吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

機会失った女性に無料接種へ 子宮頸がんワクチン、厚労省方針 その1

2021年11月30日 06時28分02秒 | 日記
11/15(月) 18:27配信 KYODO
 子宮頸がんの原因となるウイルスの感染を防ぐHPVワクチンについて、
 厚生労働省は15日、積極的な勧奨が中止された間に機会を逃した女性が無料接種できるようにする方針を固めた。来年4月からの実施を検討し、対象者などを今後詰める。同日開かれたワクチン分科会で、専門家から異論が出なかったことを踏まえ判断した。
 厚労省は、2013年6月に止まった積極的勧奨を来年度にも再開することを既に決めており、これに伴う救済措置となる。分科会では、対象者は最も幅広い9学年分とするのが適切だという意見が多数を占めた。1997~2005年度に生まれた女性が該当する。

医療従事者がワクチン4回接種 愛媛・新居浜市 その3

2021年11月29日 05時48分30秒 | 日記
 それにしても今回の問題点はここではない。報道では一切とりあげられていないが、新居浜市はいざ知らず、東京ではまず接種を担当する医療機関が医療従事者の接種券を申請する。接種券がないと接種は受けられない。そしてワクチンを人数分注文するのであるが入荷したら国へネット登録し、その後、接種したならまた国への登録(V-SYS)、そして都への個人接種登録(所謂VRS)と、面倒くさい登録業務が待ち受けている。実は接種医療機関ではこれが大変なのである。しかしここまでの業務を行っていながら、医療従事者として接種済みをチェックされていなかったら、この複数にわたる報告業務は一体何の意味があるのかとがっかりする。
 つまりこれは新居浜市行政のシステム作りの不備である。VRSで登録された個人名を見れば一目瞭然であり重複接種は起こりえない。これは職務怠慢としか言いようがない。「健康被害はありませんでした」でごまかそうとしてはだめである。なぜ、ほかの県ではきちんと行われていたのに新居浜市ではチェック機構が働かなかったのかを事後検証する必要がある。

医療従事者がワクチン4回接種 愛媛・新居浜市 その2

2021年11月27日 05時41分12秒 | 日記
 どうも不可思議な報道である。まず「健康被害はない」などという情報は一切いらない。4回打ったからと言って重篤な有害事象は起こらないと思っているので敢えてここで念を押すこともない。またこの人は医療従事者である。医療従事者であれば職種にかかわらず、自ら医学的情報を蒐集して、ワクチンの接種回数や接種間隔などを当然知っておく義務があった。知らずにブースターだと思ってうってしまったというのであればこれはもう医療従事者失格である。知っていて打ったのであれば確信犯である。
 確かに今回、十把一絡げに医療従事者とは言ったが、中には医療に関与していない老人医療施設のなどの事務スタッフも医療従事者に含まれている。なのでそこまで「医療従事者としての常識がない」とも糾弾できないのであるが、それにしても毎日ニュースを見ていれば、ワクチンの特徴など分かりそうなものである。本人の意見も聴きたいところである。

医療従事者がワクチン4回接種 愛媛・新居浜市 その1

2021年11月26日 06時10分45秒 | 日記
11/12(金) 14:55配信 TBS NEWS
 愛媛県新居浜市に住む医療従事者の男性が、新型コロナのワクチンを4回接種していたことがわかりました。  新居浜市によりますと、新型コロナのワクチンを4回接種していたのは医療従事者の50代男性で、男性は5月と6月に優先接種を受けた後、市から郵送された接種券を使い8月と9月にも集団接種会場で接種したということです。
 市が医療従事者の接種記録を確認していたところ判明しました。今のところ男性に健康被害はないということです。
 当時、医療従事者の優先接種は予約システムを介さず行われていたことから、男性の元には市から一般向けの接種券も届いていました。市の調査に男性は「ブースター接種が受けられると考え集団接種の申し込みを行った」などと話しているということです。  市は男性に3回目と4回目の接種費用に相当する6160円の返還を求める方針です。

“辞職せず&説明拒否”木下都議に反発…議会が空転 その5

2021年11月25日 06時44分27秒 | 日記
 その後、検察は木下議員を道路交通法違反で在宅起訴した。つまり書類送検である。別に木下議員の肩を持つわけではない。しかし道交法違反だけで在宅起訴されるのか? しかも当て逃げについては示談が成立しており、「度重なる無免許運転」が送検理由だそうだ。まず無免許運転で起訴されるのは「現行犯」ではなかったのか? 木下議員は現行犯ではない。確かに免停中の度重なる運転行為は違法であるが、それは現行犯として現認されなければ罪を問えないのではないかと思う。しかも今回当て逃げではなく無免許運転が送検事由である。通常は略式起訴であり送検されず罰金刑のみで終わりである。よくないことではあるが無免許運転をしているものは世の中にごまんといる。それらが起訴されず、今回の木下議員のみが起訴されたのは何か理由があるのであろうか? 世の中に対する見せしめ、つまり「無免許運転は、略式(罰金払って終わり)ではなく、送検もできるんですよ」ということなのかとも思ってしまう。

“辞職せず&説明拒否”木下都議に反発…議会が空転 その4

2021年11月22日 06時02分15秒 | 日記
 しかしそれにしても、疑問が残る。確かに委員会の他の出席者の気持ちはわかる。説明責任果たしていない議員との委員会を開きたくないのはわかる。今まで自分の都合で欠席し、議会に迷惑をかけた。他の議員にも説明は必要であろう。自分もそう思う。
 しかしであるが、開きたくないから開かないでよいとか、特定議員が委員会に出席するなら開催をボイコットしてもよいという規約があるのであろうか? もしあるのであればそれでよいが、議会や委員会はすべて規約で動く。説明責任果たしていない議員が出席するから委員会は開かないという理由で都政を停滞させていいのであろうか?
 規約がなく感情的なことで委員会中止したならこれは人民裁判みたいなもの。民主主義国家ではありえない。

“辞職せず&説明拒否”木下都議に反発…議会が空転 その3

2021年11月20日 06時00分12秒 | 日記
 数々の無免許運転歴と事故歴があるということは、もう運転適性がないのでこれは公安委員会などが吟味すべきであった。その後の報道では免許取り上げになったときいたが、それにしてもそれは既定の点数になったので執行したとのことである。何故もっと早い段階での行政指導が行われないのか不思議である。
 それにしても体調不良で議会出席できなかったというが、それ全部自分の都合によるものであり健康上の理由ではないのは一目瞭然。今回無免許運転による事故が明るみに出なければ何食わぬ顔をして議員活動をしているはずなので健康の問題ではなく、むしろ自身の行動で招いた当然の結果である。
 百歩譲って「健康上の理由」で委員会に出られないと言うなら都政を停滞をさせぬよう辞職がよいと思うが、それは絶対にしないとのことであり整合性が付かない。

“辞職せず&説明拒否”木下都議に反発…議会が空転 その2

2021年11月19日 06時17分58秒 | 日記
■木下都議に反発で“議会空転”  都議会では、木下都議が姿を見せたことで9日午後、大きな影響が出ていました。  
テレビ朝日・草薙和輝アナウンサー:「木下都議が出席する委員会について、複数の都議が木下都議の出席に反対をしたということで、委員会に先立って行われる理事会がまだ行われていません」
理事会を退席した議員:「何も説明を聞いてないのに議会で質問ですかと。委員会は開くに至らないということで、理事会を離席した。議会、都民に対してきちんと説明を果たさないで議会に戻るのはどうなのかな」
 つまり、現状では木下都議を議員として認めることはできないのだといいます。
都議会公営企業委員長・大山とも子都議:「本日、予定していた公営企業委員会については、開催できないことをご報告します」
 結局、出席者がそろっていながら、理事会も委員会も開かれませんでした。
 テレビ朝日都庁担当・油田隼武記者:「これ非常に異例のことで、本来であれば木下議員、都議ですから。公務をしようとすると、それは駄目だというふうな別の都議からの意見が出て行われなくなってしまう。このままいくと、木下都議が原因で都政が動いていかなくなってしまうという可能性もある」 (「グッド!モーニング」2021年11月10日放送分より)

“辞職せず&説明拒否”木下都議に反発…議会が空転 その1

2021年11月18日 06時08分50秒 | 日記
11/10(水) 15:08配信 テレ朝 News
 選挙期間中の無免許運転による人身事故が発覚した木下ふみこ東京都議(55)が4カ月ぶりに登庁し、辞職しない考えを示しました。反発する議員が議会をボイコットするなど早くも影響が出ています。木下都議(当時54)は今年7月、都議会選挙中に免許停止中の無免許運転で、人身事故を起こしていました。複数の無免許運転も発覚し、書類送検されました。
 問題が報じられると雲隠れ。議会の欠席を続け、辞職勧告決議が2回、議長副議長からの召喚状が3回出される事態になっていました。 都議会に出なかった理由は、体調不良だったと釈明しました。 
「(Q.なぜ無免許で運転したのか?)  これにつきましても、今、捜査に聴取を受けている内容でございまして、現時点では申し訳ございません」
「(Q.議員を続けることについて、これだけの批判の声、議会で2回の辞職勧告決議も出ているが…?)  先ほど、議長副議長からもお話し頂いたとこでございます。2度の辞職勧告決議案出ていること、それは議会の意思、そしてまた議会を構成する多くの一人ひとり選ばれた有権者の皆様の意思ということは重く受け止めている」
「(Q.有権者の期待に応えらえていると思いますか?)」「(Q.説明責任は?)」「(Q.これで説明を果たされたと?)」  記者からの質問をさえぎる形で、控え室へと姿を消しました。
 以上、TVニュースより

大規模接種会場2930人の副反応、9割が不安に伴うストレス原因…若者3割強 その2

2021年11月16日 06時40分45秒 | 日記
 まずワクチン接種に伴う副反応の定義は、接種後に発現した症状を「すべて」統計にあげている。それなので接種に原因しない症状もすべて含まれている。この点を強調して報道しないと、すべてワクチンが原因であるとの誤解を受けかねない。おそらく「ワクチンは怖い」と感じられている方のほとんどはこの過剰報道によるものであろう。また穿刺部位の疼痛や発熱などは確かに接種に伴うものであるがこれは想定内の症状であり、人によって程度の差こそあれ全員がある程度経験するものである。これを針小棒大にメディアで報道されてはワクチンに対しての恐怖感誘導につながるのである。
 報道は正確に伝えなくてはならない。しかし恣意的になったり誘導的になったりすることは今までかなり見受けられる。
 今回のような自衛隊中央病院からの報告も報道し、ワクチン安全性ももっと伝えてほしい思うのである。

大規模接種会場2930人の副反応、9割が不安に伴うストレス原因…若者3割強 その1

2021年11月15日 06時35分48秒 | 日記
11/9(火) 5:00配信 読売新聞 オンライン
 防衛省が開設した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場が今月末に閉鎖されるのを前に、自衛隊中央病院が急性期の副反応を示した2930人について分析したところ、約9割が接種への不安に伴うストレスが原因とみられることがわかった。若い世代の割合が高かった。ストレスと副反応の関係に絞った分析は厚生労働省もしておらず、同病院は自治体などに会場運営の改善策を提案する方針だ。
 同病院が9月24日までに東京会場で接種した延べ120万1688人について分析したところ、2930人(0・24%)が「急性期」(約30分以内)にじんましんやふらつきなどの副反応を発症した。このうち女性が1998人(68・2%)を占めた。いずれも回復し、重篤なアナフィラキシーショックを起こした人は0人だった。さらに、急性期に副反応を示した人のうち、2601人(88・8%)はストレス性の反応とみられ、極度の緊張や不安が引き起こす過呼吸や、「血管迷走神経反射」と呼ばれる失神・血圧低下などの症状が出た。こうした副反応は若年層ほど顕著で、20~34歳が3分の1以上を占めた。失神して転倒し、頭を強く打ちつけて救急搬送されたケースもあった。データは論文にまとめ、学術誌に投稿する予定だ。

そろそろコロナワクチン3回目か?

2021年11月13日 05時49分16秒 | 日記
 まだ公式には医師会からの通知はないが、厚労省や地区行政のほうからそろそろ3回目の接種について何となく大まかなスケジュール提示があった。スケジュールの流れはいいのだが、実際また今度もかかりつけ医がワクチン接種の大半を受け持つのかどうかの担当の流れが見えてこない。
 前回は、といっても当地区ではつい10月一杯まで開業医が地域住民の方への接種を担ってきた。3回目が始まるとなると、またあの大人数を捌かなければならないのかと思うとゾッとする。
 接種自体は大変ではない。そうではなくて、あの予約業務、人数調整、ワクチン発注業務、ワクチン配布されたら国への登録、接種したら国への報告、都への報告、そして最後に請求事務である・・・こんな事務手続きを1~2人で行うのが脅威なのである。
 しかもこの時期インフルエンザワクチンも重なっている。これで発熱患者診療もおこなうとなるともうやめたくなる。しかも通常の患者さんは「診療控え」するので大幅に減収になるのである。本当に困っている。

高看パワハラに学生憤怒 教員暴言 江差と紋別、救済・処分なお未定 その2

2021年11月12日 06時23分43秒 | 日記
 医療の現場で大昔はこのような教育方法は当たり前であった。自分も研修時代、施設によっては優しく理論的に教えてくれるところもあったが、中には毎日「ボケ、カス、アホ」と怒鳴られながら働いていた施設もあった。
 当時は怒られてようやく気付くこともあったが、いずれにせよこのような罵声を浴びることなど日常茶飯事であった。なので特に驚かない。
 しかしこの出来事が今の時代のことであるのがいけないのである。現在すでにこのようなことは、あってはならない時代なのである。時には腹の立つ学生もいるだろう。モチベーションのない生徒もいるだろう。時には「やる気のない奴はやめて、帰れ」と言いたくなることもあるだろう。
 あのノーベル賞の山中教授ですら、外科研修時代は「ジャマ中」と疎んじられたらしい。恫喝や苛めなどのnegative feedbackは今の時代は、理由の有無を問わず許されないのである。時代は変わっているのである。

高看パワハラに学生憤怒 教員暴言 江差と紋別、救済・処分なお未定 その1

2021年11月11日 06時15分12秒 | 日記
11/08 北海道新聞 電子版
 【江差】道立高等看護学院(高看)の学生らが教員からパワーハラスメントを受けたと訴えていた問題は、道の第三者委員会(座長・山内良輔弁護士)が江差高看(檜山管内江差町)と紋別高看(紋別市)で計52件の暴言などのパワハラを認定したことで、学生の救済策や教員の処分が今後の焦点となる。道は学生の意向を調べ、個別に救済策を決めるとするが、時期は教員の処分も含めて未定のまま。昨秋から被害を訴えている学生や保護者は対応の遅さにいら立ちを募らせている。
 第三者委の調査書などによると、2015年度から20年度までの101件を調査し、江差で34件、紋別で18件をそれぞれ認定した。「あんた日本語できないの」「殴るよ、蹴るよ」「ペンでぶっ刺すぞ」などの暴言のほか、執拗(しつよう)に始末書や反省文を書かせるなどの行為があった。被害を受けた学生は江差11人、紋別3人。関与した教員は計11人で、一部の教員は既に授業から外れている。調査に対して「謝罪したい」とする教員がいる一方で「記憶にない」「忘れた」と話す人もいるという。
 江差高看を休学している学生(19)は「パワハラ教員が学院からいなくなってほしい」と切実に訴える。学生は昨年10月、看護実習先の病院の担当看護師から「よく準備している」「いいね」と言葉をかけられ、実技の習熟に手応えを感じていた。
 しかし、教員からは「頭が空っぽ」「私の授業には出ないで」「頭がおかしいんじゃない」などと言われ続け、次第に手が震えるようになり「死にたい」と思ったという。この教員から離れるために昨年12月に休学した。学生は復学を希望しているが、「この1年、思うような勉強はできなかったが、看護師は目指したい。でも、戻っても、パワハラ教員がいれば精神的に不安定になる。悔しい」と漏らす。
 道は一部の教員の異動は、処分が決まる前に行う考えを示しているが、学生の救済策は「誠意を持って速やかに対応する」としており、具体的な内容や実施の時期は示していない。

マスク、除菌剤で健康被害 コロナ関連製品、厚労省 その2

2021年11月09日 06時09分48秒 | 日記
 冬場、乾燥にて皮膚炎を起こすのはわかるが、マスクすることにより皮膚保湿ができればむしろ肌には良いと思うのである。しかしカスクにて皮膚炎・・・というのは接触性皮膚炎のことなのだろうか? あの不織布で接触性皮膚炎おこすくらいなら他のあらゆるもので皮膚炎をおこしそうである。
 夏場のマスクで顔面に汗をかき皮膚炎を起こす・・・ということもあるのかもしれないが、これはもうやむを得ない。汗かいたらこまめにふき取ってもらうしかない。マスク着用は、高率に感染を防ぎ得る手段なのだからこまめな皮膚対処しかないだろう。
 一方、「除菌剤による吸入事故」ってなんなんだろう? コロナウイルス予防で吸入除菌剤なんてものはない。
 もし空間除菌剤をさしているなら、あれはすでに使用時における除菌効果は否定されている。また空間除菌剤は自身が直接吸入して私用するようなものではない。空間除菌剤を吸入したとすれば、目的外使用であり、これは危険である。
 とするとコロナ関連製品による健康被害は、こまめな肌対策や、製品の使用法をよく読めば防ぎ得るものと思うのであるが・・。