吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

8月も終わり その1

2015年08月31日 05時37分49秒 | 日記
 もう8月も終わりになります。毎年8月の月末は宿題がまだ終わっていないので七転八倒していました。最近、近隣の小学校は27日からすでに2学期が始まっていますが、昔は9月1日が登校開始でした。でも1日は始業式だけで帰宅していたので、すぐ帰って宿題の残りをやっていました。昔は日記を宿題で書かされたことがあります。もちろん毎日イベントがあるわけではなく平凡な毎日の繰り返しであったので、小学生が日記のネタにするような題材なんてあるわけがありません。たまりにためて4週間分まとめてかきました。困ったのは天気を書く欄があり、そのために古新聞をひっくり返しては「8月○日の天気はどうだったっけ?・・・」と天気確認をした思い出があります。

電話案内? その6

2015年08月29日 05時54分39秒 | 日記
 昨今、通信インフラに多業種が参入してきている。現在、使っている固定電話のラインの一部を、そこの会社のものにかえると通話料が安くなるとか、あるいは光回線に統一すると便利だとかこれまた複雑で五月蠅いのである。実は電話なりインターネットなり、あるいはテレビなりの複数のインフラはおのおの別のラインにしたほうがよい。もしすべてのラインを一種類に統一すると、それが事故で不通になればファックスから電話からメールからすべての通信手段がパーになり外界との通信手段がすべてなくなるのである。なのでリスクヘッジを考慮して、数種類の通信インフラを導入している。つまりあえてラインを統一していないのである。それをやれ「便利だ」とか「安くなる」だとかで自分のインフラの売り込みがうるさいのである。実はこの売込みは、断わっても断わっても電話がくるのである。「前にもお断りしたのですが、3回目の電話ですよ」といっても「さて、担当者はだれでしたっけ? それはうちの社からのお電話ですか?」ととぼけるのである。今度はきちんと社名と担当者聞いて行政処分してもらうようにしよう。

電話案内? その5

2015年08月28日 05時40分49秒 | 日記
 研修医時代である。この厚顔な勧誘員は自分よりも確実に年長である。年上ということでなかなか強く言い出せないことをいいことに、こちらが拒否しているのにもかかわらず「またお電話しまぁ~す」と悪い友達に絡まれたようであった。その後も何回かかかってきたが、交換手の方に「必ず用件と、自分との関係を聞いてそれに答えない人はつながないで」とお願いした。そのうち電話はかかってこなくなったようだ。今ならストーカーにもなるだろうし、ついこの間知ったのであるが、一度断って再度かけてくる場合は、行政処分の対象になるという法律もできたようであるとのこと。ようやくなんとかこの電話攻勢から逃れられると思っていたところ、敵もさるもの引っ掻くものである。手を変えてきたのである。

電話案内? その4

2015年08月27日 06時02分32秒 | 日記
 もし万が一恩師であれば失礼になるのでつないでもらった。「あ~先生ご無沙汰してます。○○でぇ~す」 しまった!マンション勧誘員だ。結局、どこそこのマンションは税金対策でいいですよだとかなんだとかで五月蠅いのである。そしてこの恩師と同じ名前なのが災いして、電話を受けてしまうようなことが何回か続いたのである。結果的に自分はいつも電話口にでてしまうので、この男も「自分は嫌がられていない」と誤解してしまったようである。ある時ついに、こちらもはっきり言った。「あの~まったく購入する気はありませんので、今後電話しないでくれますか?」とお願いした。その男はびっくりしたように「えっ? 興味深くいつもお話を聞かれていたのに・・・、ですか?」と。「いや、興味なんかありませんよ。もう電話しないで下さい」といったら、「ハイ、わかりました。じゃあまたお電話しまぁ~す」といって電話をきったのである。厚顔とはこのことである。

電話案内? その3

2015年08月26日 06時42分37秒 | 日記
 電話勧誘で思い出した。若かりし病院研修医時代である。マンション購入の勧誘電話に辟易していた(今もであるが)。当時、不動産関係の電話はすべて交換台にたのんで取り次がないようにお願いした。その後は、要件や会社名をいわず、名前で電話をかけてくるようになった。そうなるとどこの誰かもわからない、もしかしたら患者さんの家族からかもしれない。電話口に出ざるをえないのである。またとても運悪いことに、珠に仕事上の用件で電話をかけてくる恩師がいたのである。この人は断れない。そしてその先生と同じ名前なのであるが不動産関係の電話勧誘員がいたのである。ある時、この名前の人から電話がかかってきた。交換手は「先生、どうしますか?切りますかつなぎますか?」と怪しげである。


電話案内? その2

2015年08月25日 05時51分17秒 | 日記
 「電話勧誘ですか?」と、相手の商品説明を途中で遮った。するとその男は「えっ勧誘? 違います新商品のご案内です」と言った。でも商品を売りたいんだろう、そうすれば案内(説明)するだけではなく、購入させることを目的としているのだから勧誘にあたるはずである。「でも・・・、そういうのを勧誘というのではないですか?」 「いえっ、ご案内です」と男はどうやら通常の電話での商品売り込みと自分は一線を画しているような言い方をした。でも、どう考えても案内とはいうがその先には購入させるという目的があるのであるから、やっぱりこれは不愉快な電話売込みなのである。「あっ、やっぱり電話勧誘ですね。じゃあ結構です」と電話を切ろうとしたが、受話器を置いて通話が途切れるまで向こうの男は、「いやっ、実はこの新商品は・・・」と、もしゃもしゃ言い訳だか売り込みだかの会話をつづけたのであった。このような禅問答までさせてくれる電話売込みは、普通の電話勧誘よりももっと面倒くさい。まったく潔くないのだ。

電話案内? その1

2015年08月24日 05時58分36秒 | 日記
電話案内? その1
 もう、のべつ幕なしというか、一体どこで調べたのかと、いいたくなるほど電話での商品売り込みが頻回にある。クリニックへの電話は「104で番号調べた」と言われればそれまでである。しかし自宅への夜間の電話勧誘には閉口する。この前、カード会社から夜間に電話がかかってきた。「吉田様でしょうか? 〇〇カードです」  カード会社からの夜間の電話であれば、一体何ごとか? リッピングでカード番号が盗まれたのか詐欺なのかと勘繰ってしまう。ところが内容は違った。「吉田様は生命保険はどうされていますか?」(まったく余計なお世話である)「はっ? 何のことですか?」 「実は弊社では今回生命保険の新商品を発売しまして・・・」 「ちょ、ちょっと待ってください。電話勧誘ですか?」と遮った。

池袋で自動車暴走事故

2015年08月22日 05時55分00秒 | 日記
 先日、池袋で自動車暴走事故が起こった。運転手は医師である。この事故で一人の方が死亡した。何とも痛ましい事故である。どうやら詳細は不明であるが、この医師は痙攣発作を起こしたようである。どうやら抗けいれん薬も服用していらしい。
 別の話しであるが、以前京都の祇園でも癲癇の運転手が暴走して死亡事故をおこしている。今後はこのような持病を持っている人への運転制限や、抗けいれん剤を服用している人への運転制限は厳しくなるかもしれない。

 萩原流行さんの事故もまだ奥様が警察と係争しているらしいが、やはり運転制限のある薬物を服用したうえでのできごとなので微妙だと思うのだが・・・。

高校野球

2015年08月21日 05時55分35秒 | 日記
 今年の甲子園は面白かった。やはり何人かスター選手がいたためだろう。それにしてもなぜ、日本人は高校野球が好きなのだろうか? それは自分の地元の代表が甲子園に行くのであるから高校野球とはいうが、各都市間での「代理試合」みたいになるからだろうか? でもそれなら都市対抗野球も人気が出てもいいはずであるが、あれはあまり盛り上がらないようである。米国人に言わせると「高校生の野球? プロのメジャーリーグのほうがおもしろいに決まっているだろ。なんで高校生の野球にこんなに熱狂するの?」と言う。これはもうお国柄の違いと高校野球の歴史を知らなければしょうがないことである。それにしてももうドラフトが楽しみである。
 しかしながら、高校野球が終わるといつもながら「あ~あ、もう8月もおわりだなー、あー宿題やらなくちゃなー」と落ち着かなくなる。これはいまだに条件反射で感じるのであるが、昔の刷り込みとはおそろしいものである。

名文、失言、四文字熟語 その3

2015年08月20日 06時28分15秒 | 日記
 さて森喜朗さんであるが、その後記者の「今の心境はどうですか?」との質問に、「明鏡止水だよ、きみ・・意味わかるかね?」と記者に逆に質問を返した。この「明鏡止水」という言葉の意味は難しくはない。話はかわるが過去にリクルート問題で辞任した竹下登総理の後釜で「たなぼた式」に総理擁立された宇野さんという人がいた。この人は就任早々女性スキャンダルで叩かれ、その後の参院選では大敗した責任をとる格好ですぐに辞任した。わずか3か月くらいの総理就任期間だったと思う。この時の「今の心境は?」との問いの答えで「明鏡止水」といったことで自分は初めてこの言葉を知ったのである。自分はその時「ああ、この言葉は下手を打った時に自分の穏やかならぬ気持ちを周囲に悟られないようにするための言葉なんだな」と勝手に解釈した。実際の本意はそうではないのであるが、今回森さんがこの言葉を用いたので「あれ? 森さんまた何か事をしでかしたのかな?」と連想してしまった。総理時代から森さんは失言が多かった。森さんは宇野さんが女性スキャンダルで失脚した時、この言葉を使ったのを覚えているのだろうか? 自分だけだろうがこの熟語は何となくイメージがよくないのである。明鏡止水の意味を聞かれた記者も「自民大敗時の宇野さんの言葉ですね?」と答えたなら、きっと森さんは激怒するかもしれないけど、でもこの記者を大物と思うのだが。

名文、失言、四文字熟語 その2

2015年08月19日 05時29分44秒 | 日記
 さてこの意味であるが、自分は、実際の天候の様子を打電したのか、あるいは今後の戦況の苦難さを見越し、天候になぞらえて「波高し」と言ったのだと思っていた。しかしながら実際は、波が高くて敵艦に照準を合わせるのが難しいのであるが、日本海軍はいままで揺れる水面で射撃訓練を積んできた。だから波が高いのはかえって好都合であり、そのようなところでは射撃精度が劣るロシア海軍など怖るに足りずといった自信の表れなのであると今回初めて聞いた。この三番目の異なる解釈はまったくの初耳であった。しかしいろいろな解釈があるものだと感心した。この打電を発した秋山某が生きていたら真偽の所を確認してみたいところである。しかし3番目の解釈がもし「常識」であるなら、自分は常識がないことになる。この「天気晴朗なれど・・・」の言葉自体を知らなかったインタビューアーとかわらないことになるのだが・・・。

名文、失言、四文字熟語 その1

2015年08月18日 06時06分16秒 | 日記
8月1日 東京オリンピック組織委員会会長の森喜朗さんが、クアラルンプルのIOC総会に事後報告に行った。森さんが会場に臨む際にぶらさがりのマスメディアのインタビューが行われ、それがニュース映像で流された。「今日の見込みはどうでしょうか?」と聞かれ「うん、天気晴朗なれど・・・といったところかな? きみ、この後に続く言葉知っているかい?」と記者に反対に質問した。これは日露戦争の日本海海戦の時に大本営に打った打電内容なのである。これは有名な言葉であり自分は「常識」だと思っていた。しかし若いマスメディアのインタビューアーは知らなかったのである。通常の若い人が知らないのはまだ許せるが、この人はマスメディアの人である。これを知らないのではインタビューアーとしてはちと恥ずかしい気もするのであろうが、さて本人はどう感じたのであろうか? 恥として捉えてくれないようでは、彼がどんなにいい取材をして人を動かすような報道をしても、その「程度」かと疑ってしまうのだが・・・。

夏期休暇終了

2015年08月17日 05時46分09秒 | 日記
 さてH27年の夏季休暇も終了し、本日よりまたレフレッシュして診療を再開します。8年前、先代から継承・開業した当初は患者さんも少なく「夏休みなどとったら患者さんが来なくなってしまうんじゃないか?」と不安で心配した時期もありました。でも自分のスタンスとして「どんなに不安であっても夏休みだけはリフレッシュする」と決めていました。なんだか最近ようやく安心して夏休みがとれるまで患者さんも増えてきたようです。当院は地理的に不便なところに位置しています。今後ともますます地域で信頼されるよう努力していくつもりです。
しかし、小学校の頃からそうでしたが、夏休み明けの初日はなんだか気が重いなぁ~・・・(笑)。

H27夏期休暇

2015年08月08日 05時41分12秒 | 日記
 明日8月9日(日)より8月16日(日)まで夏期休暇をいただきます。例年この時期は個人的なことですが自分自身の健診も他院で行います。さてすでに今月1日より長寿健診、福祉健診なども開始しております。まだ受けられていない方は当院の休暇明けにはぜひ健診を受けられるようお願いいたします。また同時に区のがん検診も種々行われております。該当される方は受けられてください。当院、通院中の方も、いつも通院しているからといってもガンの検査をしているわけではありません。区のがん検診を受けてくださるようお願いいたします。それでは8月17日(月)の診療再開までブログもお休みです。

学校からの呼び出し その3

2015年08月07日 05時49分35秒 | 日記
 学校側の「必ず受診させてください」と言う言葉は、たとえそれが素人目にみて軽症で悪化しないようなものであっても、万が一のリスクマネジメントでそう話すよう指導されているのかもしれない。あるいは朝の「おはようございます」のあいさつのように、なかば早退時の「ご挨拶」のように習慣化してしまっているのかもしれない。親にしてみれば「必ずと言うんじゃ、病院につれていくか」ということになる。あまりにも誰が見ても何でもないケガ(ケガすらない場合もあり)では、「え どうしたんですか? なぜ来たの?」と思わず来院の目的を聞いてしまうことも多い。これは大抵の場合「学校で診てもらえと言われた」そうなのである。病院受診させることを何らかの免罪符につかっているのであろうか? まあ、自分が校医をしている小学校からはほとんど「お迎え早退+受診付き」を言い渡されることはないので、きっとこれは養護の先生の能力的個人差なのだろうと思っている。