児に神経学的後遺症でも残されたなら、すべて家族任せするシステムは問題があると思うのだが。だから再来させないことで医療費軽減になるとも言ってるけど、多忙さの軽減目的じゃないの?とも勘ぐってしまう。このシステムは安全性の担保はされているのか?

インフルエンザの治癒証明書 その2

2019年02月12日 05時30分33秒 | 日記
 画期的なアイデアだと思う。しかしそこまで患者さんサイドに「下駄」あずけていいものだろうかと心配ではある。うちでは「朝晩で体温を測定しその値を5日後に持参してください」と家人にお願いする。いわば宿題なので医療機関で言われればきちんとやってくるだろう。
 しかしこれが自分たちの判断で登校可となればきちんと測定するか疑問。また熱の出た日をいつにするのか、熱の下がった日をいつに決定するのかも家人任せだとまちまちになる。また罹患後1週間は少ないながらもウイルスが咳や鼻水に残るので、5日後に再来した時に当院では必要に応じて鎮咳剤などを追加処方する。
 結構、その後のフォローも重要と思うのだがこれをすべて患者サイドに任せて本当に大丈夫なのだろうか?