吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

まだ吉本問題 その1

2019年07月31日 06時32分55秒 | 日記
 TVではいまだにあの吉本問題がさんざん報道されている。トイレからでてきたところで写真撮影頼まれたので一緒に撮っただけだとか、いや一緒の席でシャンパン飲んでいたとか、いや何か金銭を受け取ったの「2000%受け取っていない」だとか・・・。もうなんだか正直食傷気味である。
 あの業界、反社との交流がアウトというなら、本人がやっていないというならばそのままでいいし、やったというならアウトでよい。それが会社の方針ならそれでよい。
 しかしこれを機会に今までの社内のうっぷんが爆発してあらぬところへ問題が発展している。でもそれも1企業内のお家事情に過ぎない。まさに過去の大塚家具の父娘の確執で会社方針が右往左往したあの事件に似ている。
 とにかく内情のごちゃごちゃした揉め事は禁断の果実であり、当初はゴシップとして面白いが度を過ぎると鼻についてくる。今後、渦中の芸人(の芸)を見てもこの出来事がよみがえるので楽しめないだろう。あまりにも長引くと当該芸人の今後に不利である。 

林間学校前健診その2

2019年07月30日 06時19分45秒 | 日記
 「何十年前のこと言ってんだよ」と言われるかもしれないが、自分が小学校の頃を思い出した。学校での行事は、特にそれが健康管理、公衆衛生に関するものであれば、それが最優先された。家での予定や都合は二の次だった。
 小学校時代はとにかく学校で行われることが最優先であり、家の都合はよほど近しい親戚の急な葬儀など以外は優先されることはなかった。まあ、もしかしたら当時でも「隠れて塾通い」なんてのもあったかもしれないが、でもそれはあまり学校や校医に対し公に「理由」として申請されることはなかったと思う。たぶん何か別の急用として理由を言ったのではないかと。
 自分の時もこの時代に、学校行事など最優先させず、がちがちに塾通いでもしていたら大学浪人することなく苦労なく医学部に入学できていたかもしれない。いや「~タラ、~レバ」は確証がないが。
 それにしてもこれでいいのである。ボブ・ディランが当時若者の代弁として「時代は変わる」を唄ったがすでにそれも過去の産物である。すでにあれから半世紀以上が経過している。過去の価値観などカビが生えて使い物にはならない。

林間学校前健診その1

2019年07月29日 06時40分39秒 | 日記
 近隣の小学校の校医をしている。校外学習の場合は前もって学童の健診を行うことが義務になっている。 今回も蓼科の林間学校に行くにあたり学童の健診を行った。
 ところが、その健診日時に来られない学童が結構いるのである。まあ急病(であればなおさら診察が必要にはなるが)、あるいは冠婚葬祭など急用などであればやむを得ない。今回、日を改めてクリニックに健診を受けに来る学童が何人かいたのである。まあそんなに面倒ではないのでそれもいいだろう。
 ところが学校健診日よりそれ以前にクリニックに健診を受けに来る児童も何人かいた。これは急用ではなく確信犯的な行事欠席である。
 健診に来られない理由を聞いたのであるが、「田舎に帰省するから」、「その日塾に行くから」とか「その時間イベントに行くから」というのが多かった。まあ夏休みなのでいろいろ予定があるのも悪くはないのだが。
 でも・・・親御さんの行事に子供を連れて行くので子供の公的な健診を欠席・・というのも如何なもの・・・?ではないんだろうなぁ、今の時代は。

梅雨明けはまだ遠い

2019年07月27日 06時17分40秒 | 日記
 もう7月も4週目の終わりなのであるが、今年はまだまだ空模様が怪しい。そしてようやく低かった気温も上がり始めたのだが、いかんせんこの時期での台風ではムシムシとする湿度に耐えられない。
 この不順な天候、急な気温の変動は体調不良もきたしやすい。おそらく身体が暑熱馴化されていないので夏本番になった直後にどっと熱中症が発生するだろう。特に高齢の方は予備力がないから要注意である。
 高齢の方は車に例えればガソリンタンクの容量が少ないということ。こまめに補給しないとすぐに動けなくなる。それから高齢の方は「のどの渇き」も感じなくなる。
 一番怖いのが、水分十分にとるよう勧めても「あら、私は十分とっているわよ」とおっしゃる方こそ要注意なのである。喉が渇かないイコール水分は十分足りていると誤解されている。
 さて今年はどうなるやら。

参院選

2019年07月26日 06時44分46秒 | 日記
 参院選が終わってすでに当選者も明らかである。しかしなんだか今回は発表当日のみで翌日の「今後の政局展望」などTVでやるのかと思ったら、どこの局もほとんど触れていない。そのかわりに吉本の首脳部と芸人の間の軋轢が盛んに報道されている。よく考えれば1企業内での内紛を取り上げているのである。もちろん最初は芸人の反社勢力との付き合いの問題だったが、今ではそれはどこかへ行ってしまった。
 それにしてもこの不安定な外交や消費税問題など種々の社会的問題を抱えていながら政局展望は全くせずに企業吉本の内紛を報道し続けるのもいかがなものかと感じる。
 今回の参院選の投票率はかなり低いことも問題にしていないようだ。
 やっぱり日本は平和なんだろう。

京都アニメーションの放火殺人事件 その2

2019年07月25日 06時04分19秒 | 日記
 熱傷深度にもよるが救命されるには最低2か月はかかるかもしれない。その間は事情聴取は無理である。救命されなければ今回の事件はなんであったのか何も残らない。過去の判例からみると放火による未曾有の死傷者数である。極刑は免れないと思われるが、もしせっかく救命したにもかかわらずそのような処罰の結果になるとしたら、もちろんそれはそれで法治国家ではやむを得ない。
 しかしながら日夜かかわらず救命にまい進した救急医のmotivationには複雑なものがあると思われる。

 自分も数多くの重症熱傷診療に従事した。並大抵の体力と精神力ではやってられない。自分を削りながらの診療になる。自分の意識としては「この人を助けたい」という気持ちを持ち続けなければ到底救命は無理である。でもふっと「この人助けても極刑かな」という気持ちが湧き起こったなら救命はむりであろう。医師も人間である。
 診療チームはプロ集団なので絶対に手は抜かない。でもたぶん犯人は助からないような気がする。

京都アニメーションの放火殺人事件 その1

2019年07月24日 06時25分14秒 | 日記
 7月18日、京都アニメーションに恨みを持つ男がガソリンをまき火をつけ、自身も重症熱傷を負いながら、職員33人を死亡させ、また35人に熱傷を負わせた。この事件を起こした犯人の精神病理、思想背景、そして直接の動機などは広く社会でも知りたいところである。今後の抑止力、今後の対応策の構築にとっても必要なところである。
 しかしながら「手と足と胸に熱傷受傷」とあり、今は麻酔で沈静しているという報道からおそらくはかなりの重症熱傷であろう。医療関係者の苦労が目に見えるようである。
 まずは熱傷ショックを乗り切るために大量輸液が必要とされ、その後は肺水腫が来るので人工呼吸器管理となる。そして次のハードルは熱傷皮膚が完治するまで敗血症との戦いとなる。報道内容から推測すると、手と足と胸とあるので最低でも45%の熱傷面積(たぶん60%くらいはありそうで)はある。
 かなり救命は難しいかも。(その後ドクターヘリで高次医療機関に転送されている)

ヤジの市民を道警が排除 安倍首相の街頭演説中 その3

2019年07月23日 06時27分28秒 | 日記
 大声でヤジを飛ばせば周囲の聴衆には演説がかき消されてしまう。立派な選挙妨害と思うのだが「そうではない」との立場の専門家の意見を引用してこのヤジを正当化しようとしている。この昭和23年の最高裁判例を自論向けに解釈し、このような専門家の意見を提示すれば、これこそ偏向報道であろう。

 逆に「周囲に迷惑をかけているのだから選挙妨害だ」ということを論調とし、きちんと選挙演説を聴きたいという聴衆の権利を保障するため警察に排除を要請した・・・という流れでも解釈できる。報道はいかようにもできることに恐ろしさも覚える。正当で中立、かつ社会規範に則った報道はできないものかといつも感じる。

 やはり朝日系はすごい。一貫して反安倍、反日なのであろう。別に自分は安倍派でも自民党派でもない。しかしながら朝日のねつ造報道ではずいぶんと国益を損ねた過去がある。とにかく国益を損ねる報道だけはやめてほしい。因みに自分は過去、数十年以上朝日新聞の購読者であったが、数年前より購読はやめた。しょうがない。

ヤジの市民を道警が排除 安倍首相の街頭演説中 その2

2019年07月22日 06時31分51秒 | 日記
 本記事はさすがに朝日新聞系だと納得できる。1948年の最高裁判決を持ち出し選挙妨害とは「聴衆がこれを聞き取ることを不可能または困難ならしめるような所為」とし、ヤジの肉声はこれにあたらないだろうということを論調としている。
 またこれを排除しようとした警官を職権乱用の恐れありとの法学者のコメントを引用している。さすが反安倍、反日のメディアと言わざるをえない。
 小学校で学んだであろうが「人の話はきちんと聞く」というマナーは現在の国会でもヤジが横行しておりよろしくない風習である。
 選挙演説などは反対派でも思うところはあろうが、ヤジは肉声であっても音源周囲の聴衆には演説がかき消されてしまうだろう。やはり煩いのである。
 自身がきく立場にあるときは黙ってきいてほしいのである。

ヤジの市民を道警が排除 安倍首相の街頭演説中 その1

2019年07月20日 06時39分46秒 | 日記
7/16(火) 18:39配信 朝日新聞DIGITAL
 15日に札幌市中央区であった安倍晋三首相の参院選の街頭演説の際、演説中にヤジを飛ばした市民を北海道警の警官が取り押さえ、演説現場から排除した。道警警備部は取材に対して「トラブル防止と、公職選挙法の『選挙の自由妨害』違反になるおそれがある事案について、警察官が声かけした」と説明。だが現場では、警察官は声かけすることなく市民を取り押さえていた。
 安倍首相はJR札幌駅前で同日午後4時40分ごろ、選挙カーに登壇。自民党公認候補の応援演説を始めた直後、道路を隔てて約20メートル離れた位置にいた聴衆の男性1人が「安倍やめろ、帰れ」などと連呼し始めた。これに対し、警備していた制服、私服の警官5、6人が男性を取り囲み、服や体をつかんで数十メートル後方へ移動させた。また年金問題にふれた首相に対して「増税反対」と叫んだ女性1人も、警官5、6人に取り囲まれ、腕をつかまれて後方へ移動させられた。いずれのヤジでも、演説が中断することはなかった。現場では、多くの報道陣が取材していた。
 公選法は「選挙の自由妨害」の一つとして「演説妨害」を挙げる。選挙の「演説妨害」について、1948年の最高裁判決は「聴衆がこれを聞き取ることを不可能または困難ならしめるような所為」としている。
 松宮孝明・立命館大法科大学院教授(刑法)は「判例上、演説妨害といえるのは、その場で暴れて注目を集めたり、街宣車で大音響を立てたりする行為で、雑踏のなかの誰かが肉声でヤジを飛ばす行為は含まれない」と話す。むしろ連れ去った警察官の行為について「刑法の特別公務員職権乱用罪にあたる可能性もある」と指摘。「警察の政治的中立を疑われても仕方がない」と話した。

韓国メディアが煽る日本製品不買運動、空前の日本ブームで不発に終わる可能性 その2

2019年07月19日 06時18分48秒 | 日記
 またか、という感じである。日本製品を破壊するシュプレヒコールをよくやるが、製品を作った人たちへのリスペクトの欠片も感じられない。でもここまでくるとどうぞ不買運動続けてくださいと言いたくなる。しかしどうせ一過性の行動だろう。
 不買運動で買うかどうかは製品の質が左右される。製品の質がきちんとしていれば不買運動に負けることなく消費者は購入してくれるだろう。実際、いろいろな日本製商品は現地では人気が高く不買運動で購入動機が左右されることはないものと思われる。
 結局は日本糾弾のネタはなんでもよく日本が何かをすれば必ずそれに対して文句をいってくるというパフォーマンスをしているだけなのである。強請り、集りに近い。だからあまりこれに対して「相手」をしないほうがいい。
 非韓三原則というのがある。「助けない」「教えない」「関わらない」・・・残念だが、これしかしょうがない。本当は仲良くしたいのだが。

韓国メディアが煽る日本製品不買運動、空前の日本ブームで不発に終わる可能性 その1

2019年07月18日 06時14分29秒 | 日記
 7/12(金) 11:01配信 デイリー新潮
 「ボイコット」「締め出し」「旅行取り消し」――。韓国のニュースメディアにいま、こんなワードが飛び交っている。これらは日本の半導体輸出規制を巡って、現地報道が伝える「韓国社会の反応」だ。
 7月5日にはソウル市鍾路区の旧・日本大使館前で、日本製品の不買を訴えるデモが行われた。映像を見る限り、集まったのは数十人ほど。参加者は「日本製品不買」と書かれたビラを手に、ユニクロ、トヨタ、ホンダ、ソニー、またアサヒビールやマイルドセブンのロゴなどを貼りつけたダンボール箱を踏み潰すパフォーマンスを行った。その映像は韓国の主要メディアはもちろん、日本のワイドショーにまで拡散している。
 デモを行ったのは、中小企業及び自営業者の27団体からなる韓国中小商人自営業者総連合会。全国で少なくとも約230カ所の個人商店やスーパーなどが、ビールなど日本製品の販売を中止するという。日本が「報復措置」を止めるまで続けるとしているが、売上は10%ほど減少が見込まれるそうだ。

NGT運営会社に訴えられた男性ファン、争う構え 損賠訴訟の口頭弁論 その2

2019年07月17日 06時28分43秒 | 日記
 「会いに行けるアイドル」などを売りにしたアイドル売込み路線の口車に乗って、自分とアイドルは近しいもの、友人、あるいはあわよくば彼女にできるかもなどというさもしい考えがあってこのファンは近づいて行ったのかもしれない。
 同じグループのアイドルの子に教唆を受けたのかどうかはわからないが、ほかのメンバーの子に暴行を働くのはいかにも子供っぽい。それが公になればグループとして活動できなくなるのは当たり前。そしてそこにはそれで生活している人たちもたくさんいるのだから当然損害賠償請求などあって当たり前。
 ここは高くなるかもしれないがいい社会勉強代になるだろう。
 でも「争う構え」ということなので、それはそれでも結構だが素人がお友達感覚で近づいて入り込むと痛い目に合う・・・という典型例なのである。
 彼女たちは「近しいアイドル」なんて言っているけどとりあえず芸能人なのである。夢をうっているのであって現実を売っているのではない。彼女たちは「殿方を騙すのが商売でありんす」というところなので、そんな非日常だけ楽しんでいればよかったのに。

NGT運営会社に訴えられた男性ファン、争う構え 損賠訴訟の口頭弁論 その1

2019年07月16日 06時29分10秒 | 日記
7/10(水) 14:32配信 産経新聞
 新潟を拠点に活動するアイドルグループ「NGT48」の元メンバー、山口真帆さん(23)に対する暴行事件で芸能活動が休止したなどとして、運営会社「AKS」(東京)が男性ファン2人に3000万円の損害賠償の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日、新潟地裁(篠原礼裁判長)で開かれ、2人は請求の棄却を求め、争う構えを示した。
 この事件では、2人は昨年12月8日午後9時ごろ、新潟市内の山口さんの自宅マンションの玄関先で、山口さんの顔を手でつかんで押したなどとして、新潟県警に暴行容疑で逮捕された。新潟地検は同月28日、2人を不起訴処分にした。処分理由は明らかにしていない。
 訴状などによると、2人は事件直後、山口さんらに事件の経緯などを聞かれ、他のメンバーが関与していると返答。このため、グループ内の信頼関係が損なわれたり、インターネット上で他のメンバーへの嫌がらせ行為が起きたりして、NGT48は劇場公演やツアーを中止せざるをえなくなった。このほか、NGT48が出演していた広告が打ち切られたことなどによる損失やメンバーの警備対策費、第三者委員会への報酬も発生した。
 AKSはこれらの損害の総額が1億円以上にのぼると計算し、そのうちの3000万円を2人に賠償するように求めていた。

医師会の帰り その4

2019年07月13日 06時17分20秒 | 日記
 しかし自分ならば、さんざん怒鳴ったとしたら「もういい、さあ帰るぞ」といって請求書は自分がもって自分が全部払うであろう。それはなかば自分のいたコミュニティでの習慣みたいなものであった。今回目の前のサラリーマンではそのような習慣はなく、まあ「割り勘程度」だろうとは思っていた。
 しかしである。あの執着気質の上司が言った。
「さあ、帰るぞ・・・今日はお前みたいな役立たずのために時間と労力をかけたんだ。お前が・・・全部払え!」と言い出したのである。
 その若いサラリーマンは「・・・はい」といって会計を済ませて、またテーブルに戻ってきた。なんだこの光景は、と唖然とした。
 この職場ではこれが当たり前なのかと驚いた。その後、いくら何でもと思ったかどうかは知らないが、その上司も少しお金を出していたが、それが雀の涙程度なのか、割り勘分なのか、半分なのか、全額なのかはしらないが、横でこの光景をみていた自分はとても気分が悪かった。人がおこられ、なじられ、怒鳴られ続けている光景が延々と横で展開しているのである。それを肴にして(せざるをえない)、自分は酒を飲んでいるのである。
 世の中いろいろ・・である。