吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

【機内でマスク拒否】いい機会なので皆さんに知っていただきたい事 その5

2020年09月30日 06時29分58秒 | 日記
某航空会社副操縦士のブログより転載

安全を脅かす人的行為に対する航空業界の断固たる決意をアマくみてはいけません。
「Are you ready? Okay. Let's roll.」
 これは9.11のあの日、ユナイテッド航空93便に搭乗していたTod Beamer氏の録音された最後の言葉です。彼はこの後、ハイジャック犯に立ち向かいました。
 航空業界の歴史は血塗られています。事故の犠牲者の血で真っ赤に染め上げられているのです。今日、我々が今の安全水準で航空機を運航できるのは、過去の事故から学び、それを繰り返すまいと先人が努力してきたからであり、その礎は間違いなく犠牲者のご遺体によって支えられています。 亡くなった方の痛み、ご遺族の無念。
 航空業界で働く我々現役の人間が、それらを無駄にするようなことは決してあってはなりません。 イチミリでも機内の安全を脅かすようなマネをすれば、我々は容赦しません。安全で楽しいフライトにするためには、お客様のご協力が不可欠です。
 何卒、よろしくお願い申し上げます。

【機内でマスク拒否】いい機会なので皆さんに知っていただきたい事 その4

2020年09月29日 06時24分42秒 | 日記
某航空会社副操縦士のブログより続き

(マスクをつけないことで他の乗客とトラブルになり途中降機させられた人のSNS投稿)
 「MM126便(9月7日釧路ー関空)においてマスク着用拒否により途中降機を強いられた乗客です。ピーチ社との見解の相違、事実誤認に基づく不正確な報道に対して、こちらの見解をご説明すべくアカウントを作成しました。宜しくお願いします」
— マスク未着用途中降機乗客 (@mask_passenger) September 8, 2020

 ピーチは損害賠償請求も検討している模様。
ちょっと、見守っていきたいですね。

 なぜ機内でのルールはここまで厳格なのか
 それはひとえに9.11の影響でしょう。もちろん、9.11以前にも機内においては機長に大きな権限が与えられていました。しかし、あの事件が現行のテロ対策に大きく影響していることは間違いありません。あんな悲劇は二度とゴメンなんです。

【機内でマスク拒否】いい機会なので皆さんに知っていただきたい事 その3

2020年09月28日 06時31分27秒 | 日記
某航空会社副操縦士のブログより
*持論は地上でふりかざそう
 とはいえ、やっぱり腹がたつこともありますよね。そんな時は、思い出してほしい方がいらっしゃるんです。そう、堀江貴文氏です!

(彼のこの事件でのツイッターより)「結局マスクはクレーマー対策ってことがよくわかった。ほんとJALクソ対応。もっと考えた方がいい。座席に前向いて黙って座ってるだけだったらなんの問題もないのにちょっと息苦しくてずらしただけで鬼の首をとったように注意されてマジ苦痛」
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) August 11, 2020

 氏のように、機上では指示に従い、地上にて持論をふりかざせばいいわけです!機内では大人しくし、のちにSNSでdisるという氏のこの対応はなかなかイケていると思います。まぁ、一度捕まってますからね。もう拘束とかされたくないでしょ?(笑)
  ちなみにピーチでマスクを拒否した男性はツイッターアカウントを開設しています。ご本人なんでしょうね、多分。

【機内でマスク拒否】いい機会なので皆さんに知っていただきたい事 その2

2020年09月26日 05時52分31秒 | 日記
(某航空会社副操縦士のブログより 続き)
 ここまで読まれた方の中には、人前で縛り上げられ糞尿垂れ流しの刑に処せられるなんて人権侵害では?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
 確かに、ヒドいですw
 地上でこんなことしたら、アムネスティーインターナショナルの皆さんにドヤされることでしょう。
 しかし、機内ではオッケーなんです。なぜなら、会社の規定にそう書いてあるから。その会社の規定は各国の航空法に基づき承認されたモノであり、国際航空運送協会のルールに準拠しています。つまり、圧倒的に合法なんです。
 降機させられた後、シベリアの中心で幾ら人権侵害を叫んでも恐らくどうにもなりません。地上と機上ではルールが違うんです。安全を守るため、機内ではある意味治外法権が成り立っているといっても過言ではないでしょう。

【機内でマスク拒否】いい機会なので皆さんに知っていただきたい事 その1

2020年09月25日 05時13分24秒 | 日記
(某航空機副操縦士のブログより全文引用) 2020年9月10日

 ども、9月に入って再び仕事が激減している安西です。
 さて、先日ピーチの機内でマスク着用を拒否した乗客が、緊急着陸の末降機させられるという事例が発生しましたので、ちょっとソレについて書いてみます。

 マスク云々はさておき、機内ではいい子にしよう!
 あのですね、マスクが非科学的とか機内は換気されてるからダイジョブだとか色々ご意見あるのはわかるんですけど、ハッキリ言ってどうでもいいです。
 大事なことは、とにかく機内ではいい子にしてましょう!ということ。
度が過ぎると拘束されます。
 会社によっては、拘束されているあいだトイレにすら行かせてもらえません。どんだけ許しを乞うてもムダです。お水だけはCAさんにストローで飲ませてもらえます。客席で手足を縛られて糞尿垂れ流しながらCAさんにお水飲ませてもらってる姿、SNSで拡散されたいですか?
 まぁ中にはそういうのが好きな変態様もいらっしゃるかもしれませんが、こんな風に拘束されたら空港に到着後警察に引き渡されるんですよ。
 日本の警察ならまだいいのかもしれませんが、ロシアあたりに緊急着陸されて現地警察に突き出されたあげく、航空会社から1,000万円以上の損害賠償請求されたいですか?
 アナタの主義主張にそこまでの価値あります?

さてシルバー・ウィーク終了

2020年09月24日 06時07分50秒 | 日記
 シルバー・ウィーク終了しました。高速道路の渋滞はまったく例年通りのものに戻りました。都民も大移動して帰省や行楽に行かれたのでしょう。ちょっと前、東京都民が他県へ行くと白い目で見られたり、入店お断りなんて張り紙のある店もあったようですが、今回はどうなんでしょうか? 帰省先や行楽地の店は「もろ手を挙げて歓迎」しているのでしょうか? あの時と今では、なにかコロナ感染形式に違いがあったのでしょうか?
 答えはNOです。簡単な法則は最初から変わっていません。人が動かなければ感染はしませんし、このシルバーウィークの人出みれば2週間後に第3波は絶対来るはず。そして秋口になればインフルエンザの季節です。これで発熱してもみんな医療機関に来ます。これでコロナも同時流行では医療崩壊はまた来るでしょう。コロナ・ワクチンの効能もいまだ定かではありませんが、少なくともそれができるまでは継続して外出規制していないと日本は沈没するとおもうのですが。

ピーチ機が緊急着陸…マスク拒否男性乗客の大きすぎる代償 その5

2020年09月23日 06時02分50秒 | 日記
 「マスク着用は義務じゃないとか言ってマスクを固辞したやつが席移動もしないで、逆に周囲のマスクしている俺たちのほうが何故移動させられるんだ」と思うのは当然だし、彼の高邁な主張も受け入れられるわけはない。新潟で途中降機させられるときに周囲からの拍手は当然出るだろう。
 その後、いろんな報道(本人のインタビューも含め)きいたが「(大人数が拍手したという)同調圧力が怖い」とこの人は言っていた。でも「同調圧力」なんかじゃない。公共の場で自分の都合ばかり主張して、その結果周囲の他人に迷惑をかけているのである。残念ながら「義」はあなたではなく、周囲の大衆にある。
 ここまで自己中心的な人は公共交通機関利用は無理である。それでも公共交通機関を利用したいのなら、まずどうやったら社会生活を円滑に送れるかという協調性を考えてほしい。公共の場においてはまず他人に迷惑をかけてほしくない。あの人の行動が是ならば公共交通機関は動かなくなる。その方が怖い。マスク義務化にするかどうかなどという議論は別の次元でやってほしい。

ピーチ機が緊急着陸…マスク拒否男性乗客の大きすぎる代償 その4

2020年09月19日 06時18分54秒 | 日記
 賛否両論あるようだ。自己主張は大いに歓迎。しかしそれは地上で行うべき。主張する時と場所を考慮してほしい。たぶん他の乗客・係員はあの方の主張に納得してない。機内では2時間半「あの人のせいで遅れさせられた」という事実しかない。
 志らくが自分の番組で言っていた。「面倒くさい人だ」と。確かに面倒くさい人である。自分が自己主張をする場所をわきまえていない。周囲に多大な迷惑をかけつつ自己主張を続けるのでは誰にも理解されない。子供が往来の激しい路上で「飴ほしい」と駄々をこねているようだ。公共交通機関なのだからマスクしたらスムースに事が運んだでしょう。健康上の理由で(それもほとんどあり得ないと思うのだが)マスクダメというならCAのすすめる「席移動」で広い席に行けばよかった。それにもかかわらず「私は正当。席を動く気はない」と我を通し、結局周囲の乗客が席を移動させられるはめになった。そうなれば当然周囲の乗客の怒りを買うのは当たり前。
 学校の通信簿には「我が強い 独善的 協調性がない 自己主張が強すぎる 周囲の空気が読めない」などという文言がかかれるのだろう。大昔の学校教育は、全体主義で生徒の個性は封殺された。その反動で以後「一人ひとりの個性を伸ばす」なんてことになったんだろうが、今度は行き過ぎで自己主張を続け周囲と協調しないことを個性と勘違いする生徒が育ってきたのだと感ずる。

ピーチ機が緊急着陸…マスク拒否男性乗客の大きすぎる代償 その3

2020年09月18日 05時31分10秒 | 日記
 乗り合わせた客や航空会社にとっては、迷惑な話だ。同社の広報担当者に「法的手段は検討しているのか」と尋ねた。
「あらゆる可能性や選択肢を検討しています。一般的に考えても、臨時着陸となると余計な経費がかかります。皆さんにマスクの着用をお願いして、お持ちでない方にはお渡ししています。健康上の理由などで着用できない方は席を移動していただくとか、柔軟に対応しています」
 同社は損害賠償をいくら請求でき、男性はどんな罪に問われるのか。山口宏弁護士がこう説明する。
 「東京~大阪間を飛行する場合、大体400万~500万円の経費がかかります。釧路からなら、少なくともその倍です。日本の損害賠償はあくまで実損害をカバーするという考えです。今回の場合、新潟空港へ着陸時と離陸時の燃料代が余計にかかり、上昇時にはより多くの燃料が必要になります。空港着陸料、施設使用料、機体整備費、新潟空港のスタッフの人件費などを考えれば、ざっと1000万円近くいくのではないか。刑事では航空法違反にあたる可能性があり、威力業務妨害罪も成立します」
 マスクを拒否しただけで、ネット上で顔をさらされ、罪に問われ、とんでもない代償を払うことになりそうだ。

ピーチ機が緊急着陸…マスク拒否男性乗客の大きすぎる代償 その2

2020年09月17日 05時57分39秒 | 日記
 CAが「周りのお客さんが気にされています。1列空いているところがあるので」と頭を下げても「席の移動はしません」と応じず、「乗務員の指示に従わない場合はそのまま降りて下さい」という通告にも、「それは無理です」と頑として動かなかった。
 結局、周囲の乗客を別の席へ移動させ、43分遅れで出発した。離陸後も男性は他の乗客と口論となり、乗務員に対しても「非科学的だ」「要請するなら文書を出せ」と恫喝し、ワーワー騒ぎ続けたため、機長が「安全阻害行為」と判断。乗務員を通じて警告書を手渡し、男性は機長の命令に応じて新潟空港で降り、目的地まで自費で移動するハメになった。機内には124人が乗っていて、約2時間15分遅れで関西空港に到着した。

ピーチ機が緊急着陸…マスク拒否男性乗客の大きすぎる代償 その1

2020年09月16日 05時49分22秒 | 日記
 2020年09月12日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
 マスク着用を拒否した男性は、「安全阻害行為」の警告書を出すと告げた客室乗務員(CA)を挑発。臨時着陸した新潟空港で機内からつまみ出された。7日昼すぎ、北海道釧路空港を発った関西空港行きのピーチ・アビエーション機で、乗客の男性がマスクの着用を拒否し、機内で大声を上げて他の乗客と揉め、CAを威嚇した。
 きっかけは、男性が別の乗客から「何でマスクをしていないのか」と声を掛けられ、言い争いになったこと。ネット上では男性と乗務員のやりとりがアップされている。
男性はCAからマスクを着用するか、席の移動を求められると、「券はちゃんと持っているわけですから、問題はないはずです」と反論。


「俺コロナ」店員にせきした男に有罪判決 名古屋地裁 その2

2020年09月15日 05時58分01秒 | 日記
 自分がコロナだと偽って従業員の反応をみたり業務を妨害したとして有罪となったもの。確かに今の世の中、当然と言えば当然の判決。
 一方、コロナで隔離収容中の患者が病院から脱走し、いろいろな所へ立ち寄り、あるものはタクシーに乗車したり、また温泉施設で入浴したりする事例が見受けられる。
 こちらは「虚言コロナ」ではなく「真正コロナ」である。嘘をついて従業員を動揺させるのではなく、自分がコロナに罹患していることを隠し、だまってタクシーに乗車したり温泉施設で入浴したりするのである。こちらのほうが感染拡大させるということで罪は重いはずである。でもこれを裁く法律がないというのである。
 「未必の故意」が適用されないのかと思うのだが。悪質度から言えばこちらの方がかなり悪質。法整備を願いたいものである。

「俺コロナ」店員にせきした男に有罪判決 名古屋地裁 その1

2020年09月14日 05時52分33秒 | 日記
 2020年08月12日 15:55 朝日新聞デジタル
 名古屋市内のドラッグストアで3月、「俺コロナなんだけど」などと言って店員に向かってせきをしたとして、威力業務妨害罪に問われた無職中山浩一被告(49)=同市天白区=の判決公判が12日、名古屋地裁であった。西脇真由子裁判官は懲役1年4カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。判決によると、中山被告は3月25日午後1時ごろ、同市天白区のドラッグストアで店員に「俺コロナなんだけど」「俺陽性」などと発言してせきをし、店内の消毒作業をさせて業務を妨害した。西脇裁判官は「店員の反応を見たいと思い、冗談のつもりでこれらの発言をしたという動機にくむべきものはない」と指摘。一方、店側に被害額を弁償したことなどから、執行猶予付きの判決とした。

調理中のゴム手袋は清潔?不潔?

2020年09月12日 05時33分31秒 | 日記
 最近、感染防止のためなのか衛生管理なのかは知らないが、調理中に手袋をしている店が多い。カウンター席などでは調理済みの食事が手袋されたままの手で把持されて目の前に置かれるのである。素手ではなく手袋をする目的はなんであろうか? 素手で食材に触らないということが衛生的だと思っているのであろうか? 
 でも手袋するしないで衛生管理ができているかどうかが決まるわけではない。手袋をしていても、長時間手袋をして、いろいろな所に触れて、そのままであれば手袋表面は汚染されている。一方、素手での調理でも一作業ごとこまめに手洗いをすれば衛生状態は保たれるである。
 むしろ手袋をしたら一作業ごとに手袋を交換しないかぎり衛生的には不潔状態なのである。この概念が理解できなければむしろ手袋調理は不潔であり危険であるのでやめてほしい。
 たぶんほとんどの手袋着用者は一作業ごとの手袋交換や手袋の手洗いなどしていない。こちらの方が不潔極まりない。

武漢ウイルス

2020年09月11日 05時31分59秒 | 日記
 この表題の言い方はC国が嫌がる表現である。
 明治時代、全世界で勃発していたインフルエンザだが戦時下のため各国では情報公開しないところ、スペインだけが正直に感染を報告したので「スペイン風邪」と不名誉な名前が残ってしまったのである。C国はこの名前が歴史に残るのを恐れているのだろう。でも武漢発生は間違いないのでこの表現で残ってほしいのであるが。
 さて武漢(WUHAN)であるが、W:wash your hands(手を洗う)、 U:use mask(マスク使用)、 H:have temperature checked(体温計測)、 A:avoid large crowd(大人数を避ける)、 N:never touch your face with uncleaned hands(洗っていない手で顔に触らない)
 このように覚えておこう。
 また「三密」じゃなくて「「しゅうきんぺい」はダメ!」と覚えるように。(集:大人数での集合、 近:近接した距離、 閉:閉鎖空間)